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Day 14

BibTeX の使い方(卒論・修論向け)

Last updated at Posted at 2024-12-13

BibTeX の使い方(卒論・修論向け)

はじめに

はじめまして。私は大学院生です。

いよいよ、卒論・修論の季節になりましたね。私は修士 2 年なので、修論を書かなくてはならず、涙が出そうです。

この記事では、学生向けに、「BibTeX の使い方まとめ」について軽く書きたいと思います。

この記事が皆さんの手助けになれば幸いです。

BibTeX の基本的な使い方

データベースのエントリ

項目 説明 必須項目
@article 論文誌における論文 authortitlejournalyear
@conference@inproceedings 学術会議録の一部 authortitlebooktitleyear
@masterthesis 修士論文 authortitleschoolyear
@phdthesis 博士論文 authortitleschoolyear

フィールド

項目 説明
author 著者名。author={山田 太郎} あるいは author={太郎, 山田} のように書く。 著者が複数の場合、author={山田 太郎 and 山田 花子} のように and で区切る。多い時は、and others を入力すれば、et. al. が出力される(日本語の場合、ほか と出力される)。
title タイトル名。title={The Constitution of Japan} のように書く。最初の一文字目以外を大文字にしたい場合、title={The {C}onstitution of {J}apan} のように {} で囲う。
year 出版年。year={2024} のように書く。
journal ジャーナル名。journal={ジャーナル} のように書く。
booktitle 文献がほんの一部であるときの本の名前のこと。booktitle={ブックタイトル} のように書く。
school 修士論文・博士論文が出された大学名。school={A 大学} のように書く。

BibTeX を書くのは、

BibTeX についてここまで説明しましたが、いざ自分で書くことは難しいと思いますし、調べるのは大変だと思います。私自身も、BibTeX を自分で書くことは煩わしいと思っています。

そこで、使うのは Google Scholar のようなサイトです。研究分野によって、最適なサイトは異なりますが、いくつか紹介したいと思います。

arXiv に関しては、プレプリントの BibTeX しか得られませんが、これでもいいと思います。

当然ですが、「修士論文」や「博士論文」の BibTeX は一般的には存在しないので、同じ研究室内の先輩の論文を参考にした場合などは、ご自身で頑張って作成してください。

おわりに

この記事では、学生向けに、「BibTeX の使い方まとめ」について書きました。

この記事が皆さんの美しく卒論を書くための手助けになったら幸いです。また、卒論・修論を書き終えて、残りの学生生活をエンジョイしましょう。皆さんの卒論・修論が素晴らしい論文になることを願っています。

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