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ServiceNow World Form Tokyo 2025 参加レポート - AIが創る働き方の未来を魅せる2日間

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🚩はじめに

こんにちは、にわと(𝕏:@niwaniwa2wato)です。
この記事はServiceNow World Form Tokyo 2025に参加した感想レポート記事です。

どんなイベントなの?と疑問に思われた方は!
概要は上記公式ページか、@Manarobot氏のQiitaをご確認くださいませ!

🚀どれくらい盛り上がったの?

ServiceNow World Formは世界9都市のみで開催される、ServiceNowの最新トレンドをパートナー企業とともにお届けする大きなイベントです。

日本は昨年から開催を継続しており、9都市の中で唯一の2日間開催であり、2日間で11000名以上の方が参加しているようです。昨年から参加者数が急増し、会場移転を余儀なくされたというのも納得ですね。

ServiceNowにとって日本がグローバルの中でも重要視されているようです。

💬SNSの勢いを見てみる

image.png
ポジティブに見れば、合計投稿数200件は、企業イベントとしては一定の数、総インプレッション60,950は小規模ながら盛り上がりも見せているといえなくもないですが、「SNSではあまり盛り上がっていないですね」 といった感想です。

今回は、BtoB企業向けイベントでもあるので、特有のSNS利用率の低さや日本のビジネスカンファレンスにおけるSNS投稿文化の未成熟感が否めません。ぜひ参加者が様々なアウトプットをできるような環境になってくると良いですね。

𝕏公式ハッシュタグ:#WorldForumTokyo

こちらのハッシュタグで当日の参加者のポストを見ることができますよ。

❇️基調講演で感じたAIの未来 - 「System of Action」という新しい概念

アストラゼネカ社の事例が描く、AIが当たり前になった世界

基調講演で紹介されたアストラゼネカの事例は、AI Agentの扱い方が美しく衝撃を受けました。

研究室で実験装置が故障した時、研究者が写真を撮ってAIエージェントに送信。するとAIが画像を解析し、代替品を自動発注。さらにセンサー情報から不足部品まで検出して発注完了。これが年間6万件も処理されているという現実。

営業担当者がAIエージェントに「明日の医師面談の準備をして」と依頼すると、医師の関心事を分析して、ブリーフィング資料とカスタム動画を数分で作成。年間9万時間の業務時間創出。

創薬に少しでも時間をかけるために無駄な時間を短縮する、そのために細かな間接業務をAI Agentで効率化する、AI Agentの強みを生かした事例だと感じました。

「System of Action」- 行動を起こすシステムの威力

基調講演で特に印象に残ったのは「System of Action(行動を起こすためのシステム)」という概念でした。

従来の基幹システム(System of Record)は、いわば「記録の倉庫」。でも、実際の業務の80%は、その倉庫の外で行われている手作業やExcelでの連携作業。この「ホワイトスペース」こそが、生産性向上の最大の機会だったんです。

ServiceNowが提唱するSystem of Actionは、まさにこの部分を自動化する仕組み。AIとワークフローの組み合わせで、「考える」から「実行する」までを一気通貫で行うことが次なる目指すポイントになりそうです。

🔰初心者向けセッション - ServiceNow超入門

❓ServiceNowって、結局なに?

「ServiceNowって何ですか?」 という質問が結局一番多いですよね。私も最初は上手く答えられませんでした。公式サイトを見ると「企業全体の業務を効率化・自動化するためのプラットフォーム」とか書いてあるんですが、これだけじゃピンと来ないですよね。

もっとシンプルに言うと、ServiceNowは「会社で使う便利アプリの詰め合わせパック」なんです。

例えば、皆さんの会社にもこんな部署がありますよね:

IT部門:パソコンが壊れたら助けてくれる人たち
カスタマーサービス:お客様からの問い合わせに対応する人たち
人事部門:給与計算や採用をしてくれる人たち

これらの部署って、それぞれ違う仕事をしていますが、実は「誰かの困りごとを解決する」という点では同じなんです。ServiceNowは、そういった各部署の仕事を楽にするためのアプリケーションを、まとめて提供しているんですね。

しかも、世界標準のベストプラクティスに基づいた流れが最初から組み込まれています。

ゆえに、ServiceNowは、企業全体の業務を効率化・自動化するためのプラットフォームです。
そしてServiceNowの特徴を理解するために、段階的に解説します。

