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Power Virtual Agetns と Power Automate で神経衰弱ゲームを作る②

Last updated at Posted at 2022-02-02

#はじめに

Teams版のPower Virtual AgetnsとPower Automateを利用して、作成した神経衰弱ゲームの解説その2になります。
「その1(初期処理)はこちら」

#トピック「ループA」

今回は神経衰弱の各ターンとなるトピックA、およびトピックBについて説明します。

image.png

全体図

image.png

image.png

トピックAでは、

①呼び出し元からのパラメータを取得
②1枚目のカードを質問する
③カードをめくる処理(Power Automate)実行後、1枚目をめくった後の場のカードを表示
④2枚目のカードを質問する
⑤カードをめくる処理(Power Automate)実行後、2枚目をめくった後の場のカードを表示
⑥当たり/ハズレとそれを加味した場のカードを表示
⑦トピックBをへリダイレクト(呼び出す)

##①呼び出し元からのパラメータを取得

初期処理やトピックBから引き継ぐパラメータを設定します。
・ランダムな数字配列
・場のカード

別のトピックから受け取る変数は、「質問」で定義し、[他のトピックから値を受け取ります]をONにします。
これらパラメータ受け取りとなる「質問」は、実際のチャットボット動作時にはスキップされます。(ボットから問い合わせにはなりません)

image.png

1枚目にめくるカードを質問します

image.png

質問の回答が "はじめから" の場合には、前回作成した初期化トピックに戻ります。
上記以外の値の場合にはPower Automateのフローを呼び出します。(フローは次回説明します) 

image.png

フローからの戻り値である場のカードを表示します。

image.png

2枚目にめくるカードの処理も1枚目と同様です。

image.png

フローの戻り値である、当たり(1枚目と2枚目が一致)またはハズレ(不一致)を表示し、
その結果の場のカードを表示します。

image.png

最後にフローBを呼び出して完了です。フローBの内容はフローAと同じため、フローBへ渡す引数は、
・ランダムな数字配列
・場のカード
になります。

image.png

#トピック「ループB」

トピックBは、トピックAとほぼ同じ内容のため、トピックAをコピーして作成すると楽だと思います。

image.png

最後に呼び出すのはトピックは、トピックAにしてください。

image.png

#おわり
次回はいよいよ、神経衰弱ゲームの核となる神経衰弱フローを作成します。

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