概要
UiPathのプロジェクトファイルを複数人で見る時、
通常ではアクティビティを一意に表現する方法がない。
- 「〇〇の次に来るループの~」
- 「××に代入してるとこのさ、いやそっちじゃなくて2回目のほう」
- 「最後の方の分岐のとこさ~」
純粋なコードであれば何行目、での会話が可能だが
UiPathでは上記のような会話になってしまう。
そこで、アクティビティの表示名に連番を付与しておくことで
「153番のとこ間違ってない?」という会話ができる。
番号がわかっていればUiPathStudio上の検索で、
一発で目的のアクティビティにジャンプすることも可能となる。
アクティビティ表示名のブレ
アクティビティの表示名はデフォルトだと下図のようになる。
このアクティビティ名はパッと見で目につく割に、不要な情報だけになってしまう場合が多い。
(「条件分岐」なのは見ればわかる…という感じ)
なので人によってはデフォルトのままだったり、大事なとこだけ書き換えてみたり、
あるいはものすごく丁寧に記入する人もいるかも知れない。
ポイント
アクティビティに連番を付与するということはつまりこういうことになる。
- リファクタリング等で常に変化するものである
- よって、公式なドキュメントなどに番号を記載してはいけない
- 変化に対応できるようにワンタッチでなければならない。手動での記入はナンセンス
解決してみる
ワンタッチで連番を付与するアプリを作成した。
今回はElectronで実装したが、xamlファイルを正規表現で書き換えるだけなので何でも良い。
UiPathで実装するのもメタ的で面白いかもしれない。
ファイル名を指定すると対象ファイルのみ、フォルダを指定した場合は配下の全xamlファイルが対象となる。
一応除去するボタンで元の状態に戻すこともできるが、今のところ出番はない。
ついでにアクティビティの種類も自動で記入するようにした。
実行結果
書式は [xxxx] 元の表示名 : Type としている。
もしアクティビティの追加や削除が発生した場合はもう一度付与を実行するだけで、
新たに連番を振り直してくれる。
同時に、Typeを自動追記にしたことでアクティビティ名自体には WHAT を手で書く必要がなくなった。
有益な HOW だけを書くようにすると以下のようになる。
これでアクティビティを一意に判別し、かつ有益な情報を持たせることが可能になった。