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AWS12冠 10ヶ月で全冠達成した記録と学習方法

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Last updated at Posted at 2026-03-26

はじめに

2025年2月〜12月の約10ヶ月でAWS認定資格12冠を達成する事ができました。
今回なぜ12冠を目指したのか、何を得ることが出来たかについて述べていこうと思います。

12冠達成しようと思ったきっかけ

1.スキル向上のため

私が所属している会社はAWSのパートナー企業であり、AWSを基盤としたプロダクト開発を行っています。私は入社当初、フロント側のアプリケーション開発(ReactやFlutterなど)を担当することが多く、AWSをゴリゴリ扱う機会はあまりありませんでした。
しかし、3年目くらいからServerlessFrameworkやCloudFormationなどIaCを使用した開発などでインフラ部分を触ることが多くなり、「もっとAWSやインフラの知識を習得しなければいけないな・・」と思うようになりました。
そのため、まずはCLF、SAAを取得してAWSの概要だけでも学ぼうと思ったのがきっかけです。
その2つを取得してから熱が入ってしまい、気づいたら「12冠達成してやるー!」と強く思うようになりました。

2.資格補助の限度額が撤廃されたこと

会社には資格補助制度があり、AWSやIT関連の資格は合格すれば補助が出ます。
ただ、補助には限度額があり(確か年間2〜3万ほど)AWSのようなベンダー資格は受験料が高額なため、資格取得に二の足を踏んでました。
その後、資格補助の限度額が撤廃されて全額補助対象となったため、限度額を気にせず試験を受けることができるようになったこともきっかけとなりました。
ありがたや・・🙏

試験を受けた順番

以下の順番で試験を受けました。
CLF → SAA → SCS → SAP → DVA → SOA → DEA → ANS → DOP → AIF → MLA → MLS
私としては、この順番で取得したのが一番良かったと感じています。
セキュリティとデータ処理の資格を先に取得すると、後のMLAやMLSなどの生成AI・機械学習系の理解がしやすくなるのでおすすめです。※「試験を受ける順番」で詳細を記載しています。

試験結果

image.png

難しかった試験

AWS Certified Solutions Architect - Professional(SAP)

AWS Certified Advanced Networking - Specialty(ANS)

他の受験された方も言われていますが、やはりこの2つの試験が一番難しいと思います。
まず、どちらも問題文と選択文がとてつもなく長いです・・💦(読むだけで疲れます・・😅)
国語力も必要になると思いますね。
まったり解いていると時間がなくなるので注意しましょう。
また、これらの問題は数年間の実務経験がある人を対象としています。(未経験でも受験可能)
確かに未経験でいきなり受験するのはちょっと過酷かもしれません。

AWS Certified Solutions Architect - Professional(SAP)

SAPは大規模サービスを想定した問題が多く、状況に応じた最適な設計思想が求められます。
SAAの超強化番という感じですね。

AWS Certified Advanced Networking - Specialty(ANS)

ANSはDirect Connectを使用してオンプレミスと連携したハイブリッドクラウド構想やトランジットゲートウェイを使用したハブ設計などネットワーク設計についての問題がでます。
ネットワークインフラについてあまり経験がない方は、AWSの学習をする前にまずネットワークについての学習(DNS、TCP/IP、オンプレミス、暗号化など)から始めましょう。
※ネットワークはエンジニアでも苦手意識を持つ人が多く、挫折しやすい分野です。ただ、とても重要な分野なので焦らず、地道に学習していきましょう。

実務で立った試験

AWS Certified Solutions Architect - Professional(SAP)

SAPを取得してから、AWSの全体像についての理解がとても深まりました。
SAPの試験が終わって1ヶ月後に新規アプリケーションの開発メンバーにアサインされたのですが、その際アーキテクチャ設計を担当することになりました。このアーキテクチャ設計でSAPの知識がとても役立ちました。

AWS Certified Security - Specialty(SCS)

SCSについては、AWSだけでなくシステム全体のセキュリティについての理解が深まりました。また、ISC2(国際的に権威のあるサイバーセキュリティに関する非営利団体)が認めている資格であるため、CISSPを取得する際に必要な実務経験が1年免除されるという特典もあるようです。

学習方法

使用した学習教材

AWS公式ドキュメント

公式ドキュメントは読みづらいので避けたくなると思いますが、必ず目を通しましょう
ただ、ドキュメントのみで学習を行うのはかなり難しいので、Udemyなどの学習教材と併用するのがいいでしょう。

ChatGPT

問題の解説や知らないリソースについて調べるのに使用しました。

Udemy

一番使用したと思います。
問題数が非常に多く、解説も詳しく書いてあるのでおすすめです。
間違った問題の解説をしっかり読んで何回も問題を解きまくりました。

ハンズオン ※高額請求に注意!

