##最初に
nanoについて、まとめてくれているサイト、掲示板は沢山あります。
つまり、ここではコマンド集や、設定ファイルの説明などのすべてをしません。
もし、そちらが目当てでしたら、こちらへ↓
今から、僕がよく使ってるnanoの設定やコマンドを紹介します。
##nanoとは?
#####nanoとは?
UNIXを中心にcursesを使ったテキストエディタです。
macOSやUbuntuなどに既存に入っていたりして、
さっと編集したい時などすごく便利ですよね?<-個人的な意見 :)
nano以外にVScode、Vim、Atomなど、色々便利なエディタがあるのに
nanoを使う理由ってやっぱり、
CUIで操作するというロマンですよね??<- Vi使えよ <-
##インストール
CentOS/RedHat系
$ sudo yum install nano
Ubuntu/Debian/Raspbian系
$ sudo apt-get install nano
or
$ sudo apt install nano
##nano option -T
nanoを使って開く際にちょっとした裏技
- 開き方
- ファイルを一気に作りたい
- Tabの空白指定
1. nanoを開く
$nano [ファイル名]
2. ファイルを一気に作っていく
$nano [ファイル名] [ファイル名]....
3. nanoでTabの空白数指定 *初期は8マス*
$nano -T [数字] [ファイル名]
##nanoでのコマンド
nanoは基本的にctl + [] 、AltやEscなど、何かをホールドしながら押すコマンドがあります。
下に表記されてますね!!
特に使うのはこちら
Ctrl + x
これは、閉じるという意味なのですが、変更があった場合保存するか聞かれます!
そして、名前を変更するかどうか聞かれます。
つまり、Ctrl + o(名前を付けて保存)などやらなくても
このコマンドだけで、保存できます。
Ctrl + w
検索
検索したい文字を聞かれるので、途中までのワードを打つとそこまで、連れてってくれます。
Ctrl + K
一行削除
Ctrl + A
行頭に行く
Ctrl + E
行末に行く
Esc + G
任意の行にいきます。
行番号聞かれますので、入力
とまぁ、正直コマンドに関しては、便利なものが多いので、一番最初にあるURLの一覧表を見ながらいろいろ使ってみるのが良いです。
##nanorcを編集して、自分好みに!!
nanoの設定ファイルnanorcを編集して、自分の使いやすいようにしたい
1.マウスを反応
3.初期tab設定
/etc/nanorc
or
~/.nanorc
ctrl + w 使って検索しましょう
「#」を消す or 新たに入力します。
1. マウスを反応させます
set mouse
2. 行数を表示
set linenumbers
3. 初期tab設定
set tabsize 8 <-数字の部分はご自由に変更を
4. color設定(ご自由に)
set titlecolor brightwhite,blue #タイトル表示
set statuscolor brightwhite,green #ステータス表示
set errorcolor brightwhite,red #エラー表示
set selectedcolor brightwhite,magenta #選択した時の色
set numbercolor cyan #行数の色
set keycolor cyan #キーの色
set functioncolor green #コマンドの色
colorの例
set numbercolor white, black #文字が白,バックが黒
ちなみに、set mouseをonにした場合、
shift
を押しながら選択できます。
##Gitのデフォルトエディタをnanoにする
あなた「Oh!! git rebase で履歴を編集しようとしたらVimが開いちまったよぉぉぉ」
nano「僕を呼んでる?!」
nano「以下のコマンドを入力してみな!」
#デフォルトエディタを設定
$git config --global core.editor 'nano'
#確認したい時
$git config --global --list
core.editor=nano
#例:Tabを四マス分だけ空けたい
$git config --global core.editor 'nano -T 4'
YOU「ていうか、この説明はgitの説明じゃん」
nano「nano関係あるじゃん!」
##参考
・Wikipedia
・GNU nanoを使いこなす