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【ServiceNow】【CIS-DF合格】CIS-Data Foundations資格合格体験記 ~資格試験対策のコツ~

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Last updated at Posted at 2025-12-15

ServiceNo CIS-Data Foundation(CMDB and CSDM)合格ジャーニー.png

本記事は、Qiita ServiceNow アドベントカレンダー2025の参加記事16日目です。

🎯概要

2026年末までにCIS‑Data Foundations(CMDB/CSDM)を取得しないと、ITSM/Discovery/SAM/HAM/SM/SIR/VRなど一部CIS資格が失効に――。
本記事では公式情報の根拠、変更点の要約、出題傾向、使える学習リソース、そして実務経験が薄くても“一発合格”を狙うために抑えるべきコツをまとめて解説します。

⚠️「CIS-Data Foundations(CMDB and CSDM)」を取得しないと、皆さんの一部資格は失効します

2026年末までに「CIS-Data Foundations(CMDB and CSDM)」を取得しないと、皆さんの以下の資格は失効してしまうことが決定しました。

  • Certified Implementation Specialist - Discovery
  • Certified Implementation Specialist - Hardware Asset Management
  • Certified Implementation Specialist - IT Service Management
  • Certified Implementation Specialist - Security Incidence Response
  • Certified Implementation Specialist - Service Mapping
  • Certified Implementation Specialist - Software Asset Management
  • Certified Implementation Specialist - Vulnerability Response

「おいおい、まじかよ」というのが率直の感想ですね。

上記ラインナップはIT領域を担当する多くの方にとって、CSAから次に取る資格として選ばれるものです。
個人的には上記資格よりCIS-Data Foundations(CMDB and CSDM)の試験問題が難しく、CSAの次に挑戦する資格としては非常に難易度が高いと感じています。

私は7つの認定資格を取得していますが、個人的な難易度としての感覚は以下です。

Data Foundations >= HAM > SAM > Event Mgmt > Discovery > ITSM > CSA

🐧CISの合格体験記が少ない

多くの合格体験記はCSAやCADといった初学者向け対策が多く、より難しい製品に特化したCIS資格の合格体験記が少ないため、それらの試験に共通する私なりの対策も公開したいなと思いました。

この記事では、これからCIS-Data Foundations (CMDB and CSDM)に挑戦する方向けの受験ルール変更の内容と、以前ServiceNowコミュニティで公開した私の合格体験記をまとめます。

🤔なぜ「CIS-Data Foundations(CMDB and CSDM) 」が必要なのか

最近参加したウェビナーで紹介された図が非常に分かりやすかったので、その内容を参考にしながらまとめてみます。

CIS-Data Foundations(CMDB and CSDM)とは?

CIS‑Data Foundations(CMDB and CSDM)は、ServiceNowの中核であるCMDBとCSDMの設計・運用の基礎を検証する試験です。
この資格は、ServiceNowの構築に欠かせない「データの基盤」を理解しているかどうかを確認します。

ServiceNowが示す知識体系

image.png

そのウェビナーで紹介された図では、ServiceNow社が想定する「構築に必要な知識体系」と、それを学べるトレーニングや認定資格が整理されていました。
ポイントは、CMDBとCSDMは特定の製品に依存しない共通知識として位置付けられているということです。
ITSM、ITOM、ITAM、SecOpsなど、どの製品を導入する場合でも、CMDBとCSDMの理解は必須です。

なぜ今、CIS-Data Foundations(CMDB and CSDM)が注目されるのか?

CMDBやCSDMの概念は「最近追加されたもの」ではありません。以前からServiceNowの知識体系に存在しており、各製品の機能にも深く組み込まれています。
それにもかかわらず、多くのITSM/ITOM/ITAM/SecOpsプロジェクトでは以下のような課題が見られるのではないでしょうか?