実際にAWSアカウントを作成してコンソール上でリソースの作成・削除を実施するなどして学習しました。
※RDSなど高額請求になりやすいリソースにご注意ください。使い終わったらリソースを逐次削除することをおすすめします。

マインドセット・学習環境

モチベーションの維持

12冠を目指すなら、モチベーションの維持も重要です。
AWS認定資格についてネットで調べていると「AWS資格意味ない」、「資格取得 役に立たない」などの情報も少なくないと思います。私はこれらの情報を目にしたとき、「AWS認定資格ってそんなに役に立たないのか・・受験する意味あるのかな・・」なんて思うこともあり、少々モチベーションを落としたこともありました🥲
後で資格取得のメリットについて詳しく述べさせてもらいますが、私の感覚だと「役に立たない」ということは無かったのでご安心ください😊
得することはあっても、損することはありません。そのことを意識してモチベーションを維持し継続的な学習を行うことが大切です。

学習環境

学習を継続するためには、環境の整備も重要だと感じました。
特に家庭をお持ちの方は、ご家族の理解と協力が必要になると思います。
私は妻と二人暮らしですが、学習を継続できたのは妻の協力があったことが非常に大きいです。
試験前などは深夜まで勉強に没頭してしまうことが多かったのですが、そんなときも妻は嫌な顔一つせず、寄り添って全面的にバックアップしてくれました
これは本当に心強かったです😊

油断大敵

油断は絶対禁物です。
最後の最後まで準備を怠らず、試験に挑みましょう。長丁場の試験ですので体調管理もしっかりと👍

わたしは油断してSOAの試験で大失敗しました💦

試験を受ける順番

順番は人それぞれだと思いますが、AWSのセキュリティに関する試験であるSCSはProfessionalや他のSpeciality試験を受ける前に受験した方がいいでしょう。
ProfessionalおよびSpecialityの試験問題では必ずと言っていいほどセキュリティに関する問題が多く出題されます。
特にKMSを使用した暗号化Certificate ManagerによるSSL/TLS証明書管理IAMロールなどは必須です。SCSを先に取得しておくと学習がとても楽になります。
また、データ処理関連の試験であるDEAについても、機械学習系の試験MLAやMLS(2026年3月末で廃止予定)を受験する前に取得しておくことをおすすめします。
DEAの試験内容としては、GrueやKinesisを使用したデータクレンジング、ストリーミング処理などの問題が出題されますが、MLA、MLSでもAIモデルに渡すデータをGrueやKinesisを使用して処理を行う問題がよく出題されるからです。

12冠達成して得られた事

社内ですぐさま認知された

すぐ社内で知れ渡ったようですww

AWSやクラウドインフラ系の話が理解できるようになった

AWSに限らず、インフラ系の話や概要はすぐ理解できるようになったため、業務をスムーズに進めることが可能となりました。

AWSのことについて質問されるようになった

私は未経験でIT業界に入社して4年ほどであるため、最初は何も分からず先輩に聞いてばかりで戦力になれず悩んでいた時期がありました。
それが12冠達成してからは、AWSのことに関しては自分で実装できるようになると逆に先輩たちから「ちょっと教えてもらっていいですか?」と質問されるようになり、とーっても嬉しかったです😆!!

ネットワーク構成図が理解できるようになった

これが一番効果があったと思います。
人が作ったネットワーク構成図を見ると、作成者がどのような意図でこの構成にしたかが手に取るように分かるようになりました。
また、自分で構成図を作成することもできるようになり、同僚や先輩から設計を任せてもらえたりしました。

まとめ

約10ヶ月の間、12冠達成のため学習した日々を振り返ってみると、単なる資格取得以上の価値を私にもたらしてくれました。
最初は「インフラの知識をつけたい」という小さな一歩でしたが、体系的に学んだことで、今では自身をもってアーキテクチャ設計を任せてもらえるまでになりました。
もし「AWS12冠達成してみたい」と思っている方がいれば、ぜひチャレンジしてみたください!最初から「AWS12冠達成する!」と身構えすぎず、CLFやSAAから着実にステップアップしていくのが、結果として一番の近道だと感じています。
12冠はゴールでなく、ようやくスタートラインに立てたという気持ちです。手に入れたこの知識をフル活用して、新たなステップに挑戦していきたいと思います!

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