#はじめに
JavaScriptを習得した人・しようとしている人は、発火
という単語を必ず聞いたことがあります。
そして、中にはこの言葉に馴染めず、学習が遅れてしまった人もいるでしょう。
本記事では、発火とはどういうものか、なんで発火というのか、について書かせて頂きます。
別ブログにて、書き直したものを公開中です
https://airesaies.com/2020/05/14/program003/
#内容
##そもそも"発火"とはなんぞや?
発火とは、JavaScriptにおいてメソッドが実行されることをいいます。
JavaScriptでは、
①DOMの取得
②処理
③HTMLの操作
という順序でビューを変更しますが、この中で③がメソッドの発火によって行われます。
##どうやったら発火するの?
指定されたクラスに、指定されたイベントを起こすと発火します。
イベントを起こすというのは、例えばクリックする、送信するなどです。
クラスを指定するのは、DOMを取得することにより行えます。
var btn = document.querySelector("button");
function Say() {
console.log("Hello.world");
}
btn.addEventListener("click", Say);
例えば上のコードでは、
var btn = document.querySelector("button");
でDOMを取得し、btnに代入。(button
を取得)
btn.addEventListener("click", Say);
で発火する条件を指定しています。
btn
.addEventListener("click", Say);
btnでクラスの指定。
btn.addEventListener("click"
, Say);
でイベントを指定しています。
この場合、button(btn)をクリック(click)すると、関数Sayが実行される、
発火を使って言い換えると、button(btn)をクリック(click)すると、関数Sayが発火する
ことになります。
##なんでこんな呼び方に?
はっきりしませんが、一説には'イベントを実行する'という意味のfire event
を訳したものだそうです。
これでだと訳した方も、原文の方も「もっと正確な言葉があったのでは?」と思ってしまうので、
もしかしたら違う理由があるのかもしれません。