【前段】 討ち入り側と、討ち入られ側
デーンデデン、デーンデデン
今日は赤穂浪士討ち入りの日です!
忠臣蔵は創作ですが、事実ベースで見ると
- 準備期間:1年
- 戦闘時間:2〜3時間
- 死者:赤穂側 0人 / 吉良側 17人(所説あり)
と、討ち入りPJはかなりの大成功
(その後、死者が46人増えるのはノーカン)
想像ですが、これが対戦型でオンラインゲーム化された場合、吉良陣営でのプレイは素人向けでは無さそう
- 毎日まいにち交代で「業務 → 警護 → 囲碁 → 訓練 → 睡眠」の繰り返し
- それを500ターンくらい続けて、突然隙を突かれて攻められたら「油断・慣れ」と言われて負け
控えめに言ってクソゲー。さてそれは本当か。
1.なぜ、企業側で参加したか
受講生側と企業側
当然、善悪ではなく「立場の違い」ですが、相手の立場を理解するにはフィールドワーク(実際にやってみる)が一番早いのはご存じの通り
という訳で、「次はチームリーダーだ!」との野心を抑えて、あえて企業側での参加にエントリーしました
企業側プレイの条件を整理してみる
- いつ攻めに来るかは、分かっているし、
- 経路(アプローチ)もこちらが事前に出した課題から予想つくし、
- 期限も決まっている
この条件なら、純粋なタイム制タワーディフェンスとして
- 「相手の強みと特性」を知り、
- 「こちらの弱いところ」を補う
ことで、かなり有利に(失敗なく)楽しめるのでは?という目論見でした
2.双方の違い(開始前イメージ)と目指す姿
受講生側の戦闘力
ロマサガ2的な「引継ぎボーナス」により、後の世代ほど有利
- 毎年度、自主的に反省会を実施
- 失敗談や改善案を次世代に共有・引継ぎ
⇒ 直近のバイブル: Kohei Fujita さんまとめ『企業協働の進め方覚書_REV02.pdf』
※ 準備〜報告までのテクニックとマインドが詰まった全 67 頁(紹介許可済)
※余談ですが年初の段階では、こんな↑スライドを作る力は AIより上だと自惚れ てましたが、実際は「AI凄い!」と思わぬ月は無かった
企業側の戦闘力
A.事前共有(ハブ団体からのノウハウ提供)
- 実際、申込〜キックオフまでに企業だけに伝わる情報(資料)は限定的だし
- 参加企業共同の事前説明会なども特になし
※ハブ団体ごとの情報力(戦力)差が気になるポイント
B.事後共有(2024年度での報告会例)
- Web上で開催された報告会の場合、そこで企業が本音を愚痴ることは余りなかった
- 但しリアル報告会をしているハブ団体もあり、そこでは是非「本音トークの大輪」を咲かせたい
受入企業側としての想定ゴール
上記 A.B.をポジティブに共有し、翌年以降に参加する他社への
「叡智の積み重ね(企業版引継ぎボーナス)」 として引継ぎたい
➡ ハブ団体のみでも良いが、全国展開なら尚良し
※いずれにせよ「個社の経験知だけ」で完結させるのは勿体ない
3.企業協働に臨む心構え
『受講生側ノウハウ(覚書)』から、企業側でも特に大事だと思ったポイントを抽出しました。これを守ればうまく事が進む筈?
