0
0

More than 3 years have passed since last update.

Rubyの基本箇所についての復習④(ハッシュオブジェクト)

Posted at

はじめに

前回の記事までの知識では、一つの変数に対して一つの文字か数字しか代入できません。
これでは、短い文章を表示するならともかく、複雑なアプリになってくると大量の変数を定義しなければいけなくなり、大変煩雑になってしまいます。
そこで、今回と次の記事にて、それを解消するためにハッシュ配列というものを使えるようにしたいと思います。

内容

ハッシュを使って、一つの変数で複数の情報を扱えるようになります。

実行

ハッシュとは次のように書くものです。
ruby
sport1 = { name: "野球", member: 9, item: "使う"}

{}の中に、,で区切られて3つの情報が存在します。
どの情報にも:が含まれています。
この場合、左側(name,member,item)キーといい、右側("野球",9,"○")バリューと呼びます。
この状態は、3つの変数(キー)を同時に定義して、一つの変数(ハッシュオブジェクト)にまとめた様なものと言えます。
前述のハッシュオブジェクトは"野球は9人で行うスポーツで道具を使う"という情報をまとめたものです。
このままではただの情報の羅列なので、他人に伝わりやすいように文章として出力します。
文章出力には次のようにコードを書けばよいです。

sport1 = { name: "野球", member: 9, item: "使う"}
puts "#{sport1[:name]}はsport1[:member]人で行うスポーツで道具を#{sport1[:item]}"

このコードを実行すれば"野球は9人で行うスポーツで道具を使う"という文章が出力されます。
#{}を使うのは前回までと同じですが、決定的違うところとして#{}の中身がsport1[:~]となっていることです。
これの意味することは、例えば```sport1[:name]ハッシュオブジェクトsport1のキーの一つであるnameに保存されているバリューを呼び出すという事です。

おわりに

ハッシュを使えば、一つの変数(ハッシュオブジェクト)に多くの情報を持たせることができます。
しかし今のままだと、例えば100個のスポーツの情報を登録すると時に煩雑になってしまいます。
これを解消するために、次回の記事では配列の基礎を習得できるようにしたいと思います。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0