NetSuiteでピボットテーブルを作ってみる という記事で SuiteAnalytics Workbook を簡単に紹介しましたが、作り方をもう少し詳しく保存検索との違いも含めて紹介したいと思います。
レコードを選択する
ここは保存検索などと同じ考え方です。
表示したいレコードの種類を選択します。
売上や仕入のデータを集計したい場合 ⇒ トランザクション
マスタデータを表示したい場合 ⇒ アイテムや顧客
表示したい項目を選択する
トランザクションのデータセット画面です。
左側で項目の種類を選択し、中央で表示させる項目を選択します。
項目の種類ですが、
トランザクション ⇒ 入力画面のヘッダ部(上部分)の項目 保存検索だとメイン・ラインで表示される部分
トランザクション・ライン ⇒ 入力画面の明細部(アイテム行)の項目
トランザクションの会計ライン ⇒ 仕訳に関連する項目 勘定科目や貸借の金額はここにあります
下にスクロールすると、エンティティやアイテムなどが選択可能です。
これは保存検索でいうところの「○○フィールド(顧客フィールドなど)」です。 ※SQLのマスタ結合です。
保存検索との違い
保存検索は○○フィールドと1階層のみ参照可能でしたが、SuiteAnalytics Workbookでは複数段階での参照が可能です。
例:エンティティ 顧客 ⇒ 営業担当者 ⇒ 役職
(営業担当者の従業員マスタの役職を表示することも可能)
さいごに
今回はここまで。
次回はデータセットの作成方法の続きを説明します。