はじめに
「プログラミングを始めたいけど、何から覚えたらいいかわからない…」
「英語の羅列に見えて、難しそう…」
そんな風に思ったことはありませんか?
でも、大丈夫です。実は、世の中にはたくさんのプログラミング言語(Python, JavaScript, Rubyなど)がありますが、その根本的な仕組みは驚くほど似ています。
この記事では、ほぼすべてのプログラミング言語に共通する**「5つの基本構文」**を、専門用語を極力使わずに解説します。
これさえ理解できれば、どの言語を学ぶときもスムーズに学習に入ることができますよ!
1. 変数とデータ型(入れ物と中身)
プログラミングの世界で最も基本的なのが「変数(へんすう)」です。
変数とは?
変数は、**「データを入れるための名前付きの箱」**だとイメージしてください。
例えば、「得点」という箱を作って、そこに「100」という数字を入れるようなあんばいです。
// JavaScriptの例
let score = 100;
let name = "太郎";
データ型とは?
箱に入れる中身の種類のことです。主なものに以下があります。
-
数値 (Number):
1,100,-5.5など。計算に使います。 -
文字列 (String):
"こんにちは","Hello"など。文字情報です。 -
真偽値 (Boolean):
true(正しい/真) またはfalse(間違い/偽)。オンかオフか、YESかNOかを表します。
2. 条件分岐(もし〜なら)
プログラムに「判断」をさせるための構文です。
現実世界でも「もし雨が降ったら、傘を持っていく。そうでなければ手ぶらで行く」という判断をしますよね。これをプログラムで書くとこうなります。
if (isRaining) {
// 雨が降っている時の処理
takeUmbrella();
} else {
// 降っていない時の処理
walkEmptyHanded();
}
この「if(もし)」と「else(そうでなければ)」を使うことで、状況に応じた動きを作ることができます。
3. 繰り返し(ループ)
同じことを何度も繰り返すのは、コンピュータが最も得意とすることです。
例えば、「100回『ありがとう』と言う」という処理を人間がやると大変ですが、プログラムなら一瞬です。
forループ
「回数」が決まっている時によく使います。
// 0から4まで、合計5回繰り返す
for (let i = 0; i < 5; i++) {
console.log("ありがとう!");
}
whileループ
「条件」が満たされている間、ずっと繰り返します。
例:「お腹がいっぱいになるまで(=条件)、食べ続ける(=処理)」
4. 配列(リスト)
変数は「1つの箱」でしたが、**配列(はいれつ)**は「仕切りのある長い箱」のようなものです。
たくさんのデータをまとめて管理したい時に使います。
例えば、「買い物リスト」を想像してみてください。
let shoppingList = ["りんご", "牛乳", "パン", "卵"];
// 1番目のもの(りんご)を取り出す
console.log(shoppingList[0]);
// ※プログラミングでは数は0から数えることが多いです!
配列を使うと、100人分のデータも1つの名前で管理できるので、とても便利です。
5. 関数(魔法の呪文)
関数(かんすう)とは、**「いくつかの処理をひとまとめにしたもの」**です。
料理の「レシピ」や、RPGゲームの「魔法」に例えられます。
例えば、「カレーを作る」という関数があったとします。中身は「野菜を切る」「肉を炒める」「煮込む」…といった手順(処理)が書かれています。
使う時は、「カレーを作る」と一言命令するだけで、その手順がすべて実行されます。
// 「挨拶する」という関数を作る
function greet(name) {
console.log("こんにちは、" + name + "さん!");
}
// 関数を使う(呼び出す)
greet("花子"); // -> こんにちは、花子さん!
greet("次郎"); // -> こんにちは、次郎さん!
関数を使うと、長いプログラムもスッキリ整理でき、同じ処理を何度も書く必要がなくなります。
まとめ
プログラミングの基礎となる5つの構文を紹介しました。
- 変数: データを入れる箱
- 条件分岐: 「もし〜なら」という判断
- 繰り返し: 同じことを何度もやる
- 配列: データをまとめて管理する
- 関数: 処理をひとまとめにする
今の段階ですべてを暗記する必要はありません。「こんな仕組みがあるんだな」と頭の片隅に置いておくだけで十分です。
どの言語から始めても、これらの概念は必ず出てきます。
興味が湧いたら、ぜひ実際にコードを書いて動かしてみてください。画面に文字が出るだけでも、きっと感動しますよ!