パスワードマネージャーは現代人に必須とも言えるサービスでしょう。一方で、Appleが提供するiCloudキーチェーンやGoogleのパスワードマネージャーなど、世の中には無料かつ、特段準備することなく使えるパスワードマネージャーが大量にあります。使ってみないと価値はわからないなと言いたいので、書きます。
この記事では
- パスワードマネージャーの重要性と現状
- 1Passowordのメリット・デメリット
- 学割で1Passwordを使えるよ(お得な話)
について感じたことをまとめます。アフィリエイトとかではないのでご安心を。
パスワードマネージャーの重要性と現状
パスワードマネージャーとは?
そもそも、パスワードマネージャー(PM)はID、パスワードなどの機密情報を暗号化し、保存するツールです。また、最近の機能ではベンダーがダークウェブの流出ファイルを確認することで、ユーザの保存したパスワードが流出していないか確認したり、脆弱なものを警告する機能もあるなど、各社が工夫しさまざまな機能を追加しています。
機能はおおよそ2つの目的に分けられるでしょう。
- 堅牢な認証方法を促す機能
- 堅牢なパスワードを生成し、自動入力する
- パスキーを保存し、自動入力する
- OTPを登録し、自動入力する
- 堅牢な認証方法を管理する機能
- パスワード、パスキーなどをOSや端末を跨いで共有する
- 漏えいした認証情報を検知する
パスワードマネージャーの現状
電通総研が引用しているProofPoint社の2022年の調査によると、パスワードマネージャを利用している人は、世界で21%、**日本では19%**にとどまっているようです。また、日本ではパスワードのつかいまわしの傾向が多いことも指摘されています。
https://solutions.ss.dentsusoken.com/blog/security-password
一方で、Chromeのパスワード管理機能を利用している人は、日本は世界に比べてわずかに割合が高いようです。
パスワード管理ツールの欠点
利用率の高さについて、どうこう言うつもりはありませんが、Chromeのパスワード管理ツールが高いのはその手軽さが理由でしょう。多くのChromeユーザはGoogleChromeを同期するので、自動でパスワードは全ての自分のデバイスで利用できますし、複雑なログインや環境設定も不要です。
一方でこんなデメリットもあります。
- MFAに対応していない(ID/PSの保存のみ)
- 他人のデバイスでログインした場合に容易に閲覧される
自分は特に最後のが危険だと感じており、(そもそも他人のデバイスにGoogleアカウントでChromeにログインするなという話ではありますが、、、)何度も、これパスワード漏れるよな。Chromeからアカウント消しといてあげよう。ということはありました。
パスワードマネージャーのすごいところ
パスワードマネージャーは管理ツールのデメリットを解消します。
- MFAに対応(パスキー、OTP)
- 定期的にマスターパスワードが要求される(頻度にはよるかもしれない)、そもそも他人のパソコンで1Passwordをダウンロードしてログインするという愚かな行為をするのはめんどくさい
1Passwordのメリット・デメリット
電話。鍵。財布。1Password。今日の世界の新たな必需品です。パスワード、金融口座、クレジットカードなどを保護、使用、安全に共有できます。
1PasswordはLinux,Mac,Windows,iOS,Android,CLIなど、クロスプラットフォームに対応したパスワードマネージャーです。
1Passwordのメリット
- 自動入力がMFAに対応している(パスキー、OTP)
OTPをいちいち、GoogleAuthenticaterを開くのはめんどくさいのでありがたいです。パスキーもクロスプラットフォームで利用できるのが便利ですね。 - CLIでも利用できる
シェルからSSHを行う際も、指紋認証で利用することができます。 - SSHなどの鍵情報も登録できる
クレジットカードなどが登録できるものは多いですが、パスポートやAPIキー、秘密鍵など全ての情報を管理できる、CLIでも利用できる機能は重宝しています
1Passwordのデメリット
- 高い、年間で5000円以上する(35.88$/y)
デメリットは圧倒的に値段でしょう。自分も高いことが理由で使っていませんでした。 - OS標準のパスワードマネージャとは異なり、インストールが必要
- システム障害で稀に使えなくなる
2025年10月23日に発生したAWSのus-east-1の障害では1Passwordにログインできない状態が続いており、大変困りました。
学割で1Passwordが1年間無料になるよ
自分もこれを利用して初めて見たのでご紹介しておきます。(1Passwordのプロモーションではありません。)
https://1password.com/jp/developers/students
Githubの学生認証を利用することで、Github Proに加えて、1Passwordが利用できます。よければ使ってみてください。