はじめに
Unity 6.3 からパッケージ管理(UPM)まわりが更新され、Unity Editor 上で UPM パッケージを作成できる 「Create package」ボタン が追加されました。
本記事では、この機能を実際に試して分かったことをまとめます。
環境
Unity 6000.3.3f1
Windows 11
UPMパッケージの作成
生成が完了するとパッケージマネージャーにカスタムパッケージとして追加されます。

生成されたパッケージは、プロジェクトのPackagesフォルダ内に生成されます。
<Unity Project>
├── Assets
├── Packages
│ ├── <生成したUPMパッケージ>
│ ├── manifest.json
│ └── packages-lock.json
├── ProjectSettings
Unity Editor の Project ウィンドウでも Packages 配下に表示されます
参考 : https://docs.unity3d.com/6000.3/Documentation/Manual/cus-create.html
生成されたUPMパッケージの中身
生成されたテンプレートをもとに、作成したいUPMパッケージを作成します。
| ファイルまたはフォルダ | 説明 |
|---|---|
| package.json | パッケージマニフェスト |
| README.md | 開発者向けパッケージドキュメント |
| CHANGELOG.md | パッケージの変更履歴 |
| Third Party Notices.md | サードパーティコードの法的情報 |
| Editor/ | Unity エディター用のアセット |
| Runtime/ | 実行時に使用されるスクリプトやライブラリ |
| Tests/ | パッケージのテストコード |
| Samples/ | サンプルアセット |
| Documentation/ | パッケージのドキュメント |
引用 : https://docs.unity3d.com/6000.3/Documentation/Manual/cus-layout.html
テクニカルネームの変更
Create package で生成したパッケージは、テクニカルネーム(正式名称)が
com.<メールアドレス>.<パッケージ名>
という形式になります。
この メールアドレス部分は作成時に変更できず、必ず Unity アカウントのメールアドレスが使われます。
組織名などに変更したい場合は、以下を手動で修正する必要があります。
- Packagesフォルダ内の作成したパッケージのフォルダ名
- packages-lock.json内の作成したパッケージの参照名
- パッケージマニフェストファイルのpackage.jsonの name (GUIでも編集可)
- アセンブリ定義の名前
- 生成されたソースのnamespace名
参考 : https://docs.unity3d.com/6000.3/Documentation/Manual/cus-naming.html
パッケージマニフェストの編集
作成したUPMパッケージのパッケージマニフェストをUnity Editor上である程度の編集可能です。
- パッケージマネージャーで、作成したUPMパッケージを選択する
- 詳細パネルの
Manageからメニューを開く -
Edit Manifestを選択する
インスペクターからマニフェストの編集が行えます。
また、Manage -> Edit Manifest Externally を選ぶと JSON を直接編集できます。
Manage -> 削除 でパッケージ自体を削除できます。
参考 : https://docs.unity3d.com/6000.3/Documentation/Manual/cus-edit-manifest.html
署名付きパッケージの出力
Unity 6.3の新機能として、署名付きパッケージの作成ができます。
- パッケージマネージャーで、作成したUPMパッケージを選択する
- 詳細パネルの
エクスポートを選択する - Export Packageが開く
- 署名する組織を選択する
-
エクスポートで、.tgz形式でパッケージが出力される
参考 : https://docs.unity3d.com/6000.3/Documentation/Manual/cus-export.html
パッケージをAsset内に移動する
作成したUPMパッケージは、最初Packagesフォルダに作成されますが、これをAssetsに移動させたいとき、Unity Editor上で、移動したいパッケージをPackagesからAssetsにドラッグアンドドロップするとパッケージが移動します。
すぐに反映されない場合は Ctrl + Rなどで更新してください。
既存のUnityパッケージをカスタムパッケージにする
既存のUnityのパッケージをカスタムパッケージとして、Packagesフォルダに設置することができます。
- パッケージマネージャーで、該当のパッケージを選択する
- 詳細パネルの
Manage -> Customizeを選択する
選択したパッケージがカスタムパッケージになります。









