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Javaプログラミング (クラスの構成)

Last updated at Posted at 2019-11-19

#クラスの概念
Javaでは避けては通れないクラスについて概要について紹介します。変数と簡単な計算を知っていれば読めます。逆に深いことはこの記事では紹介しません。多分、こういう構成で書くのは珍しいんじゃないかしら?
##クラスとは
厳密なクラスの定義はほかの記事や書籍に譲るとして、クラスとはJavaを作るものです。実際にJavaのいろいろな機能はクラスで定義されています。そして、クラスを自分で作ることで、自分の思う機能を創ることが出来ます。

##クラスの構成
それではクラスを実際に構成してみましょう。ここではTestクラスを作ってみます。
クラスには変数とメソッドといわれる処理があります。Testクラスを日本語で作ってみましょう。

public class Test{
/*
 *クラスの変数をここらへんで宣言
 */
/*
 *ここで、クラスのなかで実現したい処理'メソッド'を定義
 */
}

###クラスの変数
クラスの変数は次のように書きます。

private int a = 4;

ここでは、aという整数型の変数に4を入れています。
変数には次の2つの命名ルールが使われることが多いです。
#####わかりやすい名前
変数の名前を書きます。Javaのルールではありませんが、変数名は処理や操作の内容を表すものを付けないといけません。ほかの人が見てもパッとわかる名前を付けましょう。
#####LowerCamel
また、一般に英単語をつなげたものがつけられがちですが、大文字、小文字はだいたい決まっています。一般に先頭の英単語は小文字で、2つ目以降は頭文字だけ大文字で書きます。
######例.変数名を二つの英単語 Java Qiitaでメソッド名を作る場合

正しい例
  javaQiita, qiitaJava

悪い例
  javaqiita, JavaQiita

ちなみに、privateというものはメソッドの説明のなかで一緒に説明します。

###クラスのメソッド
次にメソッドです。メソッドはこんな処理や行いたい変数の操作を書いています。
そして、最後に処理や操作の結果を返してくれます。
メソッドは次のような構成をしています。

public 戻り値の型 メソッドの名前(引数の型 引数){
/*
*メソッドの中身
*メソッドで実現したい処理や操作を書きます。
*/

return 戻り値;
}

一つ一つ解説していきましょう
####戻り値、戻り値の型
メソッドが返してくれる結果を戻り値といいます。そして、メソッドは最初に戻り値はどんな型の値なのかを最初に書いています。
処理の最後に値を

return 戻り値;

と書きます。ちなみに、メソッドはこのreturnを実行したら、そこで終了します。
####メソッド名
メソッド名も変数と同様の命名ルールがあります。
####引数、引数の型
メソッドはなにか値をいれる場合もあります。例えばある数字を3倍する処理とか、ある数字にプラス4だけする処理とかです。このある数字を引数として入れるわけです。引数も変数と同様の命名規則を使います。

####アクセス指定子
ここで、アクセス指定子に触れましょう。変数の時に出てきたprivateとかメソッドやクラスのpublicがアクセス指定子です。これはその変数やメソッドに使うことができる範囲を指しています。
######public
ほかのクラスからこのメソッドや変数を使うことができます。
######private
自分のクラスの中からだけメソッドや変数使えます。
初学者はとりあえず、クラスやメソッドはpublicで変数はprivateとすると覚えてもいいでしょう。

###クラスの例
例えば、引数を3倍にして返すメソッドを作ります。

public int multipleIntegerNumber(int num){
 num = 3*num;
 return num;  
}

##まとめ
ここでは、クラスの中身の書き方について紹介しました。
実際にクラスをどう使うかとかは次の記事で解説します。
クラスとインスタンス化(少々お待ちください。)
また、アクセス指定子に関係して
カプセル化とsetter, getter(少々お待ちください。)

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