Claude Code v2.1.284〜v2.1.288 の5バージョンをまとめました。Claude Sonnet 5.5 の追加と「デフォルトで auto mode 起動」への変更、プラグインが深い挙動を変更できる Claude Mods(v2.1.287)の導入、/code-review --max-findings や agents view の検索強化が主なハイライトです。
✨ 新機能まとめ
⚡ CLI / 起動オプション
Claude Sonnet 5.5(v2.1.284)
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claude-sonnet-5-5を追加。Anthropic API のデフォルト Sonnet モデルになりました(1M コンテキスト、$2/$10 per Mtok、キャッシュ読み取り $0.20/Mtok)
auto mode がデフォルト起動に(v2.1.284 / v2.1.285)
- v2.1.284: 権限モード未設定の場合、対話ターミナルと VS Code セッションは全プラン・全プロバイダで auto mode で開始(
permissions.defaultModeで上書き可能) - v2.1.285: サードパーティプロバイダ / テレメトリ無効環境の
claude -pと Python Agent SDK も、権限モード未設定なら auto mode で開始(--permission-modeで上書き可能)
claude --desktop(v2.1.285)
- カレントディレクトリで Claude デスクトップアプリを開く。
--continue/--resume <id>と併用すると該当セッションを開きます
claude purge(v2.1.288)
-
claude project purgeをclaude purgeに変更(旧名も通知付きで動作)
Ultracode が独立トグルに(v2.1.284)
-
/effort内で Tab または/effort ultracode [on|off]で切り替え。xhigh effort を強制せず、どの effort レベルでも有効にできます
/code-review --max-findings(v2.1.288)
/code-review --max-findings all
/code-review --max-findings default
- 報告する指摘数の上限を変更。選択は
defaultを指定するまで保持されます
/mcp reconnect all(v2.1.284)
- 接続失敗・認証待ちの MCP サーバーを一括で再試行
/autocompact のモデル別保存(v2.1.288)
- auto-compact ウィンドウをモデルごとに保存。モデル切り替え時にそれぞれの設定が維持されます
バックグラウンドコマンドの時間制限(v2.1.285 → v2.1.288)
- v2.1.285: バックグラウンド Bash / PowerShell に制限時間を導入(デフォルト 30 分、最大 2 時間)
- v2.1.288: 制限は無人セッション(
-p、Agent SDK、CI、クラウド)のみに適用。ターミナル、デスクトップ、VS Code は無制限
/resume でバックグラウンドセッションを開く(v2.1.285)
-
claude --resume <id> "prompt"で実行中のバックグラウンドセッションに次のターンとしてプロンプトを送れます
🔌 MCP(Model Context Protocol)
MCP の URL プロンプト(v2.1.287 / v2.1.288)
- 2025-11-25 プロトコルのサーバーからの URL プロンプト(サインイン等)に対応。接続できなくなった場合は MCP 設定に
"bareElicitationCapability": trueを追加 - v2.1.288: 完了を通知できないサーバーの場合、「I'm done, continue」を選ぶまでツール呼び出しを待機
- OAuth で追加スコープを要求された場合の再認証プロンプトを追加(v2.1.288)
alwaysLoad: false(v2.1.287)
- サーバーの全ツールを tool search の背後に遅延させる動作に変更
🪝 Hooks
Elicitation フックの block(v2.1.284)
- Elicitation / ElicitationResult フックが返す
{"decision":"block"}が有効になり、exit code 2 と同様に MCP elicitation を拒否
🔧 プラグイン
Claude Mods(v2.1.287)
- プラグインがより深い挙動を変更できる「Claude Mods」を導入
- 組み込み mod You should know: サイドエージェントが見落としを指摘。
/plugin enable cc-plugin-you-should-know@builtinで有効化(ファーストパーティセッション・テレメトリ有効時) - v2.1.288: mod 向けに
$.ui.selection()を追加(フルスクリーンで最後に選択したテキストを返す)
claude plugin configure(v2.1.285)
claude plugin configure <plugin>
claude plugin configure <plugin> --values-stdin
- オプションと未設定項目の表示、stdin からの値保存に対応
-
claude plugin install --configで<server>.<key>=<value>形式が使え、同梱.mcpbMCP サーバーを/pluginを開かずに設定可能
🔒 セキュリティ・マネージド設定
allowedProviders(v2.1.285)
- マシンで使える API プロバイダ(Anthropic API、カスタムエンドポイント、Bedrock、Mantle、Vertex AI、Foundry、Claude Platform on AWS、Cloud gateway)を制限するマネージド設定
サンドボックス設定の強化(v2.1.285)
- プロジェクト設定では、管理者必須のサンドボックスの緩和・無効化、管理者の拒否リスト背後のプロキシ置換などができなくなりました
Claude apps gateway(v2.1.284)
