【自分とこの環境下におけるGit & GitLabレクチャー】
独自ルール:多人数開発のためのGitLab・タグ・ブランチにてブランチが使えることが前提.
多人数で一つのプログラムを作成・修正していく際に,作成分・修正分をメインブランチに取り入れてもらうことをMergeといい,「取り入れて」とリクエストすることをMerge requestという.
基本的な流れは以下のとおり.
プログラム作成・修正する側の流れ:メンバー全員対象
- ローカルでブランチを作成し,編集
- GitLabのプロジェクトスペースにブランチ名でpush
- GitLab上でMerge request
プロジェクト管理者の流れ:M1以上?
- GitLab上でMerge requestを確認
- Merge内容を確認しつつ必要に応じて受け入れ
- 全部Mergeすることも出来るし一部Mergeすることも可
注意: 図ではmasterの文字があることもありますが,mainに読み替えてください.メインブランチはmainとなります.
更新履歴
2024/02/29:ブランチの作成・変更にcheckoutではなくswitchを利用するように変更
前提
プロジェクトは作成されているものとする.つまり,誰かが自分のためのプロジェクトを個人プロジェクトとして作成しており,グループで共有したくなり,グループプロジェクトとするためにforkで持ってきている状況を想定する.
1からプロジェクトを作成する場合には,以下の情報をもとに各自...頑張る.
プログラム作成・修正する側の流れ
ブランチ作成・プログラム作成・修正
git cloneなどでプロジェクトのメインブランチがローカルにある状態からスタート
-
git switch -c [branch名]などでブランチ作成,切り替え
- [branch名]
- 機能追加の場合の例
- develop-名前-001(通し番号)-機能名
- バグ修正などの例
- hotfix-名前-001(通し番号)-修正内容
- 機能追加の場合の例
- [branch名]
- 修正,コンパイルして動作確認
- git push origin [branch名]
- 例
- git push origin hotfix-hoge-001-cure-hage
- originにdevelop-...のブランチ作成しアップロード
- 例
- GitLabにログイン,作成したブランチに移動
- Merge request:マージのお願いの準備
- Merge requestを実行
プロジェクト管理者の流れ
Merge requestがあればGitLab上に表示されるので内容を確認しつつ必要に応じて結合する.
プログラム作成・修正する側の流れ
以下のコマンドを用いて,メインブランチの最新版を取り込んでおく.Merge requestを出した時だけでなく,常日頃定期的に実行しておく.誰がいつMerge requestを出し,結合されるか分からないので.
$ git pull origin main