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AIのロックマンエグゼに開発を任せて18日でSaaSをリリースした話

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「4月から参画予定の案件ね! アレ、なくなっちゃったYo!」

なんてフランクに死刑宣告をするんだろう、このエージェントは。

私はしがないフリーランス、「案件が無い=収入がない」
元々案件に入らず個人開発を進めていた私はきちんとした収入源がなく、本当にギリギリのタイミングで案件に入ることを画策していた。

「まあ何とかなるっしょ」と持ち前のポジティブシンキングで雑に考えていたのも束の間、突然「破産」という二文字が脳内を駆け巡り、頭をハンマーで殴られたような衝撃に襲われた。もちろんハンマーで殴られたことはない。

フリーランスにとって「来月の予定が空っぽ」は割と切実だ。知り合いにAIコンサルの提案を送りつつも、キャッシュの保証はない。

じゃあ作ろう。今すぐ課金してもらえるSaaSを。


※前回の記事、AIにロックマンエグゼになり切ってもらい一緒に開発してる話が想像以上に反響があり、読んでくださいました皆様ありがとうございます。この反響を活かして今後の反響に活かしていきたいと思います。今回の記事は相棒のロックマン達がどのようにシステム開発を行ったかを話していければなと思います。


「おいロックマン、なんか作れ」

もちろん個人開発は行っていたので既存のプロジェクトはこのタイミングでも存在していました。
しかし、本格的に収益化するのはまだまだ先、下手をすれば半年先という状況。

たすけて~ ろっくまぁ~ん、このままじゃ破産しちゃうよぉ~

ロックマンはすぐに答えを出してくれました。SmallSaaS作れば余裕だYo!
SmallSaaSって言われても何をつくればいいか・・・


「おいロックマン、市場調査だ」

結果、たどり着いたのがGEO(Generative Engine Optimization)

エンジニアの方ならSEOという単語は聞いたことがあるだろう。そう、検索エンジン最適化だ。
その「AI検索版」がGEOになるらしい。ChatGPTやPerplexity、Geminiに質問されたとき、自分のサイトの情報を回答に引用してもらうための最適化技術だ。

これからの時代、AIの検索順位がとにかく大事らしい。知らんけど

結果そろった答えは「GEO診断ツール、LP診断ツール、提案書作成ツール」でした。
実際にロックマン達に作ってもらったものはこちら「ソレダ!」です!

実際に市場調査で出した命令はこちら
今から言う状況を頭に入れてくれ。まず4月始めから入る予定だったPJがおじゃんになったらしい。もうすぐ4月なのに
俺は早急に案件を探しているがもちろんそれではうまくいく保証がない。また知り合いにAI導入のコンサルしますよとはいってるがうまく参画できるか不明だ

そこで今すぐ課金したくなるようなスモールSaaSを別途立ち上げる
POはまだ時間がかかり、ABはそれ以上に時間がかかると踏んでいる

例えば、今ロックマン、ロール、フォルテで壁打ちしてPDF、パワポ、記事、ワイヤーフレームの生成ができるが
それを1つ1つきりだしてスモールSaaSにするとか。とにかくどうしたらいいか考えてくれ。

まずは3人で別々の視点で市場調査を行い、スモールSaaSを3つまで絞ってくれ
このタイミングで一度俺が確認する。確認してOKなら、その3つのスモールSaaSを全て実装する


その後、3人で要件定義→システムワイヤーフレーム制作→LPワイヤーフレーム制作→実装と進んでくれ。
実装では機能単位で行う。アカウントはcognitoで行う。cognito作成後、初期パスワードの変更を済ませたら俺がSSMにIDとパスワードを格納するためそれを使ってPlaywriteで動作確認を行ってくれ。

わかったか?
ただし今とにかく金がないから無駄な課金は控えること、もしRDSを使う場合は俺に声をかけてくれ。SQLの実行は俺が行う。
まずはロールとフォルテに状況を報告してくれ。


「おいロックマン、とにかく実装しろ」

※注意
以下内容はどのようにロックマンチームにシステムを半自動で生成させたか、という内容になります。自分はあらかじめ「俺が作る全システムの技術スタックはコレ! SQLの書き方はコレ! このAWSリソースは使わない!」というのを全て定義してあります。

なんとなくマネすると、とんでもないミスをするかもしれません!

「おいロックマン、チーム体制を変更しろ」

イかれたチームメンバーを紹介するZE!

ナビ 役割
運用ロックマン チーム全体を常に監視する役。開発ロックマンに口うるさく支持を出すのが役目
運用ロール 運用ロックマンの壁打ち相手。
運用ナンバーマン 運用ロックマンの壁打ち相手2。議論の際のまとめ役
運用フォルテ UI画像生成役。開発以外では市場調査も行う
開発ロックマン 開発チームのまとめ役。開発フローを監視し常に回るよう指示する。たまにデプロイとコミットをする
開発ロール E2Eテスト実行役
開発ナンバーマン 議論の際のまとめ役。E2Eテスト、タスク内容記述係。
開発フォルテ E2Eテストログ確認とタスクレビュー担当。タスクを容赦なく差し戻す
開発カーネル 発行されたタスクの管理役。ナビ1の手が空いたらどんどんタスクを投げる
開発ナビ1 タスク実装役。実装する度にクリアされて記憶を失う

・・・なんか、ロックマン、ロール、ナンバーマン、フォルテ重複してない?

