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お疲れさまです。みやもとです。

記事投稿キャンペーンということで、便乗して過去の転職活動で気を付けた方が良かったかなーということをまとめておこうと思います。
まるきり個人的な経験ではありますが、何かお役に立てば幸いです。

あくまでみやもとの個人的な経験に基づく話で、必勝法ではありません。
参考程度にお考えください。

転職サイトの利用

とりあえず転職となった場合にまずやるのがこれではないでしょうか。
プロフィールや職歴を登録して希望条件で検索して…というやつですね。
サイトごとにちょっとずつ特色が違って使いやすい・使いにくいは人それぞれ違うので、ひとつのサイトだけ使うよりは複数使って合うものをメインにするのがいいのではという印象です。
しいて言うならプログラミングのスキルをPRしたいタイプであればGitHubリポジトリ連携があったりプログラミングの問題回答をPRに使えるところ、マネジメントや設計等についてPRしたいのであれば職務経歴書をがっつり書けるサイトかなと。

気を付けたいのは複数サイト登録した場合の応募求人管理で、採用側も複数のサービスを使っていると同じ求人が別の転職サイトに出てくることがよくあります。
登録サイトがあまり多くなると「ここ応募した気がするな…?どこからやったっけ?」と頭を悩ますことになるので、面倒でもExcelとかで一覧作ってまとめて見られるようにした方が良いです。

余談:転職サイトの登録解除

最初の転職時、めでたく転職先が決まった後に各サイトの登録を解除しました。
まぁその時は転職先にずっと居るつもりだったのでもう使うこともないだろうと思ったのですが、結局数年後に再び転職を決意。
もう一回登録し直すのが結構な手間でした。

また、思いがけず面倒くさかったのが転職後に作るスキルシート。
会社によってフォーマットも違いますが、私の場合は客先常駐の案件に配属されることが多かったせいか技術的なところよりも参画案件や経験をリスト化したほぼ職務経歴書を転職するたびに作っていました。
転職サイトの登録をそのままにしてると登録した内容をそのまま写せば良いのでだいぶ手間が省ける、と気づいたのは転職3社目くらいですかね。

メールマガジンだけ配信停止とか管理もできますし、よっぽど個人情報の管理が心配で…とかでなければ登録しっぱなしでも良いと思います。

求人情報の確認

サイトで検索した求人情報を確認して良さそうなところに応募。
最初の転職の時は就職氷河期真っ只中ということもあり、ちょっとでも良さそうなところは手あたり次第応募していました。
それでもほとんどはお祈りメールが返ってきてたあたりなんというか…当時の技術的に合わなかったというのもありますが。
直近の転職とそのひとつ前の時は状況が激変しており、同じ感覚で応募したらすごい勢いでレスポンスもらってちょっと腰が引けましたね。

私の場合、直近2回の転職で気にしたのは優先度の上から順に

  • 勤務地
  • 年収
  • 案件例(開発言語・取引先業界)
  • 評価制度
  • 休暇その他福利厚生

という感じです。

勤務地・年収と休暇その他については家庭事情が絡むところなので、本当に私個人の考えとして一番重視したのは案件例と評価制度ですね。
技術については今までの経験を活かしつつ業界的には未経験のところ、または経験した業界の知識を活かしつつ技術的には新しいものに挑戦できるところ、という希望でした。
評価制度についてはとにかくわかりやすくて楽なやり方!という希望でした。過去のリーダー経験から基準がはっきりしない評価はつける側に回った時が大変だし、かといって自分で目標を立てて定期振り返りというのもつらいのを知っていた1ので、話を聞いて「これなら評価する側もされる側もあんまり悩まずに済みそう」という制度かどうかが大切でした。

余談:新卒・未経験で技術スタックは気にするべき?

