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【コスパ最強】7.3インチフルカラー電子ペーパー「reTerminal E1002」で遊んでみた!

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この記事は、株式会社ACCESS Advent Calendar 2025 の 20日目の記事です。

お久しぶりです!
1年に1回以上、ここぞという時に Qiita へ記事を投稿する @Momijinn です。

今回は、ブラックフライデーのセールに乗じて大陸から輸入した、フルカラー電子ペーパーデバイス reTerminal E1002 があまりにも最高だったので、実際に遊んでみた様子を紹介します。

reTerminal E1002 とは?

reTerminal E1002は、Seeed Studioが販売する 7.3インチのオープンソース・フルカラーePaperディスプレイ です。
これまでの電子ペーパーといえば「白黒」のイメージが強いですが、こいつはカラーです。
しかもデカイ。

詳細は、ぜひ公式サイトをご覧ください。

本体
ss-2025-12-14-23-25-04.jpg

ここが推せる!おすすめポイント

実際に触ってみて「これは良い!」と感じたポイントを紹介します。

1. 圧倒的コスパ(価格設定バグってない?)

約15,000円という価格設定なのですが、搭載されている機能を見ると 「これ、利益出てますか?」 と心配になるレベルです。

  • 画面: 7.3インチ フルカラー ePaper (E Ink Spectra™ 6)
  • 脳みそ: ESP32-S3 搭載
  • 電源: バッテリー内蔵
  • センサ: 温度・湿度センサー搭載
  • 拡張性: マイクロSDカードスロット、GPIOピン利用可能

ただのディスプレイではなく、ESP32-S3が入っているので単体でバリバリ動きます。

2. 開発環境が選り取り見取り

「コードなんて書きたくない」という人から「C++で限界までチューニングしたい」という変態(褒め言葉)まで、幅広く対応しています。

  • No Code: SenseCraft HMI(ドラッグ&ドロップで画面作成)
  • Low Code: ESPHome / Home Assistant
  • Pro Code: Arduino / PlatformIO / ESP-IDF

3. 安心の「技適」あり

ここ重要です。海外デバイスですが、ちゃんと技適マークがあります。
日本国内で堂々と電波を飛ばせますね。

総務省 電波利用ポータルで確認

本体背面の技適マーク
R0000418.JPG

早速遊んでみた

手始めに、デフォルトでインストールされている SenseCraft HMI を使ってみます。
これはブラウザ上で電子ペーパーの表示内容をデザインできるツールです。直感的で素晴らしい!

画像を表示してみた

SenseCraft HMI にアクセスし、手持ちの画像をアップロードして、いい感じに配置します。

画面作成ビュー
ss-2025-12-10-22-05-38.jpg

これを reTerminal E1002 にデプロイ(転送)!
すると……

おお!電子ペーパーとは思えない鮮やかさで表示されました。
これがノーコードでできるのは感動です。

デプロイ結果
ss-2025-12-14-23-27-26.jpg

Webアプリを表示する

画像だけじゃつまらないので、Webサイトを表示させてみます。
例として、弊社のサイネージ紹介サイトを表示してみましょう。

SenseCraft HMI のウィジェットから 「Web Page」(またはURL入力欄)を選び、URLを指定します。
あとは同様にデプロイするだけ。

プレビュー
ss-2025-12-10-22-00-15.jpg

結果はこちら!

Webサイトのデプロイ
ss-2025-12-14-23-28-39.jpg

Webサイトの上部が表示されました!
スクロールはできませんが、「特定の情報を常に表示しておく」用途ならこれで十分使えそうです。

さらにディープに遊んでみた

簡単に投影ができることはわかったので、ここからはエンジニアらしく 「自分だけの情報ダッシュボード」 を作ってみます。

目指すのは、「天気・ニュース情報を自動更新する置き時計」 です。

SenseCraft HMI には天気のテンプレートはあるものの、ニュース表示機能がありません。
C++ (Arduino) でゴリゴリ書けば実現できますが、C++を書くと手が震えるアレルギー持ち なので、Web技術で解決することにします。

アーキテクチャ:Astro + GitHub Actions

戦略はこうです。
「静的なHTMLを定期的に生成してGitHub Pagesにホストし、それをreTerminalに表示させる」

動的なJavaScriptゴリゴリのページは、ePaperのブラウザ性能的に「読み込み中」で固まることがわかったので、ビルド時にデータを埋め込んだ静的HTMLを作成します。

e.g. 情報通信研究機構
取得中で止まっている表示になる 1
ss-2025-12-18-0-44-31.jpg

技術スタックは Astro + Tailwind CSS を採用。
GitHub Actions で定期実行(Cron)し、常に最新の天気とニュースが載ったHTMLを生成し続けます。

構成図はこんな感じです。

完成!オリジナル天気・ニュース時計

APIの取得実装やレイアウト調整、CI/CDの失敗など、幾多の困難を乗り越え……ついに完成しました!

これが、 世界に一つだけの「reTerminal E1002専用ダッシュボード」 です。

天気・ニュース情報表示アプリ
R0000433.JPG 

実際にホスティングしているWebアプリのURLはこちらです。
(PCで見てもただの静的ページですが、よかったらアクセスしてみてください)

ちなみに表示している天気は、北海道 帯広市 になります。
ニュースも北海道御当地記事(STVニュース北海道)になります。
ご注意ください。

ソースコードも公開しておきます。
北海道 以外の天気・ニュースを表示したい人はコード改修してご自身の環境で公開をしてください。

まとめ

大陸から無事に届いた reTerminal E1002、想像以上に遊べるデバイスでした。
「電子ペーパー触ってみたいけど、白黒じゃ物足りない」「Arduinoは難しいけどWeb技術なら…」という方にはドンピシャな製品です。

気になった方は、ぜひ購入して遊んでみてください!(在庫があるうちに!)

この記事が少しでも参考になった方は、Qiitaの「いいね」や「ストック」をしていただけると、来年のAdvent Calendarへのモチベーションになります。
それでは、よい年末年始をお過ごしください!

明日は @nanana1227 さんです。楽しみにしています!

  1. おそらくWebページのときは、サーバーでWebページをスクリーンショットして端末へ反映 をしていると思う。

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