注意:JE Minecraft 1.21.10環境での構文や情報等を主に記入しています。
はじめに
どうも皆さまこんにちは。
毎年号令『Minecraft Command Advent Calendar』2025で
投稿する記事を制作すべく、久しぶりにQiitaを開きキーボードを叩いております。
開催:Chen / ちぇん氏(@CMD__Cat)
しかし...「コマンド関係ならどんな記事でも良いので」と言われてはいるものの
アドカレは超大物コマンダー、データパック製作者が大勢見に来る場...
人様に胸を張って自慢できるだけの知識が!情報が!経験が!
私にはない!!!
という訳でちょこっと触れていてある程度語れることのある、Snapshotで追加された新しいエンティティ、コマンド作品の表現の幅を広げてくれる(だろう)期待の星
『マネキン/Mannequin』について、細かい仕様や再現できるようになったことなんかについてまとめました。
Wikiとか分かりやすい記事見れば済むであろう内容をわざわざ読んでくださるか不安である
個人的に最近に行われた、コマンドが大きく進化した3大革命の内の一つだと思ってます。
(attribute項目追加、左クリック実装)
目次
はじめに
マネキン(mannequin)とは?
NBTについて
自分のマネキンを出す方法
腕を振るわせる方法
何ができるんだい君は?
おわりに
マネキン(mannequin)とは?
Java Edition 25w36aで追加されたエンティティです。
/summon使用でのみ召喚可能。
/summon minecraft:mannequin ~ ~ ~
自然にスポーンはせず、対応するスポーンエッグもデフォルトでは存在しません。
interactionやdisplay系と同じようなコマンド専用のエンティティのようです。
操作を一切せず放置しているプレイヤーみたいな動作をとります。
(MOBを/rideで頭に乗せることができる、インベントリやホットバーが存在しないなど、完全にプレイヤーと一致するわけではありません。)
なのでアイテムを持たせたり着させたりすることもできます。
ダメージも受けますし、HPが0になったら死亡します。
何がすごいって、やはり完全にプレイヤーの見た目をしている点。
そして任意のプレイヤーやリソースパックに入れているプレイヤーのスキンを使用可能といったところです。(やり方は後述)
前まではプレイヤーっぽいものを再現するのにはゾンビやスケルトンのような人型MOBや防具立てに自身のプレイヤーヘッドを被せ、所持アイテムをコピーさせて作る...
リソースパックを使わずに人型の再現をするのはこの程度が限界でしたからね。
NBTについて
profile
表示するスキンを定義するデータです。
重要な点を抜粋して紹介します。
指定したプレイヤーに見た目を変えることができます。
以下のコマンドを実行することで私のスキンのマネキンを召喚します。
/summon minecraft:mannequin ~ ~ ~ {profile:"Mononobe5189"}

こんな感じで超大物をワールドに招待した風に見せるヤラセもできます(怒られろ)
サムネを作ったりする時とかに使えそうかな?
パスをリソースパックのtextures/以降から指定し.pngは省略することで
リソースパック内テクスチャの見た目にすることができます。
リソースパックに入れているプレイヤーの自作スキンを出すこともできる訳です。
例として、既存のブロックやアイテムなどの見た目をスキンに対応させることも出来ます。
summon minecraft:mannequin ~ ~ ~ {profile:{texture:"block/oak_planks"}}
summon minecraft:mannequin ~ ~ ~ {profile:{texture:"block/magma"}}
summon minecraft:mannequin ~ ~ ~ {profile:{texture:"block/stone"}}
summon minecraft:mannequin ~ ~ ~ {profile:{texture:"block/diamond_block"}}
summon minecraft:mannequin ~ ~ ~ {profile:{texture:"block/black_concrete"}}
summon minecraft:mannequin ~ ~ ~ {profile:{texture:"block/ender_eye"}}
summon minecraft:mannequin ~ ~ ~ {profile:{texture:"block/golden_apple"}}
summon minecraft:mannequin ~ ~ ~ {profile:{texture:"block/diamond"}}
ただプレイヤーの形に対応していないテクスチャも多いみたいですね。
またmodelを指定しスティーブ(wide)とアレックス(slim)の2種類で選択できます。
以下のコマンドを実行することで横幅がでかいorほっそりしてるマネキンを召喚します。
/summon mannequin ~ ~ ~ {profile:{model:"wide"}}
/summon mannequin ~ ~ ~ {profile:{model:"slim"}}
右側の方がslim。
immovable
/tp等以外の手段で動かされないかどうかをfalse/trueで選択します。