  • CMDBの構築・改善は後回しにしている
  • CSDMの考慮や概念自体がプロジェクトで認知されていない
  • カスタマイズで既にOOTBから外れた独自データモデルや資産台帳が乱立している

こうした状況を踏まえ、ITSM/ITOM/ITAM/SecOpsは正確なCMDB構造とCSDM整合に強く依存するため、実装品質を高めるため、CMDB+CSDMの検討も含めて実装してほしいという思いから、関連CISの前提資格として位置付けられた。

...と考えております。それが定かかはわかりませんが。

✅最新ルールを表で要約

詳細は以下のナレッジ記事に記載されています。もともと公開された内容に対して、ユーザーのフィードバックを受けて、直近で今後のルールに対する変更が行われています。

分かりづらいので表でまとめました。

受験費用や適用開始の最終判断は公式KB/Now Learningの記載内容が正なのでこちらの確認を優先してください。

上記サポート記事から現時点での概要を表でまとめます。
ITx-CIS = ITSM/HAM/SAM/Discovery/SM/SIR/VR

対象者 要件 結果 締切
既にCIS‑DF合格済み 対応不要 ITx-CISの維持可
ITx-CIS認定保有者 CIS‑DF取得が必須 未取得の場合は認定失効 2026年12月31日 までに対応(詳細はKB参照)
CIS-DFのバウチャーは購入した人 CIS‑DF取得が必須 CIS-DFの認定までITx-CISの受験ができない 2026年12月31日 までに対応(詳細はKB参照)
これからITx-CISに挑戦する人 ITx-CIS受験前にCIS‑DF合格 CIS-DFの認定までITx-CISの受験ができない 2026年1月以降適用(詳細はKB参照)

既にCIS-DFの認定を持っている人、CIS-DFのバウチャーは購入した人、ServiceNow Universityからケースをあげることで、別の認定資格を無料で受験できるとのことです。
既に持っている方は忘れずにケースを上げましょう。

【このケースを上げる際のテンプレートが公開されています】
ケースカテゴリ:資格情報 (Credentials)
ケースのサブカテゴリ:認定資格 (certification Exam)
件名:必須前提条件変更に伴う無償受験権の申請
説明:対象となる資格試験を購入済みのため、別認定資格試験の無償受験権の付与を申請します。
購入コース: CIS-Data Foundations (CMDB and CSDM) 資格試験
購入日: {YYYY/MM/DD}
無償受験権を希望する名:

📝CIS-Data Foundations(CMDB and CSDM)合格体験記

💡ServiceNow認定試験で共通する対策と考え方

3.png

という話をよくされます。
私は認定試験の合格方法の相談をされることが多いのですが、多くの方から「試験範囲が広い」、「重箱の隅を突く問題が多い」、「日本語の表現が悪い」というコメントをいただきます。

4.png

確かに、試験問題には、トレーニングやハンズオンの内容にはない問題が出題されることも多いのですが、試験概要を確認すると基本的に2年の実務経験が推奨されることと記載されています。

つまり、この観点が「重箱の隅を突く」観点になりそうです。

しかし、多くの人が実務をするために資格を取るのが実態だと思います。
実務経験なしに合格するにはどう対策する必要があるのでしょうか?

確かに試験問題は難しいと感じていますが、試験範囲の把握と対策、ハンズオンや実機操作からコツを抑えて対策を行うことで一発合格も可能です。

ここからは、実際に過去6つの試験に過去問対策なしで、1発合格している私が行っている、問題傾向の分析や対策も含めて紹介していきます。

【試験の言語は英語が良いでしょうか?】
私は6年間日本語で受験しています。2021~2022年のときであれば、日本語翻訳が不十分あったことから英語が推奨されていましたが、現在はトレーニングコンテンツや一次情報含めて、日本語で展開がされており、試験問題も理解ができないような翻訳はほぼなく、日本語でも十分に理解できるレベルであると感じています。
もし英語に抵抗感があり、勉強や資格取得を進めづらいと思われてるならば、私は日本語でも問題ないと思います

