部署から一人の先輩エンジニアの方が新規事業へと旅立たれた

というわけで、その方の案件を引継ぐにあたり、今まで作業されてた環境に自分が入れるようにする必要が出てきたので、入れるようにしましたっていうお話です。
ケーブルとか色々繋げてキーボードを3台使用してカタカタするのはなんかアニメや映画によくいるエンジニアっぽくて楽しかったです。ザッツ厨二！！

準備するもの

モニター　　　　　　　　1台
LAN接続用のハブ　　　　1個
LAN to LAN ケーブル　2本
LAN to USB ケーブル　1個
DVI to DVI ケーブル　1本

ターゲット

先輩のデスクトップ本体

接続接続ゥ！！！

手順1

デスクトップ本体とモニターにDVI to DVI ケーブルを接続。これでモニターでデスクトップ本体の中身をGUIで見れます。

手順2

デスクトップ本体にハブを一本めのLAN to LAN ケーブルを使って接続

手順3

ハブから伸ばしたもう一本のLAN to LAN ケーブルに対してLAN to USB ケーブルを接続させ自前のMacへ繋げる

こういう管だらけになる環境、とてもいいと思います。テンション上がりますね。もっと管だらけにしたいです。

なり変わる準備

rootアカウントへログイン

rootユーザーへのアクセスは上司エンジニアに教えてもらいました。

使用OS

CentOS6.9

ユーザー作成

rootユーザーでログインしたら、ここから、ターミナル作業です。

＊使用している名前は、仕事で実際に使っているものではありません

# useradd nedward

作ったユーザーをwheelグループに追加します。

CentOSではsudoの実行権限をユーザーが使用できるようになるグループがwheelになっています。

# gpasswd -a nedward wheel

sshできるようにするためのポート開放などの設定です

# vi /etc/ssh/sshd_config

こんな感じで、コメントアウトされているはずなので、取っ払ってください。

変更前

17 #Port 22
18 #AddressFamily any
19 #ListenAddress 0.0.0.0
20 #ListenAddress ::

変更後

17 Port 22
18 #AddressFamily any
19 #ListenAddress 0.0.0.0
20 #ListenAddress ::

rootログインをさせないようにする

同ファイルに下記のような記述があるのでこれをコメントアウトして後にnoに変更します。

変更前

38 #PermitRootLogin yes

変更後

38 PermitRootLogin no

pam_wheel.soを有効化

このモジュールを有効化しないとwheelが機能しないので、こいつも設定します。

# vi /etc/pam.d/su

変更前

6 #auth            required        pam_wheel.so use_uid

変更後

6 auth            required        pam_wheel.so use_uid

ssh認証

鍵の作り方はこちらを参照
認証鍵の作り方

今回は既に作ってある自分の公開鍵の中身をコピーして、ssh先のauthorized_keysにコピペしました。

# vi /.ssh/authorized_keys

開いたところでコピーしてください。

Selinuxの無効化

最近のはデフォで無効化されているので、大丈夫でした。

sudoersを設定

作成したnedwardユーザーがスーパーユーザーになれるように、設定をします。

$ visudo

変更前

# Same thing without a password
# %wheel        ALL=(ALL)       NOPASSWD: ALL

変更後

# Same thing without a password
%wheel        ALL=(ALL)       NOPASSWD: ALL

いよいよssh

自分のMacからsshを開始します。

$ cd .ssh

$ ssh nedward@**********

ちなみにCentOSのIPは下記コマンドで調べられます。

$ hostname -I

sudoになって、その後に先輩のユーザーに成り代わる

$ sudo su -

$ su - 先輩のユーザー名

ちなみに作成されているユーザーは下記コマンドで調べられます

$ ls /home

完了です。これでプロンプトがターゲットのユーザー名に変わっていれば、無事、なり変わることができたという感じです。

さぁ、環境の調査だ

ようやく、世界への入り口を開けた私、ここから先輩の開発環境を調査していくぜ！！
私の戦いはここからだ！