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/usageとステータスラインに金額表示(rate_limits.spend_limitにused_usd/limit_usd/periodを追加) -
telemetry.forward_toのauth: { google: {} }、IdP とのprivate_key_jwt認証に対応
⚙️ 環境変数・設定
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CLAUDE_CODE_DISABLE_WEB_FETCH(v2.1.285): WebFetch ツールを無効化 -
CLAUDE_CODE_NONSTREAMING_TIMEOUT_RETRIES(v2.1.285): 非ストリーミングフォールバックの再送回数を制限 -
CLAUDE_CODE_DISABLE_STRUCTURED_OUTPUTS(v2.1.288): structured outputs を無効化(Mantle やゲートウェイ対策) - Opus 4.7+ と Fable は Bedrock / Vertex / Foundry / Claude apps gateway で 1M コンテキストがデフォルト、
[1m]不要(v2.1.287。CLAUDE_CODE_DISABLE_1M_CONTEXT=1で 200K) - カスタム
ANTHROPIC_BASE_URL配下でも 1M コンテキストモデルは 1M を使用(v2.1.285。ゲートウェイが 200K までなら/autocompact 200k)
🎹 キーバインディング
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effortSlider:decreaseEffort/increaseEffort/toggleUltracodeを追加(v2.1.284) - agents view で Ctrl+F によるセッション名検索、Alt+↑/↓ でグループ間ジャンプ。これらと rename は
keybindings.jsonで再割り当て可能(v2.1.288)
🤖 エージェント
- agents view に
n:<text>フィルタ(v2.1.287)。v2.1.288 では Enter で最も一致するセッションを開く -
claude agentsからの返信はキューメッセージとして届き、/stop以外のスラッシュコマンドはターン終了後に実行(v2.1.287) - サブエージェントビューの ctrl+enter で実行中コマンドをバックグラウンドへ移動(v2.1.286)
🚀 パフォーマンス・UX
- 権限プロンプトが複数重なると「2 of 5」のように件数表示(v2.1.286)
- Ctrl+C でクリアしたプロンプトを空の状態で ↑ を押して復元(貼り付けテキスト・画像含む)(v2.1.288)
- Ctrl+G の外部エディタで、プロンプトのカーソル行を開く(v2.1.286)
- 待機中の権限プロンプトは古いものから順に表示(v2.1.287)
- auto mode のクライアント側分類器は、会話が長すぎる場合に失敗せず compact する(v2.1.288)
-
/hooksは設定済みフックをイベント別の1リストで開く(v2.1.286) -
commit前にverifyスキルの実行を Claude に指示(プロジェクト/ユーザースキルに存在する場合)(v2.1.286) - スクリーンリーダーモードの改善(v2.1.287 / v2.1.288)
💻 VSCode 拡張
- ブックマーク機能、質問カードの選択肢プレビュー(v2.1.286)
- 実行中のコマンド / サブエージェントを「Run in background」でバックグラウンド化(v2.1.287)
- メッセージのタイムスタンプ表示設定(デフォルト off)、Ultracode のオン/オフスイッチ(v2.1.284)
- Manage plugins ダイアログにオプションフォーム、診断ツール(Problems パネル参照)を追加(v2.1.285)
🛠 主な修正
⚡ CLI / セッション
- v2.1.288: API の途中タイムアウトでターンが失敗する問題を修正(非対話セッションとサブエージェントは部分応答から継続)
- v2.1.288: 最後の返信のトークン使用量が 0 のとき「Prompt is too long」になる問題を修正
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v2.1.288:
--resumeでコンパクション直後に復元されたファイルが欠落する、最後の応答が保存されない問題を修正 -
v2.1.286:
--resume/--continueが並列ツール呼び出し後にターンを失う問題を修正 - v2.1.284: compact 後も「Prompt is too long」が続く場合、さらに compact する動作に修正
- v2.1.285: 出力コンテンツフィルタでブロックされた応答が長時間再試行される問題を修正
- v2.1.285: 失敗する API リクエストが最大21回再試行される問題を修正(v2.1.286 で1回の呼び出しにつき最大14リクエストに)
- v2.1.286: API が既定モデルを拒否した場合、同じ階層の1つ前のモデルで再試行
- v2.1.285: 同期フックがバックグラウンドプロセスの出力保持でハングする問題を修正
🔌 MCP
- v2.1.288: サーバー結果が 16 MB 超やパース不能のとき、ツール呼び出しが2回実行される問題を修正
- v2.1.287: プロトコルバージョン変更時にコネクタのツールが2回実行される問題を修正
- v2.1.286: MCP エラーメッセージが "Bearer" / "Basic" の前置された認証情報を表示する問題を修正
-
v2.1.285:
claude mcp listで WebSocket (ws) サーバーが一覧から漏れる問題を修正 - v2.1.284: 再開セッションで接続中サーバーのツールが "No such tool available" になる問題を修正(最大10秒待機)
🔒 パーミッション / セキュリティ
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v2.1.288:
