昨年 iPhone6 に機種変更してそれ以前に使用していた iPhone4S はアプリのテスト用兼 IC レコーダとして使用していました。ほぼ毎日Macに接続して iTunes で同期していましたが、先日この同期に失敗して30GB以上あった音楽データが無効なデータになってしまいました。こうなったとき本来は、コンテンツと設定を消去するなり工場出荷状態に復元するのですが、機種変更した後なのでSIMカードは入っているもののアクティベートできない可能性があり、おいそれとはできません。そこで、こういった不要データを削除するようなユーティリティソフトを探してみました。AppStore で探すとMacにインストールして使う「Wondershare TunesGo」というのが使えそうだったのですが、ダウンロードして動かして見ると、iPhoneを接続すると落ちてしまいました。
そこで、Web で検索をして今回購入した 「PhoneClean2」を見つけました。
早速ダウンロードしてインストールしてみました。
アプリを立ち上げるとiPhoenの接続を促す画面となり接続すると次のような初期画面になります。ここで、左端のクイッククリーンを最初に実行しましたが、これはどちらかというと一時ファイルで使われなくなったものを削除する程度のものでした。
次のディープクリーンはどうやら携帯を下取りしたりするときにデータを完全消去するためのメニューのようです。
そして3番目のツールボックスをクリックすると、なんとライセンスコード入力を要求されます。どうやらこの機能は有償のようです。でもどうやらこれが正解のようです。
そこで、購入手続きをして( ¥2,999) ライセンスキーを入力すると次の画面になります。
ここでメディアクリーンを選択すると、本来はここに音源ファイルが出て来るはずなのですが、何もないと言われてしまいます。
そこで、メディア修復を選択すると、しばらくiPhoneの中身をスキャンして次のような画面になります。
音源のファイルらしきもののリストが表示されます。
これを全部選択して下の「修復」というボタンをクリックすると修復してくれそうです。
しかし、そのようにしても「しばらくお待ち下さい」で延々と待たされます。
そこで、これをストップして、1つだけ選択して「修復」してみました。
すると、なんかやっているみたいですが、やはり「しばらくお待ちください」状態がつづきます。仕方なくストップして一旦アプリを終了して立ち上げ直し、また上記の画面まで持ってくると確かにチェックしたファイルが無くなっています。
どうやらなんかしてくれているようですが、終わらないのはおかしい。
そこで1つ気づきました。
iPhone の設定消去をしたので、SIMがロックされています。そこで一旦iPhone をとりはず時再起動してSIMロックを解除しました。
その後接続すると、今度は選択したファイルを処理して、また再度iPhone をスキャンしてリストを更新してくれました。
複数のファイルを選択してもちゃんと動作します。
ただし、全部を選択しての一気通貫はやはりファイル数が多く時間がかかりそうなので、少し筒ヒマを見て続けましょう。
なんとかなりそうです。
この手のソフトウェアは直接iPhone のファイルシステムをいじくるためたぶんApple は推奨していないのでしょうがとても助かります。
ちなみに「ツールボックス」の画面で下の方には「システムクリーン」とか「アプリシュリンク」という項目がありますが、こちらは「脱獄必須」とあり「JailBreak」が前提のようです。