  1. 業務アプリケーションの集合体
    • 最も単純な捉え方として、ServiceNowは社内のIT部門、カスタマーサービス部門、人事部門など、全部門の仕事を楽にするための業務アプリケーションの集まりです
    • 各業務領域に特化したアプリケーション群を製品として提供しており、例えばITサービス管理用のITSM、顧客サービス管理用のCSMなどがあります
  2. ワークフロー
    • これらのアプリは、仕事の流れ(ワークフロー)に関わる全ての人を支援し、作業の効率化、自動化、見える化を実現します
    • 従来メールやExcelでバラバラに行われていた情報共有や作業依頼を、単一のプラットフォーム上で完結させ、非効率を解消します
    • ワークフローは世界標準のベストプラクティスに基づいて設計されていますが、組織のニーズに合わせて柔軟なカスタマイズも可能です
  3. 二階建て構造のプラットフォーム
    • ServiceNowは、業務アプリケーション(二階部分)と、それらを支えるServiceNow AIプラットフォーム(一階部分)の二階建て構造になっています。
    • このプラットフォーム上で、既存アプリのカスタマイズや、独自のカスタムアプリを開発することが可能です
  4. AIを核とするプラットフォーム
    • プラットフォームの中核にはAI技術が組み込まれています。昨今話題の生成AIやAIエージェントを簡単に利用・開発できる仕組みが提供されており、業務のインテリジェンスを向上させます

企業や組織に
ServiceNowを導入することで、
基幹業務(=サービス)を
今すぐ、世界標準の最適なものにできる!

それがServiceNow

👨‍🎓ServiceNow Universityブースが楽しい

UniversityとはServiceNow公式の学習サイト。このUniversity内のコンテンツを学んでいくとポイントが加算されます。ポイントによってランクが決まり、それに応じたピンバッチと自分の顔をAIで出力したカードがもらえます。

ピンバッチが可愛いですね。

IMG_8881.jpg

🚀次回参加する方へ

さて、ここまで読んでみて来年は行きたいと思っていただけら嬉しいです。
来年参加するみなさんのために、今回参加して感じた来年のために準備することを書き留めます!

万障お繰り合わせの上ご参加を!

来年も聞きたいセッションが山積みだと思います。
合間に会議が入ってしまうと聞きたいセッションが聞けずじまいなんてこともあります。
私もそうでした。

なるべく途中抜けが起きないように参加できるのがベストです。
(弊社参加者は貸会議室を近くで借りて行き来してました。)

また、一人ではなく複数人で参加し、手分けしてセッションに参加して共有するのもありですね。

とにかくコミュケーションを!

セッションやブースにはServiceNowのスペシャリストが滞在しています。
話を聞くだけでなく、今の悩みや疑問を伝えて次のプロジェクトや業務に活かす、またとない機会です。

特にServiceNowの製品ブースはドキュメントやラーニングでは理解できない悩みを直接聞ける機会です。

ぜひイベント時はたくさんの人とコミュニケーションをとりましょう。

当日は歩きやすい靴で!

会場内はきっとあちこち歩き回ります。
歩き疲れないスニーカーなどを履いて参加することをおススメです。

参加前に公式イベントアプリをダウンロード!

恐らく今回からこちらのアプリがWorld Form Tokyoに対応しました。
会場内のマップや各セッションの会場や時間など、その他諸々必要な情報を確認することができます。
Apple

Gppgle Play

当日は𝕏でハッシュタグをつけてポストしよう!!

日に日に𝕏ではServiceNowアカウントが増えてきています!
当日はイベントの感想や考えをポストして現地でもSNSでも盛り上がりましょう!!

今のうちにSNSで仲間を見つけて当日は現地で顔合わせなんてのもオンサイトイベントの醍醐味です。

この機会にぜひ、ServiceNow情報収集アカウントを作成してみてはいかがでしょうか?

✨SNSで発信はちょっと...そんな方はコミュニティに参加しませんか?

image.png

ServiceNowユーザーコミュニティ、「ServiceNow User Group」(通称SNUG)では定期的にオンサイトイベント(Meet up)が開催されています。

このイベントではServiceNowの最新情報の紹介や、ユーザーが各テーマに合わせて登壇などが行われます。

今年のSNUGは残すことあと1回!
次回の開催は東京ミートアップ イヤーエンドパーティー25です!

興味を持った方、この機会にぜひ参加してみませんか?

𝕏公式ハッシュタグ:#nowmeetup

こちらのハッシュタグでのMeet up参加者のポストを見ることができますよ。

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