
# 内容
- RDA5807Mラジオモジュールを使用したFMラジオです。
- 小型スピーカで落ち着いた音にするため、絨毯スピーカー型に仕上げました。
- 選局は、ハードコーディングした周波数(地表波とCATV)を指定するモードと、100kHzステップの手動選局が可能です(ロータリーエンコーダのつまみを押すと切り替わる)。
- スピーカーアンプとして利用できるように、前面に外部入力端子を設けました。電源スイッチの上下でラジオとアンプを切り替えます。
部品
回路
~~- 感度を高めるため、アンテナ入力をトランジスタ(2SC3356)で増幅しています。~~ 色々実験した結果、アンテナを直結したほうが感度良好でした。高周波回路は難しいようです。。(2020/5/30追記)
ソースコード
動作デモ

その他
- ほぼ同じ構成の小型版も作成しました
- アンプはPAM8403、スピーカーはダイソー300円スピーカーのユニットですが、結構高音質です。
ラジオとしての性能について
- 感度は、市販のラジオ(SONY ICF-9)より若干劣る印象です。
- 千葉市のマンション1F(西側)のベランダに設置した1λループアンテナでの受信で、bayFM、NHK千葉、東京スカイツリーからの放送は良好に受信できますが、Nack5や横浜FMはノイズが多いです。
- 受信できた局の音質は非常にクリアです。
~~- データシートを見る限りでは、RDA5807MはSi4370よりも感度の性能が落ちるようでした。~~ 数字が小さい方が感度が良いということでした。(2020/5/30追記)
- 結局、ケーブルテレビのFM再送信との組み合わせで聴いています。
苦労した部分
- Arduino Unoでは正常稼働するのに、ProMini3.3vではノイズだらけになる現象に見舞われました。書き込み装置の3.3v設定ができていなかったのが原因だったようです。
- ロータリーエンコーダを1クリック分動かすと2回処理が流れる?ため、チャンネルの切り替えやOLED表示のロジックで、操作上、1回分になるように調整しています。
- 部品の固定にネジが何種類か必要になります。M3やM2等の小さいサイズで長いネジはなかなか売っていないので、割高ですが通販で購入しました。
- ケースに現物合わせで穴あけするのは難しく、とにかく実践あるのみです。
- 消費電力を抑えるため、前面入力に切り替わった時にArduinoの電源をOFFにする必要がありますが、まだ実現できていません。。。
参考にしたサイト