#はじめに
様々な理由でAWSリソースを別のAWSアカウントに移行したいという場面があるかと思います。
今回はAWSサービスの中でもよく利用されるRDSの別アカウントへの移行方法をご紹介いたします。
EC2の移行方法についてもご紹介しています。
・【AWS】EC2の別アカウントへの移行方法(AMIの共有設定)
#RDS移行方法の種類
- dumpコマンド
- スナップショットを作成し別アカウントに共有
今回はAmazon RDSなので**「2. スナップショットを作成し別アカウントに共有」**の方法をご紹介したいと思います。
#移行手順
3ステップです。
- 移行元のRDSスナップショットを取得
- 移行先のAWSアカウントにスナップショットを共有
- 移行先のAWSアカウントで共有されたスナップショットからRDSインスタンスを構築
1. 移行元のRDSスナップショットを取得
移行元のAWSアカウントで移行対象のRDSを選択し、アクションから「スナップショットの取得」 ※なぜかステータスが「停止」のときはスナップショット取得ができなかったので注意。 2. 移行先のAWSアカウントにスナップショットを共有
先程取得したスナップショットを選択しアクションから「スナップショットの共有」 ※進行状況が「完了」でないと「スナップショットの共有」は選択できません。 移行先のAWSアカウントIDを記入し「追加」、「保存」
※DBスナップショットの可視化で「Public」を選択すると世界中のユーザー全員がこのスナップショットにアクセスできる状態になってしまうため、無難に「Private」を選択。