FizzBuzzクイズの実装例(Aho対応)

問題と実装例：https://qiita.com/sumim/items/f26902f2b813c075a619

以前
https://qiita.com/Nabetani/items/a02c922a21ce357b62da
に実装していたんだけど、sumim さんが「ついカッとなった」部分に対応するために再実装。

[
  [:fizz, "Fizz", ->(x){ x%3==0 }],
  [:buzz, "Buzz", ->(x){ x%5==0 }],
  [:pezz, "Pezz", ->(x){ x%7==0 }],
  [:hozz, "Aho", ->(x){ x.to_s.include?(?3)}],
].each do |name, text, proc|
  Numeric.class_eval do
    define_method name do
      if proc[self]
        text.dup.tap{ |x| # ここで dup しないと大変なことになる
          this=self; # ここで this に受けるのがなんか悔しい
          x.define_singleton_method( :val ){ this }
        }
      else
        self
      end
    end
  end
  String.class_eval do
    define_method name do
      self.tap{ self  << text if proc[self.val] }
    end
  end
end

基本的に同じ戦略で書けたのでちょっとホッとした。

「text.dup.tap」の dup がちょっとトリッキー。
ここでトリッキーになるのは、self << text という具合に String の副作用を利用しているから。
ここで + の類ではなく副作用のある << を使っているのは、x.define_singleton_method で生やしたメソッドを維持するため。
副作用のお陰で define_singleton_method を二度書かずに済んでいる。

DRY でしょ？