絶賛開催中のCloud Next onAir 20です。
業務でGCPを扱っていることもあり、情報収集のためにチェックしておりますが、やはり、「Opening Keynote」からみたほうがいいなと思いました。
去年はAnthosの発表があり、沸いたようですが、今年はびっくな機能の発表より、「Anthosを使ってさらにこんなことが!」「マルチ、ハイブリッド、エッジを推進するためにこんなことが!」みたいな内容が中心のようです。
以下がポイントになります。
議事メモ
sundar pichai CEO
・パンデミックによる新しい働き方を支援してきた。
・Googleでもすべての業務をリモートでやるのは困難だったが、様々なツールを試験導入した
・その中で社外の方々にもどのツールが役立つのか検討した
・Chromeの配布 meetの無料開放など
・colgate netflix ツイッターでテレワークができるように支援した
・ロウズ、targetなとの小売店が需要増に対応できるように支援した
・病院システムで患者がより適切にケアできるように支援した
・イタリア、インドネシア、インディアナ州で子供たちのオンライン学習を支援
・政府への支援(失業調査の処理、司法機関の運営維持)
・これからの世の中が変わっていく部分
- 仕事のデジタル化が進む オンライン作業、教育、医療、ショッピング、エンタテインメントの増加
75%の企業がDXを進めている クラウド化が進み、2023年には20%まで増加する
- コラボレーションを促進する チームの連携、仮想コミュニティの確立、suiteやビデオ会議ツール、
共同作業に適したツールへの進化をする
- 柔軟な働き方 予期せぬ発見を得るための時間を作る(いいアイデアが昼食時の会話、コーヒーの時間に生まれることもあった)
・業務のデジタル化、コラボレーション化、柔軟化が進み、クラウドに移行する。そのとき、セキュリティ、柔軟性、解決策を提供するパートナーが必要。
・昨年はcloud nextでAnthosを発表した。今年はデータをいつでも使用中でも暗号化することでクラウドのシステムを維持できるソリューションを発表する。
・また、マルチクラウド分析ソリューションも導入する
Thomas Kurian CEO
・3つの重要なケーパビリティがある
1. distributed infrastructure as aservice
2. digital transformation platform
3. industry-specific digital transformation solutions
・1について
- パブリック、ハイブリッド、マルチ、エッジとして使える
- コンピューティングソリューションの大幅強化 大規模メモリに対応 性能と費用対効果を向上
- ベアメタル環境の性能と機能を必要とする環境の運営のためベアメタルサービスの導入
永続性ディスクの強化 データ記録と保存量の拡大
- CDNサービスの拡充 CloudArmor
- 24テラバイト規模の大型SAPを利用できるよう最適化を図る
- IBM、UNIX、Windows、OracleのワークロードをGCPに移行して使えるようにする。簡単、早く
- セキュリティーとプライバシーについては、Confidential Computingにより、保存中、移行中、処理中のデータを暗号化する。
- 侵入の監視については、BeyondCorpだけではなく、ワークロードの実行、業界標準順守のほか、自社の標準を順守しているかも確認可能になった。
- Assured cloudでは、運用上の要件を順守しながらクラウドを運営し、業界の規制を順守しているかをテストできる。
・2について
- Anthosを使ってモダナイズする
- ハイブリッドでAnthosを使う場合、VMwareをAnthosで実行できる。Cisco,HPなどでも実行できる。
- AWSでもAnthosを実行可能。Azureはテスト中。
- DC上でデプロイ、保護、管理する単一の方法を提供。
- Anthosは開発手法のモダナイズに役立つ包括的なフレームワーク
- Anthosで運用もモダナイズが可能
- BigQuery Omni:Azure AWSのデータを分析できる、GCPに移動する必要はない マルチクラウドへの対応を継続的に進める。
- StreamingAnalitics:BQの100個平行ストリーム。ストリーミング分析機能の拡張。
- Natural Langage query intergaface:アナリストが簡単に質問してデータを理解するようにBQに追加。スプレッドシート、ボットと統合すればBQの分析を自動化できる。
・Gsuite essential
- meetはコロナ間無料
- コラボレーションを促進させる
・3について
- データサイエンティストを雇う必要はない
- 小売業;データと顧客を中心に添えた分析ができる
- 通信業界:5Gとエッジコンピューティングの後押しする。プライベート5Gからエッジクラウドソリューションを展開できる。
- 金融業界:顧客分析、マーケット、リスク、流動性の分析を促進。法規制への対処。
- 医療、ライフサイエンス:創薬プロセスの加速。セキュリティも徹底。遠隔治療も可能。
・グローバルセールスチームの拡張、専門分化。至急対応は15分で返答。