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【Teradata】 VantageCloud Lake Associate 認定資格の合格体験記

Last updated at Posted at 2024-02-18

はじめに

NTTデータ デザイン&テクノロジーコンサルティング事業本部
@nttd-niwatsです。

Teradata製品を利用したクラウドDWH基盤のプロジェクトに従事し、Teradata製品の理解を深めるために Teradata VantageCloud Lake の認定試験に合格したので、認定試験の概要と学習方法について書きます。

Teradataとは

Teradata社が開発した限られたリソース(CPU,メモリなど)を最大限に利用できることをコンセプトに開発されたデータウェアハウス製品
※データウェアハウス製品を主軸とし、DataFabricや機械学習用の機能やサービスを提供しています。

VantageCloud Lakeとは

完全なクラウド・アナリティクス・データプラットフォーム「Teradata VantageCloud」があり、
オンプレミスからのアーキテクチャである「VantageCloud Enterprise」と
オンプレミスのアーキテクチャを残しつつ、クラウドのメリットを利用したアーキテクチャを追加した「VantageCloud Lake」の2種類の製品があります。

「VantageCloud Lake」は複雑なクエリ処理や低レイテンシが必要な場合にはオンプレからのアーキテクチャを利用し、単純なクエリや高処理性能が不要な場合には従量課金のクラスタ&オブジェクトストレージを利用することでコストの抑止と性能要求をバランス良くコントロールすることが可能な製品です。

VantageCloud Lake Associate認定資格

「VantageCloud Lake」に関する知識(概念)を有することを証明するものです。

試験概要

  • 受験資格
     特になし(誰でも受験可能)
  • 試験時間
     75分
  • 問題数/合格点
     非公開
  • 言語
     英語、日本語
  • 受験料
     $99
  • 受験場所
     Person VUE (テストセンター or 自宅)
     https://home.pearsonvue.com/teradata
  • 資格の有効期限
     有効期限なし(再認定の必要はなし)
  • 出題形式
    選択問題(4択) 

試験範囲

Teradata社の公式サイトにカテゴリと問題数の割合が記載されています。

カテゴリ (公式サイト) 割合
一般的な概念 16%
データ アーキテクチャ 10%
VantageCloud Lake のアーキテクチャとコンポーネント 36%
データ分散とアクセス 12%
セキュリティとプライバシー 12%
Teradataのツールとアクセス 14%

学習方法 / 勉強時間

学習方法
1.無償提供しているe-ラーニング研修(PREPARING FOR YOUR EXAM)
2.無償提供しているサンプル問題(SAMPLE QUESTIONS) - 英語

  • e-ラーニング研修
    VCL-ELearnig.png

非常にわかりやすい研修です。
※理解度チェックの問題が出題されますが、簡単なので試験対策には使えません。

  • サンプル問題
    Vcl-sampleQ.png

    全30問
    点数のみが表示され、どの問題が正解だったのかわかりません。
    そのため、e-ラーニング研修内容と照らし合わせ正解を導き出しました。
     

■ 勉強時間
10時間
私が受験したときは 英語 のみであったため、
英単語を調べるのにかなりの時間を費やしました。

試験の感想

データベース経験があるためかもしれませんが簡単な試験でした。
ただ、データベース経験がなくても無償提供しているe-ラーニング研修の内容をしっかり勉強すれば必ず合格できます。

サンプル問題は模擬試験の位置づけで確認しておけば試験当日に焦ることはないのでおすすめです。

個人的な感想としては"一般的な概念"が難しかったです。データベース管理者という立場で複数のプロジェクトを経験していますが実業務から学ばない知識があり、理解不足でした。

機械学習用のコンポーネント群の総称である「 ClearScape Analytics 」についてはしっかりと理解しておく必要があると感じました。

試験時の注意点

今までベンダーの資格を何個か受験しましたが、別のベンダー資格とは異なりアンケートが試験より前にあります。

※ちょっと驚きました。

まとめ

海外のサイトでは本試験の対策サイトなども増加傾向にあり、本製品の認知度が上がっているようです。
製品がリリースからまだ日が浅いので認定試験を取得している人数は日本においてまだまだ少ないので、ぜひ早いうちに受験してみてください!

仲間募集

NTTデータ テクノロジーコンサルティング事業本部 では、以下の職種を募集しています。

1. クラウド技術を活用したデータ分析プラットフォームの開発・構築(ITアーキテクト/クラウドエンジニア) クラウド/プラットフォーム技術の知見に基づき、DWH、BI、ETL領域におけるソリューション開発を推進します。 https://enterprise-aiiot.nttdata.com/recruitment/career_sp/cloud_engineer
2. データサイエンス領域(データサイエンティスト/データアナリスト) データ活用/情報処理/AI/BI/統計学などの情報科学を活用し、よりデータサイエンスの観点から、データ分析プロジェクトのリーダーとしてお客様のDX/デジタルサクセスを推進します。 https://enterprise-aiiot.nttdata.com/recruitment/career_sp/datascientist
3.お客様のAI活用の成功を推進するAIサクセスマネージャー DataRobotをはじめとしたAIソリューションやサービスを使って、 お客様のAIプロジェクトを成功させ、ビジネス価値を創出するための活動を実施し、 お客様内でのAI活用を拡大、NTTデータが提供するAIソリューションの利用継続を推進していただく人材を募集しています。 https://nttdata.jposting.net/u/job.phtml?job_code=804
4.DX/デジタルサクセスを推進するデータサイエンティスト データ分析プロジェクトのリーダとして、正確な課題の把握、適切な評価指標の設定、分析計画策定や適切な分析手法や技術の評価・選定といったデータ活用の具現化、高度化を行い分析結果の見える化・お客様の納得感醸成を行うことで、ビジネス成果・価値を出すアクションへとつなげることができるデータサイエンティスト人材を募集しています。 https://nttdata.jposting.net/u/job.phtml?job_code=898
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