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Kaigi on Rails 2025 参加レポート ― 技術力!コミュニティ!進路!

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Last updated at Posted at 2025-10-09

Kaigi on Rails2025に参加して

はじめに

 都内のベンチャーでWeb系のインターンをしている高専4年生です.普段は地方に住んでおり,リモートで勤務しています.専門分野は電気電子と通信です.このイベントの2日前まで修学旅行でベトナムに,帰ってきた次の日に東京でインターン先に初出社をかましていました.結構アクティブな方だと思います.

 今回は,ピクシブ株式会社様よりKaigi on Rails2025という国内でも有数のRailsのテックカンファレンスにご招待いただいたので,それに参加した感想などをまとめます.

 私自身,進学と就職に関して迷いがあり,第一線で活躍されているエンジニアの方々からお話を伺い,自身のキャリアを考える機会にしたいという思いもありました.

 RubyやRailsに関しては全くの初心者で,場違いなのではという不安もありましたが,Web系全般の概念であったり,CI/CDや並列化に関する実践的なtipsを得られ,専門分野を超えて多くのことを学べる,非常に実りのあるイベントとなりました.参加者の皆さんの技術力やコミュニティの広さに驚き,それだけではなく,進路に関しても大きな選択となる出会いがあり,非常に良い機会となりました.

印象に残ったセッション

初心者が参加して印象に残ったトークについて書きます.

2分台で1500examples完走!爆速CIを支える環境構築術

 CIは,サービスの品質を担う砦であり,迅速なリリースに不可欠な要素です.また,PRやmergeの度に走るため,一部開発体験を左右するものでもあります.私は就活において開発体験を非常に重要視しているので,大変興味深い話でした.

これはオチが面白かったです.

 ネタバレをしてしまうと,様々な並列化や高速化を取り入れても,高速化の本質はそれだけではなく,もっと大きな視点で見るとマシンスペックを上げるなどの物理的な解法も存在するという事例でした.

 これは私も大事だと思っていて,高専プロコンでアルゴリズムやヒューリスティックの改善を考えていますが,結局限られたマシンスペックの上では上限が決まってしまっていると感じています.そこで,昨年から研究費で高性能なPCを導入しました💸💸💸

「結局マシンパワーこそすべてだ!!」という話ではなく,様々な創意工夫をした後に根本的解決策をビジネスとしてマネタイズできるようなことを考えるという非常に勉強になるセッションだったと感じます.同等のスペックをクラウドで用意しようとするとコストがかかりすぎてしまうので,自作PCをするという発想の柔軟さも大事だったと思います.イベント全体的に,技術よりの話題だけではなく,このようなビジネスよりの視点の話題も多く,飽きることなく楽しむこともできました.

社員の方とランチ/ディナー

 ランチでは,社員さん3人とご一緒させていただきました.CTOの方が高専出身ということで進路相談をしたり,社員さんとは技術的な話をしていました.後者はあんまりついていけなかった感じが否めないです......
 イベント終了後は居酒屋で打ち上げに行きました.普段みなさんがどのような気持ちで仕事に臨んでいるかや,やりがいを伺って大変刺激をうけました.エンジニアの方とこうやって密に会話をする機会が少ないので,いろんなことを聞かせていただきました.「大変だった案件」を質問したのですが,この会社ならではの特別な話を聞くことができ,学生支援で来てよかったと思いました.