以下のコマンドを実行することで不動のマネキンを召喚します。
/summon mannequin ~ ~ ~ {immovable:true}
description
表示スロットbelow_nameの位置(下にサブで表示される名前)に表示されるテキストコンポーネントを設定します。
以下のコマンドを実行することで上下の名前が設定されたマネキンを召喚します。
/summon minecraft:mannequin ~ ~ ~ {CustomName:"Test1",description:"Test2"}
hide_description
前述のdescriptionを非表示にするかどうかをfalse/trueで選択します。
pose
マネキンのポーズを決めます。
選択内容はstanding(立位)、crouching(スニーク)、swimming(泳ぎ)、fall_flying(滑空)、sleeping(眠り)。
省略時はstanding。
以下のコマンドを実行することでそれぞれのポーズのマネキンを召喚します。
/summon mannequin ~ ~ ~ {pose:"standing"}
/summon mannequin ~ ~ ~ {pose:"crouching"}
/summon mannequin ~ ~ ~ {pose:"swimming"}
/summon mannequin ~ ~ ~ {pose:"fall_flying"}
/summon mannequin ~ ~ ~ {pose:"sleeping"}
swimmingとfall_flyingの見た目全く同じように見えるんですが
なんか違いがあるんですかね...?
hidden_layers
このリストに指定したレイヤーは描画されなくなります。
選択内容はcape, jacket, left_sleeve, right_sleeve, left_pants_leg, right_pants_leg, hat。
以下のコマンドを実行することで帽子と左袖が非表示の私のマネキンを召喚します。
/summon minecraft:mannequin ~ ~ ~ {profile:"Mononobe5189", hidden_layers:["hat","left_sleeve"]}
main_hand
マネキンの利き手(装備表示上どちらをメインにするか)をleft/rightで指定します。
以下のコマンドを実行することで左手利きのマネキンを召喚します。
/summon minecraft:mannequin ~ ~ ~ {main_hand:"left"}
自分のマネキンを出す方法
profileにMCIDを打ち込むのではなく、実行者(@s)のスキンのマネキンを出す方法。
データパックを作成し、loot_tableを作成。
{
"pools":[
{
"rolls":{
"min":1,
"max":1
},
"entries":[
{
"type":"minecraft:item",
"name":"minecraft:player_head",
"functions": [
{
"function": "minecraft:fill_player_head",
"entity": "this"
}
],
"weight":1
}
]
}
]
}
その後以下のようなfunctionを制作し、実行者を設定し実行させます。
(lootの名前はデータパック名によって変わります)
loot spawn ~ ~ ~ loot test:head
execute summon minecraft:mannequin run data modify entity @s profile set from entity @n[type=minecraft:item] Item.components."minecraft:profile".name
kill @n[type=minecraft:item]
自身のプレイヤーヘッドを出すloot_tableを作り
1:そのlootからプレイヤーヘッドをアイテムとして召喚する
2:マネキンを召喚、同時にアイテムNBTからIDを抜きとりprofileにmacroでねじ込む
3:アイテムを即座に消去
ってのをやっています。
教えてくださった方:るび氏(@mc_Rubinaru)
腕を振るわせる方法
この記事を書き終わった後にスナップショットが発表され、新コマンドの/swingが追加されました。
これによりクリック時の様にマネキンの腕をブンブン振るわせることができます。
/swing @n[type=minecraft:mannequin] mainhand
何ができるんだい君は?
プレイヤー大量導入・分身
プレイヤーではなくエンティティなので、理論上は1ワールド内に無限に呼び出すことができます。疑似フレンドをいくらでも招待できるぞ。(虚しい)
その他にも大量の多重影分身を作ってみたり...
ハンター放出前みたいな大量のプレイヤーが必要な絵面を撮れたり...(黒すぎて見えずらい)
高速移動する時の残像っぽいものも作れたりします。
コマンド実験台・サンドバッグ
前述の通り、プレイヤーとほぼ同じ挙動をするのでコマンドのテストをする際などに使えるかもですね。
今まではハスクとかがコマンド武器などの代表的実験台になっていたと思いますが
(あんま動かない、日中燃えない、HP等ステータスがプレイヤーとほぼ同じ等の理由から)
世代交代の時期なのかも?