bash -c/sh -c内の危険なrm(/やホーム)が bypassPermissions や allow ルールでプロンプトなしに実行される問題を修正 - v2.1.288: PreToolUse / PermissionRequest フックのマッチ失敗やJSON化失敗時にスキップされる問題を修正(呼び出しをブロックするように)
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v2.1.287: 危険な
rmが~やワイルドカードへのリダイレクトと併用されると always-ask が外れる問題を修正 - v2.1.285: PowerShell ツールの権限チェックがパーサー起動失敗時に deny / ask ルールをスキップする問題を修正
- v2.1.285 / v2.1.286: ログ・トランスクリプトでの URL パスワードや秘密情報のマスキング漏れを修正
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v2.1.284: allowManagedPermissionRulesOnly 下で、プラグインが
allowed-toolsにより自身のツールを事前承認できる問題を修正 - v2.1.285: Artifact の allow ルールが作業ディレクトリ外のファイルを確認なしで公開できる問題を修正
💻 ターミナル / UI
- v2.1.288: プラグインや mod が行を表示中にフルスクリーンで背景タスクダイアログを開くと「unrecoverable interface error」になる問題を修正
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v2.1.288: パス限定の
.claude/rulesとネストした CLAUDE.md が Write / Edit でも読み込まれるように修正(以前は Read のみ) - v2.1.287: スクロールキー押下中に低速マシンでフルスクリーンが異常終了する問題を修正
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v2.1.284: vim モードの
.リピートやdd/yy後のカーソル位置の問題を修正 - v2.1.284: フルスクリーンでストリーミング完了時にスクロール位置が飛ぶ問題を修正
🔧 プラグイン
-
v2.1.288: プラグイン LSP サーバーに
${user_config.*}/${CLAUDE_PLUGIN_ROOT}が未置換で渡される問題を修正 - v2.1.288: LSP ツール呼び出しが無期限にハングする問題を修正(60秒でタイムアウト)
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v2.1.288: git 2.39 未満で
git-subdirプラグインのインストールが失敗する問題を修正 - v2.1.288: SSH 鍵がない環境で GitHub プラグインのインストールが HTTPS にフォールバックするように修正
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v2.1.285:
GIT_SSH/core.sshCommandがプラグインのインストール・更新で無視される問題を修正
🖥️ Windows / PowerShell
- v2.1.288: 自己再起動後にキーボードが効かなくなる問題を修正
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v2.1.287: 入力がパイプされた状態で対話的
claudeがハング / クラッシュする問題を修正(理由を表示して終了) - v2.1.284: プラグイン多数有効時に Bash ツールが失敗する問題を修正
🔧 VSCode
- v2.1.288: claude.ai コネクタが認証後も「Needs authentication」のままになる問題を修正(Check connection を追加)
- v2.1.287: 背景エージェントの実行中コマンドが失敗と表示される問題を修正
- v2.1.286: 同じ会話がサイドバーとタブで二重に開く問題を修正
- v2.1.285: スラッシュコマンドが無関係なメニュー項目に fuzzy match して実行される問題を修正
📋 バージョン別サマリー
| バージョン | 主なトピック |
|---|---|
| v2.1.288 |
/code-review --max-findings、agents view の Ctrl+F 検索、Ctrl+C で消したプロンプトの復元、claude purge、bash -c 内の危険な rm 修正、タイムアウト時の部分応答継続 |
| v2.1.287 | Claude Mods と You should know、MCP URL プロンプト、agents view n: フィルタ、Bedrock 等で 1M コンテキストがデフォルト、スクリーンリーダー修正多数 |
| v2.1.286 | 権限プロンプトの件数表示、/hooks 再構成、verify スキル連携、モデル拒否時のフォールバック、VSCode ブックマーク |
| v2.1.285 |
allowedProviders、claude plugin configure、claude --desktop、CLAUDE_CODE_DISABLE_WEB_FETCH、バックグラウンドコマンドの時間制限、-p も auto mode 既定に |
| v2.1.284 | Sonnet 5.5 追加、auto mode をデフォルト起動に、Ultracode 独立トグル、/mcp reconnect all、Elicitation フックの block |
まとめ
今回のリリースでは、Sonnet 5.5 の追加と auto mode のデフォルト化 で日常の使い勝手が大きく変わりました。権限モードを明示していない環境では挙動が変わるため、固定したい場合は permissions.defaultMode を設定してください。また、Claude Mods によりプラグインの拡張範囲が広がり、claude plugin configure や allowedProviders など運用面の整備も進んでいます。