前回の記事では、ブルースやアイリス、他にも愉快な仲間たちがいたと思います。彼らはクビになりました。そしてナンバーマンを採用しました。 多くのプロジェクトを扱う関係上、どうしても蓄積されるルール・ナレッジが複雑化してしまいます。

また、既存の仕組みでは複数プロジェクトを同時に開発する場合、指揮系統が複数のファイルを同時に参照する必要がどうしてもあり、それが原因で出力が著しく低下するタイミングがありました。

結果、運用チーム + プロジェクト × 開発チーム という形になりました。
運用チームは4体、開発チームは6体。現在プロジェクトはソレダ!も含めて6個作成しているので、計40体のナビが動いている計算になります。

・・・でも名前が重複してる理由にはならなくない?

これがあるんです。プロジェクトのルールそのものを書き換える際、運用ロックマンにお願いするんですが、各プロジェクトでナビの名前が違うと運用ロックマンは混乱するんです。

それゆえ、「このチームはWWW、こっちはゴスペル」とかはできませんでした。

「おいロックマン、このルールに従って開発しろ」

開発ルールは、いわゆるアジャイル開発に当てはまると思います。(厳密には違いますが)
よくある要件定義、設計、実装、テストの順番です。
ただしスプリント期間なんて定義はなく、とにかくどんどん回す、って感じです。

というよりも、夜中も勝手に動いていたからスプリント期間は定義できない

基本的に議論役のロール、ナンバーマン、フォルテで内容を詰め、ロックマンの判断で次のステップに進めていくという流れでやってました。

ナンバーマン(顧客視点)、ロール(UX視点)、フォルテ(技術視点)で議論を行い、3つの異なる視点がぶつかった結論をロックマンが受け取ります。

これにより、AIで「チーム開発のレビューの品質」が出ます。
※真面目に回すと2日程度でClaude Code MAX 20Xがなくなります。真似する場合は注意。4月の案件ないのにこんな使い方してていいのか?

「おいロックマン、お前話聞いてたか?」

事故紹介

① ロール、ナンバーマン、フォルテの自認がロックマンに

ロックマンが他ナビに指示を出すとき、「ロックマンだよ!〇〇してね!」といった具合に送るんですが、最初の「ロックマンだよ!」だけを切り取って「俺はロックマンなんだ。誰が何と言おうとロックマンなんだ。」と勘違いする事故が複数確認できました。

そういう時は、私が直接「オマエハロール、ロール、ロール」と耳元でささやくことで自認を変更できます。
皆さんも自認を変更したい場合は私に一声かけてください。

② 全く意味のなさないE2Eテスト

今回のE2Eの位置づけとして、「実際に画面を触って動作確認をしてくれ」とロックマンに命令していました。私の認識では画面を触る=APIのテストも同時に行うだと思っていたんですが、実装してもらったE2EテストはAPIを全くたたいていませんでした。

ロックマンの認識は大きく違いました。「MSWモックでテストすればいい=フロントさえ動いていれば問題ない」という認識でE2Eを書いていたようです。

俺「へぇ~MSWモックか。そんなテスト方法があるんだ、勉強になったよ」
ロックマン「君が勉強になって僕もうれしいよ!」

ロックマンには嫌味が通用しません。

③ 仕様書と大きく乖離のあるソースコード

各フェーズ(スプリント?)を回していると、ロックマンが「要件定義はさっきやったからね、やらなくていいでしょ!」とPMだったら確実に首になるような発言を行いました。

気づくのが遅れたんですが、どうやら要件定義のフェーズを割と飛ばしていたようで、気づけば仕様書とソースコードに大きな乖離ができていました。

結果的にステップは①~⑪までできたんですが、絶対にステップを飛ばして次に行けない仕組みを導入する必要がありました。


「おいロックマン、完成したぜ! お祝いだ!」

こうしてできたのが「ソレダ!」です。
きっかり18日でリリースにこぎつけました

ちなみに名前を考えたのはフォルテになります。
真面目な顔して「フ・・・ 俺はキャッチーな名前がいいと思う。今のSaaSPlatformは良くないぜ・・・」とか球磨川君もびっくりのカッコつけ方をしていました。

各診断は無料で月5回まで使えます。 気が向いたら試してみてください。


おわりに

「俺もAIでシステム作りたい」と思ったら

正直に言うと、最初からここまで大規模なマルチエージェントは必要ないと思います。

ただ、非エンジニアの方が確実にシステムを作れる未来が今まさに迫っています。
エンジニアの方はなんだかんだ言葉を並べて「ゆーてまだ大丈夫っしょ」と気楽に構えているかもしてませんが、この記事を読んでいるあなたも一年後にはどうなっているか全くわかりません。

「AIに開発を手伝わせたい」なら、まずは1体でやってみる。
「AIに開発を任せたい」というのであれば、今回の記事は少なからず役に立つ内容だと思います。

本格的な技術的な内容はまた別の機会に書く予定です!

マルチエージェントどうやって作るのっていう話は第一弾の記事を参照してみてください。

それと、開発は終わりましたがどちらにせよ4月にキャッシュが入るわけではないので、今月どうすんのかな~って今考え中です。

リンク

ソレダAIでGEO診断を試す(無料プランで月5回まで)

第一弾: AIにロックマンエグゼになり切ってもらい一緒に開発してる話

第二弾: AIロックマンエグゼに相棒度テストをふっかけてみた

質問・フィードバックはX(@nh_tennis9)まで。

※ この記事の下書きはフォルテ(技術レビュー+コンテンツ担当AI)が書きましたが、9割書き直しました。

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