経験もないのに技術にあまりこだわるべきではない、という意見もあるかもしれませんが、私としては一定の基準をもって確認した方が良いと思います。
というのも、最初に経験した案件・技術がその後の仕事に少なからず影響することがあるからです。
私は新卒で就職した後OJT以外で初めて参画したのがCOBOL・汎用機案件だったのですが、転職時にJavaを使えるところがいいと希望を出しても書類選考より後に進めず、COBOLの案件を扱う会社以外で良い反応をもらえませんでした2
第二新卒で経験が浅いとしても多少なり経験があるなら採用側はそれを活かしたいでしょうし、それを押しやって未経験分野をやりたいというのであれば個人開発の成果物を提出する等、就業中の実務経験以外での努力が必要になります。
入社後に「この言語がいい」「この環境使ってみたい」等の希望を受け入れてもらうのはだいぶ難しいので、どうしても避けたい技術については応募時点で除外した方が安全です。

転職エージェントサービスの利用

転職サイトの多くは同じ会社でエージェントサービスを提供しているため、サイト登録時に希望すればエージェントサービスを受けられます。
私はもちろん利用しました。
これもメリットデメリットありますが、私の場合はおおむねメリットの方が大きかったです。

メリット
  • 履歴書・職務経歴書の添削(一人で書いて終わりより見栄えが良くなる)
  • 募集情報の取捨選択(希望に合う採用情報を選んで渡してくれる)
  • 選考時の相手との調整(書類の応募や面接日程の調整をおまかせできる)
  • 面接前後でのフォロー(事前に練習できたり面接後に聞き逃したことや失敗を相談できる)
  • 選考後・内定後の調整(辞退や条件交渉等言いにくいことで間に入ってくれる)
デメリット
  • エージェントとの時間調整(求人の応募以外のところで時間が必要になる)
  • 転職サイトも合わせた応募管理(どれに応募してないかの管理が難しい)
  • 意見が異なる場合の説得(未経験職種への挑戦時や他社経由の内定を優先したい場合等)

余談:転職エージェントも複数登録すべき?

転職サイトは複数を並行して使い分けるのが良いと思います。
では転職エージェントは?
私としては多くても2社までが良いかなと。
転職サイト同様、エージェントでも複数社で同じ求人を扱っているところが多いので「この会社もう応募しました」「この会社も応募したような…」というのがめちゃくちゃ増えます。
また、めでたく内定が複数もらえた場合は当然ひとつを除いて辞退することになりますが、どこのエージェントさんも当然自分が勧めたところに決めてもらいたいのでアピールがものすごいことになります。
ほかに本命あったのにエージェントさんの勢いに押されて…となる心配があるのであればエージェントサービスは使わない方が良いかも。

転職イベントへの参加

これも転職サイトに登録した時点で、そのサイト運営会社が主催する転職イベントの案内が入ります。
大体は多数の企業が参加する合同企業説明会でしたが、エージェント会社が主体の複数企業面談とかもありました。
1日にいくつもの企業について話を聞けるのは個人的にはかなり楽しかったです。
採用担当の方と採用にまったく関係ない話で盛り上がって帰ったら面接のお誘いをいただいたこともありましたね。
一応企業ブースで話を聞く時点でエントリーシートを渡してはいますが、通常の応募と違って書類でスペックを確認される前に直接顔を合わせて話せる数少ない機会。
積極的に参加をおすすめしたいです。

余談:採用担当の印象で入社を決めるのは危ない?

たまに「採用担当が良い人だったという理由で入社を決めるのは良くない」という話を聞きます。
採用を担当するのは会社の中でも優しい人当たりの良い人だろうから、実際に会社に入った時に接する人とは異なるというのがその理由のようです。
私の感覚としては「それだけで入社は危ないけど判断の一助にはなる」というのが正確かなと。
会社の中でも人当たりが良いはずの採用担当と話して印象が悪いとなったら、その人が社外に受けがいいはず!と選んだ会社の雰囲気を疑いますし。
社内の平均値として基準にするのではなく、社内の上限として判断の一要素にするのであれば悪くないのではないでしょうか。

  1. 過去に所属していた会社で「半年に1回目標を立てて月報で達成度振り返り」というのがあった。1か月程度で目立った成果が出るはずもなくできなかったことばかり書き連ねることになり、精神的にだいぶつらかった。

  2. COBOLも汎用機も別に悪くはない。COBOLと汎用機の開発案件はいわゆるJTC(主に金融系大企業)に多く、例外はあるにしろ悪い意味でイメージ通りの「昔のシステム開発現場」に配属されがちなのがつらい。

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