エラーに対する対処
エラー対処方法のメモ書きです。
Nginxはアップロードできるファイルサイズがデフォルトで定められているので、その変更方法とdocker-composeを使っているが故にありがちなミスを書き記しておきたいと思います。
client_max_body_size
まず、Nginxのアップロード可能なファイルサイズ上限は**client_max_body_size**で指定することができます。(デフォルト上限は1MB)デフォルト上限を超えるとエラーになるので、アップロード上限を指定しておくと後が楽になるでしょう。
default.conf
server { #またはhttp{}
#5MBにアップロード上限を指定
client_max_body_size 5M
}
docker-composeでよくあるエラー
前述したclient_max_body_sizeを.confファイルに指定したのにもかかわらず、
コンテナ内に反映されず、ファイルアップロード上限のままになっていることがあります。
この場合、.confファイルをコンテナ内に永続化できていないので、docker-compose.ymlでvolumeしましょう。
また、後で.confファイルを追加する際にいちいちファイルを指定するのも面倒くさいので、conf.dを作成して.confファイルの管理を容易にしておきましょう。
#Nginxのコンテナにconf.dを作成(.confファイルはconf.dに入れておく)
mkdir nginx-container/conf.d
# --- docker-compose.yml ---
nginx:
volumes:
- nginx-container/conf.d:/etc/nginx/conf.d
# --- ---