概要
カラーフォーマットを RGB に変えてカスタム出力から適切な(=アルファチャンネルを扱える)コンテナとコーデックを選ぶと透過付き動画が出力できます。
カラーフォーマットを変える
設定 > 詳細設定 > カラーフォーマット より、 RGB を選択します。
適切なコンテナとコーデックを選択する
アルファチャンネル対応の動画コンテナフォーマットとしてはMatroska、QuickTime、WebM、AVIなどがありますが、私がざっくり色々試したところVP9のエンコードがうまく行かなかったので、Matroska、QuickTime、AVIなどを使うと良いと思います。
映像エンコーダとしてはpng、ayuv、dpx、v408などの書き出しが可能であることを確認しましたが、この中では動画サイズの観点でpngが最も軽量(他と比較して約10分の1程度)です。
以上を踏まえた上での設定例です。画像のような詳細なエンコード設定をするには出力モードで「詳細」、種別で「カスタム出力(FFmpeg)」を選択してください。
組み合わせ例
コンテナフォーマット | 映像エンコーダ | 備考 |
---|---|---|
matroska | png | 比較的軽量です。品質が気になる場合は他の組合わせを試すと良いかもしれません。 |
matroska | ayuv | Windows標準のプレイヤーで再生可能です。 |
avi | ayuv | 同上 |
mov | v408 |