懇親会・交流

 トークセッションのあとは東京国際フォーラムでディナーと懇親会がありました.
 インターン先の学生支援で来ている筑波大学の学生の方や,新潟からいらした高専3年生の方などと話したり,オーガナイザーの大倉さんからご紹介いただいたコミッターやスピーカーの方と交流をさせていただきました.驚いたのは,トップレベルの技術力を誇る参加者の皆さんのコミュニティの広さで,「hogehogeのことだったら○○さんのところに行ってみよう!」のように,聞きたいことや知りたいことをリクエストすると,次々と適任のエンジニアの方を紹介してくださり,非常に濃い時間を過ごすことができました.技術的な話題についていくのに精一杯でしたが,みなさん我々のレベルに合わせてくださり,非常に楽しかったです.
 印象的だったセッションの話題になり,まさかのスピーカー本人様までつながることもできました.一緒に同行していた同じく学生支援のKさんと設計の話になり,大場さんとお話しすることもできました.私は大場さんとは別会場のセッションを聞いていたので,あまり内容自体は把握できていなかったのですが,Kさんが開発でPMをすることが多く,そこで「設計ができる人」と「設計ができない人」との認識の乖離を指摘し,セッションよりもさらに現場らしい意見を聞くことができたのではないかと思います.Kさん以外にも,他社の方もその場にいらっしゃり,お酒を交えて意見交換がなされ,本当に生の声を聴くことができたのかなと感じました.若手の方は若手の方なりに悩んでいるし,マネージャーはマネージャーで大変だなというのを感じていました.懇親会ではこのような,セッションでのプレゼンよりもラフに意見交換ができるというのも大きなメリットかなと感じました.
大場さんのセッション:Railsによる人工的「設計」入門
(私は未成年なのでもちろん飲んでないです!!)

 私が聴講していた側のセッションはGraphQL×Railsアプリのデータベース負荷分散 - 月間3,000万人利用サービスを無停止で というものでした.こちらはスピーカーの方と直接話す機会は得られず,残念...... セッション中に出てきた「達人に学ぶDB設計徹底指南書」という本は私もインターンでメンターにお勧めされて買ったものでぜひまたの機会にお話しできればと思います.

 このイベントでは,「わいわい部屋」というセッション会場とはべつで参加者が休憩や交流できるスペースがあったのですが,そこでも交流をすることができました.私は趣味で自作キーボードをかじっているのですが,わいわい部屋で使っていたら同じく自作キーボードをしている方が話しかけてくださって,そこでも盛り上がりました.

 印象に残っているのは,アメリカから来たという外国人の方で,Kaigi on Railsに参加するのは初めてだそうでした.たくさんキーボードを作っておられました.イベント初参加ということで,親近感を覚え,英語も交えて話していました.あとから知ったのですが,実は「初参加」というのはKaigi on Railsが初めてというだけで,RubyKaigiなどのビッグイベントでも登壇したり,何なら今回も登壇者のAndré Arkoさんでした......最初は気さくな外国人だと思ってしまいました.無知とは恐ろしいものです.

今後の展望

 今回,トークセッション以外にも様々な企業からの出展があり,そこでも交流することができました.将来どうするかという漠然とした悩みがあり迷っていたのですが,このイベントのお陰で自分の将来の指針が大きく定まったような気がする出会いがありました.
 普通にブースをまわってすべての企業を見せていただいたのですが,自分がこれまでやってきたことと,これからも活かしていきたい能力が役に立つ会社(分野)を見つけることができました.この出会いを無駄にしてはいけないと思い,すべてのブースを見終わった後,トークセッションに戻ったのですが,もう一度その企業ブースへ行きました.20分ほど個人的に仕事のことや選考について伺い,名刺交換をすることができたのが今回のイベントでも大きな収穫の1つになったのではと思います.
 この出会いで,進路に関して1つ目標ができたのでこれからはそれに向かって頑張ろうという気持ちになりました.

まとめ

 今回,このイベントを通じてたくさんの魅力的な出会いをさせていただくことができました.今日のサービスが存在するのは,我々いちユーザーからは見えないエンジニアの方々のたゆまぬ努力と創意工夫によって成り立っていることを強く実感でき,自分も将来そのような一員になりたいと思う良い機会となりました.授業で開発した支援学校向けの学習アプリ,Railsに移行しようかなと思い始めました.

 余談ですが,イベントは夏休み最終日の前日で,2日前までベトナムに修学旅行で行っていたのですが,その疲れも吹っ飛ぶほどの感動をいただくことができ,非常に刺激を受け,モチベーションになりました!ぜひまた参加したいのと,次は学校の人を連れてみんなで参加出来たらと思います!

謝辞

最後になりましたが,ピクシブ株式会社様から本イベントに参加する機会をいただいたことと,今回の出会いに感謝します。ありがとうございました!!

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