📈ServiceNowの認定試験の傾向

6.png

CIS-Data Foundationsに限らず、個人的な感覚ですが、ServiceNowの試験問題をカテゴライズすると

  • 「製品コンセプト」
    特定の機能やツールの概念、製品の全体像やその製品・機能がどのような目的で使用されるものなのかが問われます
  • 「機能理解」
    より具体的に機能の設定や状況から、どのような動作が行うべきかを問われます
  • 「実務レベルの操作」
    実際に操作をしないと気づきにくい、実践的な操作を行い、その結果どのような動作が行われるのか、目的を達成するためにどのような操作が必要かが問われます

という3つの傾向に用意されているイメージです。

↗️ServiceNowの認定試験の合格ライン

ServiceNowの試験の合格ラインは70%というのは公式からも否定されており、試験に応じて合格ラインが変化しているため、70%を基準にするのは良くありません。

しかし、何問までなら許容できるのか、その判断軸はがなければいつまでもテストを終えることができません。

私は85%が確実に正解であると自信が持てたときに、テストを提出するようにしています。

つまり、75問であれば、11問は確証が持てない問題であっても提出しています。
今のところこの判断で不合格にはなっていません。
(もちろんこの基準も正確ではなく、点数のブレで合格している可能性もあるので、過信はしないように。)

結局のところ、合格点は気にせず、試験中の捨て問題はなるべく作らずに確実な対策が合格の近道だと思います。

とは言え、漠然とすべてを理解するまで対策するには時間が限られているわけで、如何に要領よく対策するかが重要です。

🕯️よくある試験の対策

8.png

ServiceNow認定試験の合格体験記には以下がよくあげられます。

  • ラーニングコンテンツの繰り返し学習
  • ハンズオンやPDIの実機操作
  • Udemyコンテンツによる試験対策

もちろんこれらの対策は有効です。私も最低2~3周はします。
しかし、それだけでは1発合格が確実になるとは思いません。

またニッチな試験になるほどUdemyなどの過去問コンテンツの量が減り、信憑性も薄くなるため、有効な試験対策にはなりません。私は過去問対策をしなくなりました。

CIS-Data Foundationsに関しては、某過去問サイトにも取り上げられていない状況です。過去問対策で合格することはできても、身につかないのでおススメはできません。

✨試験対策をさらに深掘り

9.png

私が普段のServiceNowの認定資格対策として、ラーニングコンテンツとハンズオンの中で、コチラの観点を確実抑えています。

🔬ラーニングコンテンツ上に名称だけ出てくる機能は実際の環境で確認する

ハンズオンの操作としては出てこないが、ラーニングコンテンツ内に名前だけ登場する機能があったりします。
この機能の操作設定や、処理結果を問う問題が意外と出てきます
普通にラーニングコンテンツを学習するだけでは、その詳細を深堀することができず、答えが分からない状態になります。
このような機能があった場合は、ハンズオンの環境、もしくはPDIで操作して実態をつかんでおきましょう。

📒ロール、テーブル、プロパティの名前と用途は確実に抑える

絶対問題の中で出ます
正確なロール名、テーブルのシステム名、プロパティのシステム名を確実に抑えておいてください。これについては、自分で表にまとめて対策するようにしています。

📎細かい設定操作や方法までを雰囲気でも覚える

13.png
画像はイメージです。
このように似ている操作手順が選択肢として登場する問題があります。

この場合、実際に操作しておかないとどれが正解かわからないことが多いです。

しかし、操作手順をしっかり覚えていては時間が足りないので、ハンズオン内で操作している中で、「ここはチェックを入れたな」とか「この機能にアクセスするにはこのタブを押したな」といったように雰囲気で記憶しておきましょう

雰囲気でも操作を覚えておけば、解答に自信がなくても選択肢を見て、答えを判断できようになります。

📌Now Create(現BestPractice Portal)上の資料は読み込む

「ServiceNow 資格 合格 体験記」でブラウザ検索を行い上位20件ほどの体験記を読み込んだのですが、誰もNow Createに触れておりませんでした。

これは非常にもったいないと思います。

image.png

ラーニングコンテンツのほかにNow Create、今ではBestPractice Portalサイトにコンテンツが移管されていますが、こちらのサイトではServiceNowの導入プラクティスをまとめたドキュメントサイトで、該当の製品に関する 「Process Guide」や「Process Workshop」と書かれた資料を熟読しています。