NPC・カスタムモブ制作
RPGのNPCとかを簡単に作れそうですよね〜
見た目もリソースパックで自作できますし。
またコマンドでボスMOBを作る際...
モデルの表現方法としては前述のプレイヤーヘッド+透明化させたバニラモブだったり
リソースパックを使用しアニメーションがある敵を作ったり
一昔前にはブロックボスなんていうのもありましたか。懐かしいですね。
これ以降選択肢の中にマネキンが入るかも...?ってことです。
この子でカスタムモブを作ろうと思ってたんですが、現状tpやmotion操作とか以外でマイクラMOBらしい動きを取らせることができないっぽいんですよね...
別のMOBを対象にrideさせることでAIを乗っ取らせるという有名な方法もあるんですが
マネキンが上=MOBがマネキンのAIを乗っ取らないっぽい。
マネキンが下=座ってるアニメーションになっちゃう。poseをいじり続けても無理。
って感じで機能しないっぽいのです。
単純に私の知識不足が原因かもしれませんが、現状AIを持たせるのは難しいかと思います。
方法知ってる方いらっしゃいましたら教えてください。
鏡の再現
マイクラの世界で鏡なんて、MODの力がなければ導入不可能だった。
そう、プレイヤーと全く見た目が同じエンティティ、マネキンが追加されるまでは。
海外の方が鏡の再現を行っていました。
ホラーマップとかで鏡を作って鏡面の自分の姿が変わる表現をしたり
自分自身がドッペルゲンガーとして出てきたりする演出に使えそうですね。
MV生成
yh氏(@2237yh)がスティーブマネキンでBad Apple!!のMV再現動画を投稿していました。
インフルかかった時に見そうな悪夢って健康時寝なくても見れるんですね
絵面も音も何もかもがシュールすぎる
一体いつ何してる時にスティーブ大量虐殺でMV再現しようなんて思いついたのでしょうか...
暴れさせる
こま氏(@komaramune)がマネキンで☆ゲッダン☆の再現動画を投稿していました。
これ見て私も作ろうと思ってたんですがめんどくさくなって途中でやめた記憶。
ここまでの暴れっぷりにはしなくても
スニーク→立ち上がる→スニーク→立ち上がる...を一定周期で繰り返すことで
盛り上がってるor踊っているっぽい動きを作る、みたいなのはよく使いそうですね。
サイズ変更
attributeが存在、変更ができるエンティティなのでscaleをいじることでサイズを変更させることができます。
以下のコマンドを実行することで最大サイズのマネキンを召喚します。
/summon mannequin ~ ~ ~ {attributes:[{id:"minecraft:scale",base:16}]}
もちろん0~16の間だったら他のサイズにすることもできます。
こんな感じ↓に進撃の巨人の地ならしを再現することも。
一応マネキンがなくても既存の機能で似たようなことはできるっちゃできるんですが、数コマンドで気軽にできるってのは楽しいですね。
おわりに
マネキン活用法をまとめてみました。
まだ世に出ていないような新しいアイデアを考え付いたらコメントとかで教えてください。
もっと可能性があるエンティティだと思っているんですこの子は。
定期的にこうして記事を描きたい気持ちは山々なんですが、先人たちがすでに分かりやすい内容で解説を記事や動画としてあげてくださってたり、前述の通り先輩たちの功績におんぶにだっこしてもらいながらここまできた身なので、大して自分で開発してきた語れるものがなく、どうしても手を動かすやる気が燃えないんですよね...
あとすごく話逸れるんですが、なんとなくAdvent Calendarの日程設定したらクリスマスイブ(12/24)でした。全然記事の内容とクリスマス要素絡められなかった。
皆様素敵な聖夜をお楽しみやがれください。
最後に自分のYoutubeチャンネルでも宣伝して終わろうと思います。
ここまで見てくださった皆様ありがとうございました。
▼Youtubeチャンネル▼
https://www.youtube.com/channel/UCE-51sjF955uUEMFngJxyow
▼以前作ったマネキンのshort動画▼
https://youtube.com/shorts/X01tQOClt-o












