はじめに
Excelアドインの削除方法を整理します。
なんでもないことなのですが、ちょっとくせがあって、削除方法を誤ると面倒なことになるようなので、メモします。
といっても、環境によってなのか?、Excelのバージョンなのか?よくわからないのですが、面倒なことにならない場合もあるようです。
私も2台のPCで試してみると、一方のPCでは問題が発生し、もう一方のPCでは問題ありませんでした。
ということなので、もしはまったらこういう対処もひとつあるかもしれないという程度で目オンします。
今回実施する内容
Excelアドインを正しく削除する方法と、誤って削除したときの対処方法をまとめます。
ソースコード(Git Hub)
なし
環境
OS:Windows 10 JP
Excel: Excel 2021 (64bit)(こちらは問題未発生)
Excel: Office 365のExcel(64bit) (こちらで問題発生)
参考
なし
用語
なし
正しいExcelアドインの削除方法
要は順番だけなんです。
- [開発]タブ->[Excelアドイン]リボンで表示されるアドインメニューで該当のアドインのチェックを外してOKする。
- 該当のファイルを削除する。
デフォルトでは以下にアドインファイルはあります。
C:\Users[ユーザ名]\AppData\Roaming\Microsoft\AddIns
この順で実施すれば問題ありません。
Excelアドインの誤った削除方法とその時に発生する事象
-
Excelアドインが有効な状態で、上記のフォルダにあるファイルを削除します(Excel起動していると削除できませんので、Excelは終了させておきます)。
いきなり削除が誤りです。
削除した後にExcelを起動すると、こんなメッセージが表示されます。
これで削除されればそれで満足なのですがそういうことはありませんから、Excelアドインを解除します。 -
[開発]タブ->[Excelアドイン]リボンで表示されるアドインメニューで該当のアドインのチェックを外すと、メッセージが表示されます。
これでリストから削除されてOKのような気がします。
ですが、うまくいかないPCでは、Excelを終了して再起動するとまた同じメッセージが出ます。これの繰り返しで永遠とアドインを削除できなくなります。
なぜかな?原因が今のところわかりません。
本事象ではまった場合の対処
上記のような事象に陥った場合は、面倒なんですが、簡単です。
正規の手順で削除すればいいだけなんです。
それが少し面倒というかやり直しが面倒なのですが。
繰り返しになりますが、正しい手順は、
- Excelアドインを削除しているわけですから、そのExcelアドインのファイルを元の場所に戻してあげる。
- [開発]タブ->[Excelアドイン]リボンで表示されるアドインメニューで該当のアドインのチェックを外す。
- 該当のファイルを削除する。
1手順が面倒だったりするんですよね。削除して次にExcel起動したときに気づいたりするので、すでにゴミ箱にも該当ファイルがなかったりして。
そんなときはファイル名だけ合わせれば大丈夫なので、強引にファイル名を合わせるのもありかなと。
おわりに
今回はExelアドインの削除とはまった時の対処について記載しました。
こういう状態に陥るのは私の環境だけなのかもしれません。
まあこういうこともある人もほかにもいるのではないかと備忘もかねてメモリました。