# 経緯
ARFoundationを使ったアプリの中にVFX Graphを使用したパーティクル表現を導入しようとしてLightWeightRenderPipeline(LWRP)にレンダリングを切り替えたところ、ビルドするとカメラが真っ暗になり何も写されなくなった為。
# 内容
LWRP環境下でARFoundationアプリを動かす方法。
また名称が変わっただけですがUniversal Render Pipeline(URP)でも以下の記事のLWRPの部分をURPにすることで動作します。
# 環境
Unity 2019.2.5f1
AR Foundation 3.0.0-preview3 (ARFoundationのLWRPサポートは3.0.0-preview1からになります。)
AR Core XR Plugin
AR Kit XR Plugin
Light Weight RP version 6.9.1(以下の方法は5.7.2~,URPの場合は7.0.0~)
# 方法
まずAsset->Create->Rendering->LWRP->ForwardRendererを作成します。
次にRenderer Features ListにAR Background Renderer Featureを追加します。
そうしたらGraphicsのScriptable Render Pipeline Settingに追加するためのRenderPipelineをAsset->Create->Rendering->LWRP->Pipeline Assetから作成します。
Pipelineの設定でGeneralの項目のRender TypeをCustomにしDataに先ほど作ったForward Renderを適用させます。
Edit->Project Setting->GraphicsのScriptable Render Pipeline Settingsに作ったPipelineを適用させます。
これでLWRP環境下でもARFoundationをつかってちゃんと描写することができます。
参考資料