背景
研究で忙しい大学生にとって, 食事の時間でさえ勿体無く感じてしまう.
自炊する時間など到底ない.
365日外食をする貧乏大学生にとって, お財布に優しいサイゼリヤは非常にお世話になっている.
しかし, お財布に優しいサイゼリヤは, 時間には優しくない.
食事をするだけなら, 時間にも優しいが, 間違い探しに時間を取られてしまう.
そこで, 本提案システムを使用することにより, 間違い探しにかかる時間を短縮し, 人々の生活を豊かにすることを目的とする.
既存の手法
河本の研究[1] ではOpenCVを使い, 左面と右面の違う部分を色の差分から間違いを見つけている.
しかし, この手法は, 誤認識が3つあった上に, 食事待ちの時間に解答することができないことがわかる.
ぱそきいろの研究[2] では Python と OpenCV を用いて左右の画像の差分から間違いを見つけている.
しかし, こちらも, 正解が6/10であり, 食事待ちの時間に解答することができないことがわかる.
日本一ヒマな大学生の研究[3] では, 重ね合わせを用いて, 間違いを見つけている.
こちらは, スマホアプリを使用し, 食事待ちの時間に解答できるスピード感はあるが, 色の違いが見つけることができないという欠点がある.
以上の3つの手法より, 要件を以下のように設定する.
- 注文してから食事がくるまでの時間に解答できるスピード感.
- 確実に10個の間違いを見つける.
提案システム
事前準備
まず, 本提案システムを使用するにあたって, 事前にInstagramのアカウントを登録および, アプリケーションのダウンロードが必要である.
写真撮影
注文してすぐに間違い探しの2枚を写真撮影をする.
iPhoneの場合はスクエアで撮影すると良い.
以下の図のように撮影した画像をうまくトリミングする.
(デバイスによっては回転しちゃってます. ごめんなさい. )
(デバイスによっては回転しちゃってます. ごめんなさい. )
ストーリーズにアップ
先ほどの2枚の写真をストーリーズにアップします.
以下の図のようになります.
次へと戻るの連打
ストーリーズには次へと戻るの機能があります.
画像の右側を押すと次へに, 画像の左側を押すと戻るになります.
以下のように1枚目の右側をクリックし, 2枚目に移ります.
以下のように2枚目の左側をクリックし, 1枚目に戻ります.
それを繰り返す.
コードで書くとこんな感じです.
while(1) {
if(1枚目) {
右側を押す;
} else {
左側を押す;
}
}
見つける
連打しながら間違いを見つけます.
実装
結論
Instagramという誰もが使っているアプリケーションで, 素早く正確に間違いを探すことができた.
本提案システムを用いることで, 人々の生活が豊かになると言える.
謝辞
本研究を通じ、懇切丁寧な御指導、御鞭撻、及び多くの御支援を及び多くの御支援を賜りました, サイゼリヤ 文京区役所前店に深く感謝致します. また常に多くの御助言並びに御助力を頂きました, Team サイゼリヤ先輩方, よき同僚として御協力いただいた同輩諸氏に御礼申し上げます.
参考文献
[1] http://kawalabo.blogspot.com/2014/11/blog-post.html
[2] https://qiita.com/takacpu55/items/88e2e2fceb4e9fa22c91
[3] https://www.pororoca-egg.com/entry/saizeriya_matigaisagashi