はじめに
こんにちは、情報系の大学生です。
普段はセキュリティの研究をしていますが、最新のAI開発環境 Google Antigravity の実力を試したくて、週末を使ってWebアプリを開発してみました。
結論から言うと、手書きのコードは0行です。
すべて AIエージェント(Claude Opus / Gemini)への指示出し(プロンプトエンジニアリング) だけで完結しました。
この記事では、作成したアプリの構成と、AIエージェントを活用した開発フローの概要を共有します。
※補足:
「0行コーディング」は、設計・判断・レビューが不要という意味ではありません。
むしろ人間側には「何を作るか」「何が壊れているか」を正確に言語化する能力が強く求められました。
作ったもの:AI英語学習アプリ「FluentLog」
ユーザーが入力した英語日記を、AIがリアルタイムで添削・採点してくれるアプリです。
👉 デモアプリはこちら (Vercel):
https://fluentlog.vercel.app/
(Googleアカウントでログインして試せます)
主な機能
- Google認証:Firebase Authによるログイン
- AI添削:Google Gemini 3.0 Flash APIを使用
- スコアリング:ネイティブ度を0–100で採点し、Rechartsでグラフ化
- データ保存:Firestoreへの履歴保存
技術スタック
AIに指示して構築させた環境は以下の通りです。
- Frontend:Next.js(App Router), Tailwind CSS
- Backend:Firebase(Authentication, Firestore)
- AI:Google Gemini 3.0 Flash
- Deploy:Vercel
開発フロー(Agentic Workflow)
今回は「コードを書く」のではなく、「AIエージェントを指揮する」 というスタイルで開発しました。
1. 要件定義(Gemini)
作りたいアプリの概要を日本語で伝え、
詳細な PRD(要件定義書)を英語で生成 させる。
2. 実装(Antigravity)
- PRDをAntigravityに渡し、実装計画を立てさせる
-
npm installやfirebase initなどのコマンド操作もエージェントに任せる
3. デバッグ
- エラーが出たら、エラー画面のスクショをAntigravityに貼り付け
- 「Fix it」と指示して修正させる
苦労した点と解決策
1. Firebaseの設定
初学者が最もつまずきやすい Firebase の APIキー設定やドメイン許可設定。
これも AI に 「.env の枠を作って」 と指示することで、
スムーズに環境変数を管理できました。
2. 本番環境(Vercel)でのエラー
「ローカルでは動くのに、デプロイすると動かない」問題。
原因は Vercel の Environment Variables に設定が足りない ことでしたが、
これも AI が特定し、そのまま解決まで導いてくれました。
まとめ
Google Antigravity と Gemini 3.0 を組み合わせることで、
「作りたい」という熱量さえあれば、技術的な詳細をAIに任せて形にできる
ということが確認できました。
エンジニアの役割は「コーディング」から
「オーケストレーション(指示・管理)」 にシフトしている。
そう実感した週末でした。
📢 詳しい開発ログについて
今回使用した
- Antigravityへの指示プロンプト(PRD全文)
- 詳細なFirebase / Vercelの設定手順
については、長くなるため Note にまとめました。
「自分も同じようにAIでアプリを作ってみたい」という方は、
ぜひこちらも参考にしてみてください。
👉 https://note.com/quirky_canna2092/n/n5ceba3923ed7?sub_rt=share_sb




