受託開発でKeigoAIを使ってみた話
フリーランスでWeb開発やってます。最近「KeigoAI」っていうツールを使い始めたんですけど、これがなかなか便利だったので共有します。
正直、敬語って面倒くさい
エンジニアって技術のことは得意なんですけど、クライアントとのやり取りで結構悩むんですよね。
- メールの返信に毎回時間かかる
- 「この言い方で失礼じゃないかな...」って不安になる
- 仕様変更のお願いとか、どう書けばいいか迷う
- バグ報告の時とか、謝罪文考えるの苦手
コード書いてる時間より、メール書いてる時間の方が長いんじゃないかって日もあります(笑)
実際にどう使ってるか
クライアントへの進捗報告
普通に書くと:
今週の進捗です。
ログイン機能できました。
決済機能は来週完成します。
KeigoAIで変換すると:
今週の進捗をご報告いたします。
ログイン機能につきましては実装が完了いたしました。
決済機能につきましては、来週中の完成を予定しております。
何卒よろしくお願い申し上げます。
まあ、ちゃんとしてますよね。
仕様の確認
普通に書くと:
この機能、もう一度確認させてください。
メール認証って必要ですか?
KeigoAIで変換すると:
恐れ入りますが、この機能の仕様について
再度ご確認させていただけますでしょうか。
ユーザー登録時のメール認証機能の実装は
必要でございますでしょうか。
こういう「ちょっと聞きにくいこと」を聞く時、結構助かります。
バグ見つけた時
普通に書くと:
バグ見つかりました。
今から直します。
明日までに直せます。
KeigoAIで変換すると:
誠に申し訳ございません。
システムに不具合が発見されました。
早急に修正対応を進めており、
明日中には復旧完了予定でございます。
ご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。
シンプルですけど、ちゃんとしてる感じが出ます。
実際どれくらい時間短縮できたか
以前は1通のメール書くのに15〜20分くらいかかってました。
月に50通くらい送るので、計算すると月12時間以上をメール書きに使ってたことに...
今は1通3〜5分で終わるので、月8時間くらい開発に使える時間が増えました。
良かったこと
1. 時間が浮く
これは本当に大きい。メール書くのが早くなると、その分コード書ける時間が増えます。
2. クライアントの反応が良くなった
ちゃんとした言葉遣いだと、やっぱり印象良いみたいです。
「丁寧で分かりやすい」って言われることが増えました。
3. 精神的に楽
「この言い方で大丈夫かな」って悩む時間が減ったのが、地味に一番嬉しいかも。
使い方
- 言いたいことを普通の日本語で書く
- KeigoAIに入れる
- 変換された文章を確認
- そのまま送信
ブラウザで開くだけなので、特別な設定とか要りません。
注意してること
- 最終確認は必ずする:AIが変な変換してないか一応チェック
- 専門用語は調整する:技術用語が多い時は少し手直しが必要
- 複雑な状況は自分で書く:込み入った話は自分で考えた方が早い
まとめ
エンジニアって技術で勝負したいのに、メール書きに時間取られるのって本当にもったいないですよね。
KeigoAIは完璧じゃないけど、メール作成の時間を80%くらい削減できたので、個人的にはかなり助かってます。
受託開発やってる人で、メール書くのに時間かかってるなって人は試してみてもいいかもしれません。
https://www.keigoai.com/
技術もコミュニケーションも大事だけど、効率化できるところは効率化して、コード書く時間を増やしたいですよね。