はじめに
Azure DevOps利用時に新規参画者を登録したところ、セキュリティグループにはしっかりと登録されていることが確認できて必要なアクセス権限も問題ないはずなのになぜか特定の機能にアクセス(表示されない)できないといったことが起きました。
その時の原因と解決方法について紹介します。
DevOpsの権限周りの詳しい説明や、セキュリティグループってなに?という方は以下の記事がとても分かりやすいため参照頂けると幸いです。
結論
Azure DevOpsのOrganization SettingsでUsersからアクセスレベルを確認しろ!
アクセスレベルが「Stakeholder」になっていると制限が多いので使えない機能がある。
確認手順
Azure DevOpsのトップページから左下にあるOrganization Settingsを選択。
Usersを選択すると各ユーザーのアクセスレベルが確認できる。
アクセスレベルがStakeholderになっていると限られた機能にしかアクセスができません。
おわりに
Azure DevOpsのOrganization作成から実施している管理者レベルの方であれば把握されていることかと思われますが、プロジェクトに途中から参加しAzure DevOpsを利用し始めた方からすると分かりづらいポイントかと思います。
アクセスレベルは以下の通りとなっているので必要に応じて変更する必要があります。
- Basic : ほとんどの機能にアクセスできます。
- Basic + Test Plans : Basic に含まれるすべての機能とAzure Test Plansへのアクセスを提供します。
- Stakeholder : アクセスできる機能に制限があります。ユーザーに無料で割り当てることができ、ユーザー数に制限はありません。
- Visual Studio Subscription : 既に Visual Studio Subscription を持っているユーザーに割り当てます。各サブスクリプション レベルに含まれる機能がすべて有効になります。