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Java 入出力と例外

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・入出力とは

 多くのプログラムは、そのプログラム単体で完結することが少なく、多くの場合は、データをプログラムの外から受け取り、そのデータを処理した結果をプログラムの外に出力する。さらに外部とのやりとりでは、プログラムが想定しないデータが入力されたり、そもそもデータが見つからないことがあります。これらの場合は例外として対応します。

・ファイルアクセスと例外

・ファイル書き込みの方法
  ファイル書き込みのためにまず、ファイルを読み込む必要があります。そのために使われるメソッドは`Path.of`メソッドである。使い方としては引数に作りたいファイルのファイル名を指定します。ここに指定したファイル名のファイルがJavaのフォルダに作成されます。

  次にファイルを書き込みしていきます。ファイル書き込みは`Files.writeString()`を使います。このメソッドは、ファイルに文字列を保存するメソッドです。引数の1番目にどのファイルに保存するか(Path.ofで設定する)、引数の2番目に書き込む文字列を設定します。 例:`Files.writeString(Path.of("OutPut.text"), "こんにちは、あるいはこんばんは")`
・ファイル読み込みの方法
 次にファイル読み込みの方法について述べていきます。ファイルの読み込みは同じく`Path.of`メソッドを使い、テキストの場所、名前を読み込みます。次に`Files.readString()`メソッドを使い文字列を読むことができます。 例:`Files.readString(Path.of("OutPut.text"))`
・ファイル操作に関するメソッドの例
メソッド名 説明
String readString(Path) ファイルを文字列として読み込む
Path writeString(Path, String) ファイルに文字列を書き込む
long size(Path) ファイルサイズを得る
FileTime getLastModifiedTime(Path) 最終更新日時を得る
boolean exists(Path) ファイルがあるかどうかを確認する
boolean isDirectory(Path) フォルダかどうか確認する
Stream list(Path) ファイル一覧を得る

・例外処理

   例外は、プログラムを動かしたがうまく動かなかった状態のことをいいます。そしてそれをthrowsで例外を押し付けたり、tryで例外に対処することを例外処理といいます。
・throws
   throwsは上の通り、例外を押し付けるものである。
throws.java
    void ThrowingException() throws 例外クラス名 {
      //処理
}
・try文、catch文、finally文
   try文、catch文は例外が起こった時にする処理を書くものである。try文では例外が起こらなかったときの処理を書いて、catch文では例外が起こったときの処理を書く。finally文は、例外が起きても起きなくても絶対にしたい処理を書く。
tryCatch.java
      void ThrowingException() throws 例外クラス名 {
                try {
        //例外が起きなかったときにしたい処理を書く
                } catch {
        //例外が起きた時の処理を書く
                } finally {
        //例外が起きても起きなくてもしたい処理を書く
    }
}
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