この度、AWSのCLF-C02試験(AWS Certified Cloud Practitioner)に合格しました。この記事では、私の準備経験を共有し、これから受けたい方の参考になれば幸いです。
1. 個人
- フロントエンド開発者
- AWS使用経験: 約半年
- S3 / CloudFront, S3 / EC2ベースのインフラ構築ができる
- ACM / Route53を利用したドメイン管理やDNS設定をできる
AWS初心者レベルでしたが、しっかりと計画を立てて学習を進めることで合格を目指しました。
2. 試験言語について
試験の問題は原文は英語であり、日本語版の試験はそれを翻訳したものになります。問題文の日本語に違和感を感じます。その理由で、私は英語で受験しました。
ただし、試験中は、申し込み時に日本語を選択した場合でも、英語の原文を読むことができます。なので日本語で受験しても大丈夫です。もし皆さんが受験した時に、問題文の日本語に違和感を感じた場合は、英語の原文を参照することをお薦めします。
3. 使用した資料
(1)AWS公式チュートリアル
一推し!是非観てください。
AWS Cloud Practitioner Essentials(日本語版)
(2)問題集
私がおすすめした問題集を使わなくても大丈夫です。問題集はネットで検索すればいくらでも見つかるので、どれを選んでも構いません。とにかく繰り返し練習して覚えていきましょう。
AWS Certified CLF-C02 Practice Tests
4. 勉強ステップ
一、AWS公式チュートリアル (合計 11 セクション)
- 12月5日: 1~5セクション
- 12月6日: 6~11セクション
二、問題集 ( 597 問)
無料なので説明はありません。でも、分からない質問があれば、GPTに投げれば説明をもらえます。
1回目
- 12月8日: 1~100問
- 12月9日: 101~300問
- 12月10日: 301~400問
- 12月11日: 401~500問
- 12月13日: 501~597問
2回目
- 12月13日: 1~210問
- 12月14日: 211~412問
- 12月15日: 413~597問
3回目
(2回目で間違えた問題のみ)
- 12月16日: 80問
4回目
(3回目で間違えた問題のみ)
- 12月17日: 23問
12月18日午前受験。 その場で結果を出す。
7日と12日は休みましたので、準備時間は合計12日です。
集中的に勉強時間は約50時間だと思います。
5. 短期間での合格のコツ
キーワードを覚えること
人間が瞬時に記憶できる情報量は数文字程度と言われています。数文字といえば単語のレベル。試験に出るようなキーワードに絞り込んで、それを覚えることに注力するのです。
たとえば、以下のような要点を押さえました:
- EMR: cluster, vast data
- Athen: Serverless, a query service for analyzing data in S3 using SQL
- Security Groups: Virtual firewalls for EC2.
- Personalize: AI/ML service to create personalized recommendations for users
- CloudTrail: records API calls, providing logging
6. その他
試験当日の注意点や心構えについては、以下の記事も役立ちます:
おわりに
一番難易度が低いとされているCLF ですが、各種AWSサービスの理解だけではなく、「AWSとは何か?どんなメリットがあるのか?」や「一般的なIT知識」を理解することができるので、個人的にはたくさん勉強になりました。
この記事が少しでも助けになれば嬉しいです。