はじめに
転職してから約1年が経ち、いくつかの開発サイクルや改善を経験しました。
その中で強く感じているのが、withでは
個人が無理に頑張らなくても、自然と良いアウトプットが出る環境
がきちんと作られている、ということです。
せっかくのアドベントカレンダーの機会なので、withで1年働いてみて感じたことを、
技術面・文化面、そしてプロダクトへの向き合い方の観点から振り返ります。
技術面で「レベルが高い」と感じた理由
エンジニアのレベルが高い
withには、プロダクト・設計・マネジメントそれぞれに強みを持つエンジニアが多く在籍しています。
特に印象的なのは、レビューの質です。
- なぜこの設計にしているのか
- 将来の変更や拡張に耐えられるか
- 他の画面や機能との一貫性は取れているか
といった 設計思想ベースの指摘を多くもらえます。
単に「動くかどうか」ではなく、「なぜそう作るのか」 を常に問われるため、
レビューを受けるたびに設計に対する解像度が上がっていく感覚があります。
バグが少なく、安心して開発できる
Android版に関しては、クリーンアーキテクチャやドメイン駆動設計といった
コードを綺麗に保つための思想がチーム全体に浸透しています。
その結果として、
- 変更時に影響範囲が把握しやすい
- 不具合が入り込みにくい
- リリース前後で精神的な負担が少ない
という状態が保たれています。
前職ではhotfixが多い環境であったため、安心して開発に集中できる今の環境はとてもありがたいです。
A/Bテストを「ちゃんと」やる文化
withではA/Bテストが頻繁に行われていますが、やりっぱなしになることはほとんどありません。
- 成功・失敗どちらもアナリストチームが分析
- 結果をチームで共有する時間がある
- なぜその結果になったのかを言語化する
という流れがしっかり回っています。
エンジニアとしても、「実装したものがユーザーにどう影響したのか」を定量的に知ることができ、プロダクト視点での知見が自然と蓄積されていく環境だと感じています。
AIツールをフル活用できる環境
業務では、
- ChatGPT
- Gemini
- GitHub Copilot
- Claude Code
など、複数のAIツールを活用できます。
前職では自腹で使うしかなかったのですが、 会社として環境を用意してもらえることで、
- 調査スピード
- 実装の試行錯誤
- 思考の壁打ち
すべてが一段速くなりました。
体感としては、生産性が倍以上になったと感じる場面も多いです。
文化・プロダクト面で働きやすいと感じた理由
異職種との距離が近い(ユニット制)
withではユニットという単位で、
エンジニア・デザイナー・PdMなど異なる職種のメンバーが同じチームで動きます。
そのため、
- 仕様が一方的に降ってくることが少ない
- 早い段階から議論に参加できる
- ユーザー価値を軸に会話できる
という状態が自然に作られています。
エンジニアが「作る人」ではなく、「プロダクトを一緒に作る人」 として扱われている感覚があります。
プロダクトへの解像度と当事者意識が高い
withでは、職種を問わず
プロダクトそのものに強い関心と当事者意識を持っている人が多いと感じています。
日常的な会話の中でも、
- 実際にアプリを使って感じた違和感
- ユーザー目線での気づき
- 他社のマッチングアプリを触ってみての所感
といった話題が自然に出てきます。
特に印象的なのは、他社アプリを確認する行為が、単なる興味ではなくプロダクトを良くするためのインプットとして行われている点です。
機能の多寡ではなく、
- なぜこの体験設計なのか
- どこでユーザーの心理が動くのか
- withの強みはどこにあるのか
といった視点で議論されるため、プロダクトへの解像度がチーム全体で揃っていく感覚があります。
この姿勢があるからこそ、設計レビューやA/Bテストの議論も表層的にならず、
結果としてアウトプットの質につながっているのだと思います。
心理的安全性が高い
特にAndroidセクションでは毎日朝会を行い、最初の5分をアイスブレイクとして雑談の時間にしています。
一見すると業務外の時間ですが、
- 話しやすい空気ができる
- 困りごとを出しやすい
- レビューや議論でも本音が出やすい
といった効果を感じています。
心理的安全性が、制度ではなく 日々の運用として根付いている点が印象的です。
働き方・福利厚生
- ハイブリッドワーク
- 子育て世帯でも無理のない働き方
- 技術投資も含めた福利厚生
長期的に働くことを前提に、安心して働ける環境が整えられていると感じています。
技術と文化、そしてプロダクトが噛み合っていると感じた瞬間
- 設計レビューでの議論
- A/Bテストの結果共有
- 異職種との日常的な会話
- プロダクトへの高い当事者意識
これらが個別に存在しているのではなく、
ひとつのプロダクト作りとして自然に繋がっていると感じる場面が多くあります。
技術だけ、文化だけ、プロダクト愛だけではなく、それらすべてが揃っているからこそ、
自然と良いアウトプットが出る環境になっているのだと思います。
おわりに
withに入社して1年働いてみて感じたのは、
個人が頑張らなくても、自然と良いアウトプットが出る環境
が、意図的に作られているということです。
技術・文化・プロダクトのいずれにも真剣に向き合っているからこそ、
エンジニアとして安心して、そして前向きに開発に取り組めています。
この記事がwithやプロダクト開発に興味を持っている方の参考になれば幸いです。