手元にChromebookしか無くなってしまったので、何か開発したいときはcloud9を活用しています。
今回、vue-cli@3環境をcloud9に構築した際に少し設定が必要だったのでメモ書いて置きます。
ちなみに、vue-cli@2の環境構築はこちらの記事が参考になりました。
Node.jsのversion up
公式ドキュメントによると、とりあえず version 8.11.0+ が推奨のようです。
Node Version Requirement
Vue CLI requires Node.js version 8.9 or above (8.11.0+ recommended). You can manage multiple versions of Node on the same machine with nvm or nvm-windows.
2018/11/22現在、cloud9におけるNode.jsワークスペースのnodeのversionはnvm含め以下となります。条件を満たしているものがありませんね
$ node -v
v6.11.2
$ nvm ls
v0.8.28
v0.10.48
v0.12.18
v4.8.4
-> v6.11.2
v8.4.0
system
default -> 6 (-> v6.11.2)
node -> stable (-> v8.4.0) (default)
stable -> 8.4 (-> v8.4.0) (default)
iojs -> N/A (default)
stableがv11.2.0のようですので、こちらをインストールします。
$ nvm version-remote stable
v11.2.0
$ nvm install stable
$ nvm current
v11.2.0
$ nvm alias default v11.2.0
yarnをinstallする
これは完全に趣味ですが、yarnをinstallします。
$ npm install -g yarn
$ yarn -v
1.12.3
vue-cli@3をinstallする
$ yarn global add @vue/cli
$ vue --version
bash: vue: command not found
パスが通っていないようなので、~/.bashrcに以下の内容を追記します。
export PATH="$PATH:`yarn global bin`"
$ source ~/.bashrc
$ vue -V
3.1.3
準備ができました。
プロジェクトを作成する
プロジェクトの初期設定については今回触れないので、とりあえずvue create
します。適当に選んでEnter
を押して下さい。
$ vue create vue-cloud9
$ cd vue-cloud9
$ yarn serve
さて、cloud9あるあるですが、このままではhttp://<プロジェクト名>-<アカウント名>.c9users.io:8080/
でアプリケーションにアクセスできません。私の場合はInvalid Host header
と表示されました。
そのため、vue.config.jsをvueプロジェクトディレクトリ直下に作成します。
module.exports = {
devServer: {
disableHostCheck: true
}
}
再び$ yarn serve
することで、アプリケーションにアクセスすることが出来ます