※↓の文を図にしただけなので、↑を読めば 4.まで飛ばしてOK
(多少の図崩れはご容赦を)
最大前提
企業協働は「共に学び、共に変わっていく」ためのチャンス
- チームは金で雇ったコンサルでも、部下でもない
- 自社が欲しいモノ(ソフト・ロードマップ)をもらう場所でもない
⇒ 無償で対等な関係の、マナビ合いの仲間である。
- 会社または事業部単位で「この機会を通じて変わる」覚悟を持つ
- 来年また同じ企業・事業部で出ない(↑単に「無料だから」で参加して無いか)
こういうところで受講生側のモチベが大きく変わる
とにかく、相手のモチベーションを下げない事を意識
(1) 過度なコミュニケーションとレスポンスを求めない
- チームは同じ組織で働いていない。リーダーは 6 社分の調整をしている
- 各々に本業や生活がある以上、全員参加の MTG は「当たり前」ではない
(2) ゴール感の合意形成
ゴールは「相互理解を深めた後」に、初めて一緒に検討・設定するもの
- 公募資料に書いた課題はあくまで要望であり、解決は確約ではない
- 「課題解決に直結し、手離れも良い」アウトプットを期待するのは自由だが、押し付けは NG
- 手離れを重視しすぎると、チャレンジ精神の足かせになる
- ツールの押し付けも注意 (例:「Dify 入れてみたよ!これ使って!」)
終了後の覚悟と責任を企業が認識した上で、ゴールを一緒に考える
- 小さなゴールでも、それを次のスタートラインにして自走できるかは自社次第
- 協働中に「その後の姿(組織体制・担当・運用)」を具体的にイメージし、能動的に不明点を潰す
⇒ 最後まで受け身なら、どれだけ素晴らしい成果物も「遺物」になる
(3) 現地訪問は、「おもてなしと感謝」で受け入れ
- 旅費交通費が自腹でも訪問したい受講生に対し、最大限の配慮と圧倒的感謝
- 訪問を「当たり前」と思わず、費用負担の有無に関わらず強制はしない
公共交通機関を乗り継いで来てくれた貴重な見学・打合せの場と時間で、
社長の自慢話・苦労話に 1 時間使うことは 絶対にできないはず
⇒ この機会を最大活用し、双方の意見を元に企業協働を楽しみたい
※ここまでは、あくまで「今回の弊社としての心構え」です。全てにおいて弊社は誰にも何も強制しない
4.具体的な打ち手と効果予測
心構えも相手に伝わらなければ(&行動できなければ)意味無いが、
「企業から口を出し過ぎても良くない、受け身が過ぎても良くない」
というバランスを保つのは本当に難しい
企業側だからこそ「提案しやすく且つ効果が有りそうなカード」を色々使ってみた
…結果としては「ほぼ大失敗」
- 「空回りした企業担当者が放つ、ウザ絡みカード」 が多かった。なのか
- カードのコストはほぼゼロだが、効果もほぼゼロ。なのか
➡ これも1企業の失敗事例として共有すれば「マナビの種」にはなる
【幕間】ここでホッと一息、困り事共有会に見る惨事例を紹介します
世代ボーナスによる負の面(慣れと決めつけ)、
受講生同士でのレベル差(強くてニューゲームを選ばない層)、
受講生と企業とのレベル差 等が引き起こす事例を一部紹介
※ 実際の自社案件という訳ではありません。といっておく
① 討ち入りの「こっそり掛け持ち」問題
- 他の屋敷への討ち入りメンバーにも、こっそり入っていたりする
- 黙っていることが揉める原因になりがち
掛け持ち自体は悪い事ではないが、他メンバーへの共有と理解を頂いたうえで、迷惑を掛けない範囲で計画的に
② 「企業協働あるある」決めつけ問題
- 部門横断プロジェクトなのに「担当者は知識も決裁権も無い(あるある)」と決めつけていないか?(役職≠権限)
- 「なんだかAIに夢見てるな」と判断する前に、企業が今回どのような想いと理解で課題を決めて参加の決裁を行ったか、実際に聞いたか、覚えているか。双方、自分達が何を夢見て、何を見たくてこの企業協働そのものに応募したのか、折り返し地点で考える事も大切と思う
現場部門と同じ質問をして、なお「現場を全く知らない(回答ができない)」と判定されたなら、こちらの力不足なので猛省するところ
③ 「企業担当者がPoCしたいと駄々をこねる」問題
これだけは私のことです。企業担当としてもデータ提供とQA対応だけで終わる気はないので、DifyでセルフPoC死する所存
…という負の吐き出しから、最後は前向きに
5.ネクストアクション
完走後 :受講生チームと「3.心構え」と「4.打ち手」の答え合わせ
報告会後:他の参加企業(過去参加企業も含)と情報共有
これをどのように実現するかは新年の楽しみとして、
本日時点では 「未完!!」 で終わります。
初めての拙いQiita投稿を最後まで読んでいただき、感謝です
でも今回そういう人が多いですね!
このチャレンジする空気を一生懸命作り、
このカレンダーやLT会で受講生のアウトプットを促している
「マナビDXアラムナイ運営チーム」の皆様、
この場を借りて日頃の感謝を申し上げます
あなた方が居なければ、世に生まれないアウトプット(他者のインプット=マナビ)が本当に沢山ありました。ありがとうございます!
さて今回、要所要所でマンガのコマを貼りたくて貼りたくて震えてましたが、
Qiitaでは大真面目に「パワポでッ!発表するまで、漫画のコマを載せないッ!」縛りで作りました
上級者の方は、「どこで何のコマが来るのか」を予想するのも乙なものです
※ちなみに今回の画像生成AIは 全て 「NanoBananaPro」 を利用しました。
(ちゃんと生成AI要素もアピール)
おしまい







