まえがき

様々な言語を調べているうちに
言語の誕生した時期や小話などの情報がたまってきたので
いくらかまとめてみました。

誕生日に関してはリリース日、開発着手時点、草案段階など
いつを基準にするかが曖昧となっていたり
また史実を追いきれていないところもあります。

あくまでもふわっとした内容である事を前提にお読みください。
※記事中の年齢は2018年現在の推定です。

HTML

誕生日:1989~1990年頃(推定28~29才)

スイスのCERN研究所にて産声を上げる。

もともと研究者達の
論文が散らばりすぎてわけわからん問題
を解決する救世主として誕生した。

現在ではWEBでお馴染みとなり
一般の人でさえ名前くらいは聞いたことがあるというほど市民権を得ている。
気がつけば世界の情報をお届けする第一人者へと成長を遂げた。

CSS

誕生日:1994年~1996年頃(推定22~24才)

HTMLと同じくCERN研究所で産声を上げた。

基本的にいつもHTMLにくっついており
HTMLをメイクして綺麗にするのが主な仕事である。

CSSはHTMLと比べて、いまいち人気もでず、パッとしない存在であったが
2001年、世の中のブラウザがCSSをサポートするようになると世間が注目し始め
今ではオシャレのみならずアニメーションもこなせる売れっ子へと成長した。

JavaScript

誕生日:1995年頃(推定23才)

JavaScriptは最初、ブラウザのお供として誕生した。
幼名は「LiveScript」、後に「JavaScript」へと改名された。

JavaScriptの開発元とJavaの開発元(現:オラクル)は当時業務提携していたこともあり
その際人気を誇っていた「Java」の名を授かったようだ。
そのためJavaScriptJavaとよく間違えられる運命を背負うことになった。

「JavaとJavaScriptはまるで関係がない!」という話題も見かける事がある。
たしかにプログラミング言語としての関係はないが
「親戚のおじさんの名前を頂いた」くらいの関係はあると言える。

またJavaScriptは微妙に違う亜種生命体が存在し
長年にわたり開発者を苦しめてきたという過去を持つ。

そんなJavaScriptだが、その有用性や可能性に注目され
近年ではブラウザから外の世界へと活動範囲を広げ注目を集めている。
個人的には現在一番Hotな言語である。

PHP

誕生日:1994年頃(推定24才)

CSSと同じ時期に産声を上げたPHP。
もともとは生みの親であるラスマス・ラードフのお手伝いさんという立ち位置だったが
1995年6月頃より広い世界で活躍していく事となった。

PHPは名をFI(Forms Interpreter)に変えたり、PHP/FIと名乗ったりしながら成長を告げ
1998年頃~2000年代前半にかけてかなりの人気を集めていた、
しかしいつしかPHPはダメな子、PHP使いはPhperとバカにする風潮が現れ
今ではRubyやPythonといった同期に人気を奪われつつある。

Ruby

誕生日:1993年2月24日(25才)

PHPの後に出てきたようなイメージがあるが実はPHPよりも1才年上。
生みの親はまつもとゆきひろ氏でありRubyというハイカラな名前だが日本生まれである。
そして方言が多い。

そんなRubyだが、2012年4月2日、Rubyが19才になった頃
日本生まれで初めて国際規格(ISO/IEC 30170)に認められたエリートでもある。

Rubyのライバル的な存在としてPythonがいるが

「Matz(まつもと) が Python に満足していれば Ruby は生まれなかったであろう」

と公式のリファレンスの用語集で言及されているらしい。
Rubyとしては複雑な気持ちかもしれない。

Python

誕生日:1991年頃(推定27才)

これもまたPHPの後っぽいイメージがあったが
PHPより3才、Rubyよりも2才ほど年上だ。
シンプルでとっつきやすく、沢山の人から好かれるのも納得な存在である。

真面目な優等生タイプできっちりかっちりしているが
誰とでも分け隔てなく、変わらず接してくれる
そんな優しさを持っている。

幅広い分野で活躍できるポテンシャルを秘めているが
数学・統計・解析といった理系分野での活躍が目立っており
近年流行りのディープラーニングなどAIの開発で特に人気を獲得している。

Perl

誕生日:1987年12月18日(30才)

ここ最近では見かける事もなくなったPerlは30才である。
生みの親であるラリー・ウォールは妻の名「グロリア」にちなんだ名前を付けようとしたが
会話するときに紛らわしいという理由で却下。
新約聖書のどっかにある「高価な真珠」にちなんで「Perl」と名づけることにした。

もともと、Perlはあるシステムのレポート作成専用作業員として誕生したため
テキスト処理に長けているという特徴を持つ。

改良が重ねられ、Perl大人気、WEB CGIなど
あちこちで引っ張りだこになる一時代を築くものの
元々がテキスト処理用の言語だったため、後に現れた

  • WEBに特化したPHP
  • シンプルでとっつきやすいPython

といった後輩に人気をかっさらわれてしまった。

C言語

誕生日:1972年頃(推定46才)

