と、よく聞かれます。
というのも、私はこの1年でいくつかのIT資格を取得し、その内容を Qiita で発信しているからです。
結論
IT資格は要りません。
が、技術を学ぶ 機会として 意味のあるものだと思います。
なぜIT資格を取るか?
私がIT資格を取得し始めたのは、1年前、友人が Java Silver1 を取得したことがきっかけです。その友人から Java Silver の参考書を譲り受けたので「せっかくだから勉強するか」と発起しました。
また、「IT資格を持っているとエンジニアとして強そう2 だから」という理由もあります。
はい。とっても不純な理由でした。
IT資格取得はなにがいいの?
きっかけはさておき。IT資格を取得していくなかでよかったことが 2 つありました。
1.順序立てて組み立てながら学べる
「タイケイテキに」学べるというやつです。
IT資格は、対象の技術とそれを取り巻く要素技術が広く問われます。(もちろん資格によりますが。)
公式のリファレンスやドキュメントを読んでも掴み切れない全体感、ユースケースに応じたプラクティスを学べると感じています。
また、IT技術は参考となる書籍やオンライン教材が豊富です。( Udemy も例外ではありませんね!)
その技術を順序立てて組み立てながら学ぶ、よい取っ掛かりになると思います。
2.目標として分かりやすい
技術を学びたい!と考えている人にとっては、IT資格の取得はよい学びの目標になりそうです。
技術を学ぶうえでモチベーションを保てないこともあるかと思います。分かりやすい目標としてIT資格の取得があることで、学ぶ意欲を保ちながら学習ができると感じています。
「モチベーションが保てない技術の学習なんて意味がない」とツッコミが飛んできそうですが、好きではない技術を学ばなければいけない機会だってあるわけです。
IT資格取得のコツ
合格体験のなかで感じたコツを 2 つ紹介します。
1.合格体験記の共通項を洗う
合格者の声を聞こうです。
そのIT資格を取得した方の記事を読むと、合格までのプロセスやヒントが書かれているはずです。そして、プロセスやヒントの共通項を探せば、それがIT資格取得の近道になるでしょう。
例えば、私は過去に応用情報技術者試験に 2 回落ちた経験があります。
合格した 3 回目になにをやったかと言うと、合格した方の記事を読み漁り、「過去問道場をやり尽くす」という共通項を発見・実行しました。
あとは、合格イメージが湧くことも大きいです。
2.日程にコミットメント
私がよくやる方法で、先に試験日程を予約してしまう方法です。「予約ドリブン」とでも呼びましょうか。
予約ドリブンのいいところは、程よいプレッシャーで中だるみをしないことです。予約した日程に向けて一直線で学習していく必要があるので、モチベーション高く技術のインプットができる印象があります。
個人的な展望
今回の記事では「IT資格って要りますか?」という命題に対し見解をまとめてみました。
改めてですが、IT資格は要りません。が、技術を学ぶ機会として価値のあるものだと思います。must ではなく should ということです。
個人的には AWS Associates3 のコンプリートを目標に、Udemy のAWS 認定デベロッパー アソシエイト模擬試験問題集(5回分325問)コースを活用して学習を進めています。
次の合格体験記が書けるように頑張ります!
2022年1月22日追記 AWS DVA に無事合格しました
最後に誤解を招きたくないので書きます。
IT資格の取得はゴールではありません。日々技術はアップデートされます。学びを重ねること、そして何よりその技術を使うことが大事だと思います。