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Windows11をシステム要件を満たさないPCへインストール

Last updated at Posted at 2021-10-10

個人的なメモです。

を読んで、理解して、Windows11をシステム要件を満たさないPCへインストールする実験をしてみた。

PC正常性チェック

 WindowsPCHealthCheckSetup.msiをインストールし、PC正常性チェックを行うと、

このPCは現在、Windows11システム要件を満たしていません

  • PCはセキュアブートをサポートしている必要があります。
  • TPM2.0がこのPCでサポートされ、有効になっている必要があります。
    TPM TPM1.2
  • プロセッサは現在、windows11でサポートされていません。
    プロセッサ:Intel Core i3-4000M cpu @ 2.40GHz

のように表示された。CPUは第4世代で、メモリは4GBです。

セキュアブートへの対応

 UEFIモードに対応しているので、上記を参考に、MBR2GPT.EXE を使って、ディスク上のデータを削除せずに、ディスクをマスターブートレコード(MBR)からGUIDパーティションテーブル(GPT)パーティションスタイルに変換した。

 コマンド プロンプトで

MBR2GPT /convert /allowFullOS

オプションについて

  • /convert ディスクの検証を実行し、すべての検証テストが成功した場合に、変換を実行する。
  • /disk:<diskNumber> GPT に変換するディスクのディスク番号を指定。 指定されていない場合には、システムディスクを変換する。
  • /allowFullOS Windows環境の実行中に、ディスクの変換を有効にする。

 その後、BIOSでUEFIモードで起動するように変更した。

TPMとCPUへの対応

 TPMはTPM1.2だったので、上記を参考に、次の様にレジストリキーの値を作成して、TPMとCPUのチェックをバイパスした。

 レジストリ エディターで、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\MoSetupに、AllowUpgradesWithUnsupportedTPMOrCPU キーを作成する。
AllowUpgradesWithUnsupportedTPMOrCPU キーに REG_DWORD を作成し、値を 1 にする。

 これで、システム要件を満たさないPCで、Windows10 21H1 から Windows11 へアップデートすることができた。

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