これらの資料には、その製品の概念や実際のプロセス、この機能はどのような時に使うのか、といった製品コンセプトを学ぶのに非常に役立つだけでなく、実務においても有用なので、必ず熟読することをおススメします。

【試験中に知らない用語が出たら自分を信じて】
試験中にこれまで勉強した中で、知らない用語がでてくることがあります。こうした用語が出ると不安になりますよね。「自分が勉強不足なだけかもしれない」「これが正解かも?」と思うかもしれません。
その不安は信じないでください。むしろ何か見たことある用語だなコレと思った方が正解である可能性が高いです。
自分を信じましょう。

📊CIS-Data Foundations(CMDB and CSDM)の概要と範囲

10.png

📘Blueprintの読み込み

まずは試験概要が記載されているBlueprintを読み込みましょう。

試験問題は75問、選択式、ドラッグドロップ、またはシナリオ項目形式となります。
ServiceNowの認定試験において、近年新設された認定試験にある形式ですと、ドラッグドロップやシナリオ項目形式という問題があります。
これまでの選択式に慣れていると「おっ?」と思うかもしれませんが、難しいことはありません。

📚必修トレーニングを2本クリア

CIS-Data Foundationsは前提となるトレーニングが重要です。
Configuration Management Database (CMDB) Fundamentals On Demand [日本語]
バウチャー購入権がもらえる上記トレーニングは必須なのですが、試験問題には「CSDM Foundation」が存在します。この内容を網羅するには、上記トレーニングだけでなく、
Common Service Data Model (CSDM) Fundamentals[英語]
の学習が必須レベルです。

上記2つは必要最低限なので、必ず実施しましょう。

加えて画像にある各種シミュレーターの実施を行うとより、実務レベルの操作を学ぶことができるので、こちらも時間が許す限り実施することをおススメします。

受験に必要なトレーニングコンテンツをまとめたページが以下のリンクにありますので、詳細はこちらをご確認ください。

💘CIS-Data Foundationsの対策

11.png
試験問題の内容は受ける人によって変わりますが
私が受験した際には、個人的に抑えるべきと感じたトピックを紹介します

💯CSDMの理解

CSDMの試験範囲としては11%なのですが、CSDMに関係する問題の理解度の範囲と難易度がかなり高い印象でした。
こちらをおざなりにすると、不合格の確立が上がりそうです。

CSDMの各ドメインとオブジェクトの理解や関係性を問うのは当たり前なことに加え、正しいモデリングの理解も問われます。Common Service Data Model (CSDM) Fundamentals[英語]の学習に加え、実際にサンプルモデリングであるCSDM Data Model Examplesの内容が腹落ちできるまで理解する必要があると感じました。

💯CMDB Workspace

実務レベルの操作が求められます。各タブ画面で何ができるか、CMDB Helthの指標の理解、アクセスできるツールの理解など、こちらのWorkspaceは実務でも使えるものなので、試験だけでなく現場でも利用できるように、その使い道を把握しましょう。

💯構成情報データの取り込み

CMDBといえば、最初にデータの取り込み手段を検討するが必須です。
ServiceNowで様々な取り込み方法が存在しますが、その違いと有効なユースケースをしっかり理解しておきましょう。

:triangular_flag_on_post: まとめ

調子にのって、私が合格したときに「ServiceNo CIS-Data Foundation(CMDB and CSDM)は全ServiceNowエンジニア必須の資格です」と言ってしまいましたが、まさかそれが現実になるとは思いませんでした。

言霊にしてしまった責任として、詳細に合格体験記と私の試験対策のコツを書かせていただております。

CIS-Data Foundations (CMDB/CSDM)必須化にはまだ余裕があります。
また、受験費用も1度免除されるため、この記事を読んでしっかりと対策したうえで、挑戦していきましょう!


最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!!

ここまで読んでいただけた方はいいねとストックよろしくお願いします。
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