C言語が誕生すると、C言語はプログラム開発の中心的存在、カリスマとなった。
46才という言語としては比較的高齢ではあるがまだまだ現役で活躍していたりする。

プログラミング初心者が、何からやればいいかわからないと質問すると
「とりあえずCやっとけ」
「Cやっとけばなんでもわかる」
といった返答が返ってくることがある。

事実、基礎からしっかり学ぶには良い言語と言えるが
目に見える成果がわかりにくい、ポインターの壁を越えられないなど
志半ばで挫折するプログラマーが後を絶たない。

またC言語を学ぶ利点は「プログラムの基礎やコンピューターの構造が身につく」という所にある
プログラマーとしてはしっかり学んでおきたいところではあるが
とりあえず早くサービスを作りたいという人はもっとナウい言語を選択するべきだろう。

C++

誕生日:1983年頃(推定35才)

C言語の誕生から約10年とちょっと、C言語のレベルアップ版としてC++が誕生した。
年齢が私と近いせいか、私もC++が好きである。
C++の幼名は「C with Classes」といい、後に「C++」と改名、現在もその名で呼ばれている。

特にゲーム分野ではC++の活躍はいまだに大きいのではないだろうか
スマホ向けのゲームはUnityを使ったC#による開発がほとんどと思うが
PCゲームや家庭用ゲーム機などのハイエンドなゲーム開発においてはC++の出番と言えよう。

2017年12月に標準規格 「C++17」が発行され、2020年に「C++20」が発行予定である。
今後もまだまだ現役、人も言語も死ぬまで働く時代の到来を予感させる。

Objective-C

誕生日:1983年頃(推定35才)

C++と同い年であり、C言語のレベルアップ版としてObjective-Cが誕生した。
それだけ聞くとC++と似たような存在ではある、しかしObjective-Cはマイナーであった。

かの有名なスティーブ・ジョブスに目をつけられた事で
近年までmacOSやiOSが仲良くしてくれていたが
その立場も最近登場したSwiftに奪われ、今後は姿を見なくなる予感しかない。

C++との関係は同じ親から生まれたようなものだが
C++「俺はC言語をもっと良くしていく!そして奥義オブジェクト思考をマスターしてやるぜ!」
Objective-C「私はあくまでC言語よ、それでもオブジェクト思考を私のものにしてみせるわ!」
というような感じで、同じ方向を向きつつも、進んだ道が異なる二人である。

またObjective-Cは見た目も独特であり
C++に「俺の親はC言語だ」と言われれば皆納得できるだろうが
Objective-Cに「私の親はC言語よ」と言われても誰も信じないだろう。

Java

誕生日:1990年12月頃(27才)

1990年12月、Javaという新たな命が育ち始める。
実際に世の中に姿を出したのは1996年とずいぶん経ってからの事であった。

Javaは様々な環境で活動できるフレキシブルさをもっており
宇宙空間でも活動できるフリーザのような存在である。
いろいろ問題も抱えているが、何だかんだあちこちで活動している。

また近年異変が起きた。
Java「ホホホ、2018年9月以降、私のサポートを受けたければお金をお支払いしなさい」
(実際言ってるのはJavaの開発元であるOracleだが)

今まで吸っていた空気を突然有料化されるような気分である。
現時点でどうなるか確定はしていないものの、今からJavaをやるメリットは薄いといえよう。

C#

誕生日:2002年4月頃(16才)

16才、まだ高校1年生くらいだがこいつは優秀だ。

名前からC、C++の後継のように思われる事もあるがそうでもない。
C、C++やJava、Delphiといった様々な言語からいいとこ集めて
最強の戦士を作ろうという感じの存在で、実際なかなか使い心地がいい。

マイクロソフト出身で、WindowsアプリなどWindows環境ではとても優秀だが
Windowsの外では突然口ごもってしまう内弁慶なタイプである。

しかし数年前からUnityでC#を使ったゲーム開発が増えており
スマホゲーム開発の分野ではC#の存在は大きいと言えるだろう。

Kotlin

誕生日:2011年7月20日(6才)

Android界隈で最近話題のKotlinちゃんである。

Java先輩の後継ともいえる存在で、KotlinはJavaと同じ場所(JVM)で活動できるうえ
Javaよりもスマートでセキュアな存在である。

それに対してJava先輩は過去のしがらみにとらわれており
変わりたくても変われないところがある
捨てたくても捨てられないものがある
そしてお金も欲しがるし、離れようとしても離してくれない。

そんなJavaに嫌気がさしているユーザーも多く
今後Javaの人気はKotlinに奪われて行くことになるだろう。
(ただしJavaから逃れられるかは別)

KotlinのライバルはむしろSwiftである。
現時点ではSwiftの人気には到底及んでいないようである。(Google Trend調べ)

Swift

誕生日:2014年頃(推定4才)

今回紹介する言語では最年少である。
実際には2010年頃から誕生の兆しがあったが、一般に存在が発表されたのは2014年の事であった。

SwiftはmacOSやLinuxでの活動がメインであり
Objective-Cに置き換わる存在として誕生した。
しかし一部のObjective-C信者には嫌われているようである。

今後Androidアプリの開発言語として採用されるとなった場合
Swiftがスマホアプリ開発の標準言語となる可能性を秘めており
幼いながらに将来性を感じさせる言語である。

おわり

改めて年齢にしてみると、みんな若いなと実感。

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