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[たぶん一時的なメモ(2022/05/16)]Azure AD B2Cでテナントを作成しようとしたら対象地域なのに対象外と怒られテナントが作成できなかった話

Last updated at Posted at 2022-05-16

はじめに

一時的なバグなのでメモ書き程度の内容になりますが残しておきます。 またAzureADB2C以外でも似たようなバグが起きている可能性があります。B2Cでなくともエラーの文言で検索に引っかかった方は参考になるかもしれないです。
※テナント作成については他の方の記事を参考にしてください

何が起きたのか

2022年の5月に入ったあたりからAzure AD B2Cでテナントを作成しようとしたら以下のエラーが発生するようになりました。

エラー画面.jpg

The provided location 'アジア太平洋' is not available for resource type 'Microsoft.AzureActiveDirectory/b2cDirectories'. List of available regions for the resource type is 'global,unitedstates,europe,asiapacific,australia,japan'.

簡単に言うとアジア太平洋では使えないということです。そんな馬鹿なはずはない数日前まで使えてたのに...
しかもエラーの指定してくれと言っている対象地域に「asiapacific」→アジア太平洋って書いてある。
なぜなのか。

解決方法

この記事を見に来た方は原因とかはともかく解決方法だけ早く知りたいと思うので解決方法を書きます。
Azureポータルの言語設定を「English」だけです。
以上です。 レイアウトにもよったりするのかもしれないのですがポータル右上の歯車アイコンを押して、左側の「言語と地域」のところから変更するだけです。

言語設定.jpg
とりあえずMicrosoft側もこの問題を数日前に把握したらしく次回アップデートで修正されるそうです。

原因

もう大体察しが付くと思いますが「アジア太平洋」がダメなだけで「asiapacific」は大丈夫なんです。 例えば国の選択をする際にプルダウンで日本を選ぶとデータセンタは「アジア太平洋」になります。

テナント作成.jpg

この勝手に選択される「アジア太平洋」の文字列を英語の「asiapacific」に置き換えられていないため、テナントを作成する際に前述したエラーが発生するんだと思われます。確かにエラー内容を見ると「アジア太平洋」という文字列がそのまま出力されていますね。
まさか向こうが勝手に選んでるデータのせいでエラーが出るとは思わない+数日前まで普通にテナント作成できていたことからすぐには原因に気づけませんでした。(色々試してマイクロソフトが悪いんじゃないかという予感はしていた)
言語設定を英語にすれば「asiapacific」でデータが入力されているので問題ないという訳です。

あとがき

なんだこのバグは...。 クラウドサービスを使っているとこういうことがあるんだなと勉強になりました!!!
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