はじめに
Azure AI Engineer Associate(AI-102)取得に向けた勉強でまとめた内容を本記事では投稿しています。
試験範囲の内容を私が勉強していく中で、
・忘れてしまっていた内容
・他の知識と絡めて理解した方が良い内容
・Microsoft Learnの読解に苦戦した内容
などをできるだけ分かりやすく簡潔にまとめることを意識しています。
Azureの勉強を一から始め、AI-102取得を目指している方の参考になれば幸いです。
※本記事の内容が必ず試験に出るわけではないこと、ご注意ください
※勉強しながら投稿しているため、追加で学んだことがあれば随時投稿内容を更新します。
試験対策のまとめ
Azure Cognitive Search
Web、モバイル、エンタープライズアプリケーションにリッチな検索体験を組み込むためのクラウド検索サービス
ユーザー所有のコンテンツやインターネットから分離されたコンテンツに対する検索に有用
検索サービスの機能
インデックス作成
コンテンツをJSON形式で検索サービスに取り込むプロセス
- インデクサー:Azureデータソースからのデータの取り込み/取得を自動化
- スキルセット:下記などによりデータを抽出し検索できるようにする
- Azure AI Serviceで提供されているAIサービス
- Azure Machine Learning内で作成
- カスタムAIを組み込んだAzure Functions
- AIエンリッチメント:拡張機能
- 生の形式でフルテキスト検索できないコンテンツに対する機械学習モデルのアプリケーション
- 使用目的例
- 多言語検索に翻訳と言語検出を適用
- エンティティ認識を適用して、大きなテキストのチャンクからエンティティを抽出
- キーフレーズ抽出を適用して、重要な用語を識別して出力
- 光学式文字認識(OCR)を適用して、バイナリファイル内の印刷されたテキストと手書きのテキストを認識
- 画像分析を適用して画像コンテンツを記述し、説明を検索可能なテキストフィールドとして出力
- フィールドの使用方法を制御するインデックス属性
名前 日本語訳 説明 retrievable 取得可能 フィールドを検索結果で返すことができるかどうかを示す
= カテゴリフィールドを検索結果に含めることが可能searchable 検索可能 フィールドがフルテキスト検索可能で、検索クエリで参照できるかどうかを示す
= ユーザーがカテゴリフィールド内を検索可能filterable フィルタリング可能 クエリで $filter
フィールドを参照できるようにするかどうかを示す
= 値に基づいてドキュメントを含めたり除外したりすることが可能sortable 並べ替え可能 式で $orderby
フィールドを参照できるようにするかどうかを示す
=ユーザーがフィールドで並び替え可能facetable ファセット可能 ファセットクエリでフィールドを参照できるようにするかどうかを示す
= ユーザーはカテゴリに基づいてドリルダウンフィルタリングを実行可能
クエリの実行
検索可能なテキストがインデックスに投入された後に実行可能
クライアントアプリが検索サービスにクエリ要求を送信して応答を処理
すべてのクエリはユーザーが制御する検索インデックスを介して実行
- セマンティック検索:拡張機能
- 検索結果の処理に言語理解を使用
- 最も意味の関連性が高い結果が上位に昇格
- 参考
次の試験対策のまとめ
- AI-102試験対策のまとめ「Azure Cognitive Search②」
学習内容をまとめたページの一覧