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購入したドメイン名のネームサーバーをRoute53に変更してみた

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前回の記事でお名前ドットコムでドメイン名を購入しました。
今回は購入したドメインをAWS Route53で名前解決を行うよう「ネームサーバーの変更」を行いたいと思います。

この記事でわかること

  • Route53でパブリックホストゾーンを作成する方法
  • お名前ドットコムからRoute53にネームサーバーを変更する方法
  • いつお名前ドットコムからRoute53にネームサーバーが切り替わるか

全体の流れ

[

Route53でパブリックホストゾーンを作成

①AWSにログイン後Route53に移動します。
まだRoute53を使ったことがないなら「開始する」を押します。
s-スクリーンショット 2023-12-20 175655.jpg

②「開始点を選択」では「ホストゾーンを作成」を選択して「開始する」を押します。
s-スクリーンショット 2023-12-20 175725.jpg

③「ドメイン名」に自分が購入したドメイン名を入力します。
「パブリックホストゾーン」を選択します。

パブリックホストゾーンとプライベートホストゾーンの説明はAWS公式から引用いたします。

パブリックホストゾーンには、トラフィックをインターネットでどのようにルーティングするかを指定するレコードが含まれています。
プライベートホストゾーンには、トラフィックを Amazon VPC でどのようにルーティングするかを指定するレコードが含まれています。

s-スクリーンショット 2023-12-20 214840.jpg

④少し下にスクロールし、タグには何も設定せずに「ホストゾーンの作成」を押します。
s-スクリーンショット 2023-12-20 214902.jpg

⑤以下のような画面に切り替わります。
NSレコード行の「値/トラフィックのルーティング」に表示されている4つの文字列をメモします。
これが今回設定するネームサーバーになります。
画像中の矢印で示している四角をクリックすると4つの文字列を個別にコピーできる画面が出るので利用してください。
s-スクリーンショット 2023-12-20 215107.jpg

お名前ドットコムでの作業

①ログインし、「メニュー一覧」から「ネームサーバーの変更」をクリックします。
s-スクリーンショット 2023-12-20 215232.jpg

②画面が切り替わりましたら、「他のネームサーバーを利用」を押し、コピーしたネームサーバー情報4つを入力してください。
末尾の「.」を入れると入力エラーが出ますので省略してください。
4つすべて入力した後、「確認画面へ進む」を押します。
s-スクリーンショット 2023-12-20 215254.jpg

ドメインプロテクションの広告など出ますが、無視して最後まで進めれば完了です。

以上でお名前ドットコムでの作業も終了です。

digでいつネームサーバーがRoute53に切り替わるか確認する。

こちらのサイトでNSのTTLを調べます。
TTLはいつまで、フルリゾルバがキャッシュを保持するかを指定する項目です。

yahoo.co.jpを例に調べてみましょう。
(自分のドメインでスクショ取り忘れてしまいました)

ANSWER SECTION:
yahoo.co.jp.		775	IN	NS	ns01.yahoo.co.jp.
yahoo.co.jp.		775	IN	NS	ns12.yahoo.co.jp.
yahoo.co.jp.		775	IN	NS	ns02.yahoo.co.jp.
yahoo.co.jp.		775	IN	NS	ns11.yahoo.co.jp.

TTLは775ですので、大体13分後にフルリゾルバからキャッシュは削除されます。

このように自分のドメイン名でTTLを調べ待ちましょう。

digでネームサーバーがRoute53に切り替わったことを確認する

TTLが経過したら、改めてdigで調べてみましょう。

私のドメインの場合以下のように表示され変更が確認できました。
※XXXをドメイン名に読み替えてください。

XXX		1716	IN	NS	ns-231.awsdns-28.com.
XXX		1716	IN	NS	ns-1405.awsdns-47.org.
XXX		1716	IN	NS	ns-1882.awsdns-43.co.uk.
XXX		1716	IN	NS	ns-799.awsdns-35.net.

感想

ドメインの購入からRoute53の設定まで簡単にできる。
次はS3の静的サイトと紐づけるなどしてみたい。

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