【73日目】
トピック 8:SAPS/4HANAの製造指図(5/15)
≪問題73≫
製品バージョンの有効性と整合性を維持するには、どの要件を満たす必要がありますか。
(3つ選択)
□割当済の作業手順および部品表/配合表(BOM)が有効期間全体で有効であること。
□製品バージョンのロットサイズ範囲が割当済の作業手順のロットサイズ範囲内であること。
□作業手順または部品表/配合表(BOM)に対して削除フラグが設定されていないこと。
□割当済の作業手順がレート作業手順であること。
□割当済の作業手順に代替順序がないこと。
≪解答≫
■割当済の作業手順および部品表/配合表(BOM)が有効期間全体で有効であること。
■製品バージョンのロットサイズ範囲が割当済の作業手順のロットサイズ範囲内であること。
■作業手順または部品表/配合表(BOM)に対して削除フラグが設定されていないこと。
□割当済の作業手順がレート作業手順であること。
□割当済の作業手順に代替順序がないこと。
≪解説≫
◆製造バージョンの整合性を確保するためには、以下の要件を満たす必要があります。
(1)製造バージョンのロットサイズ範囲が、割り当てられた作業手順およびBOMのロットサイズ範囲内であること。
(2)割り当てられた作業手順およびBOMが、製造バージョンの有効期間全体で有効であること。
(3)割り当てられた作業手順およびBOMに削除フラグが設定されていないこと。
◆製造バージョンの整合性チェック機能を使用すると、製造バージョンのデータが作業手順のデータおよびそれに割り当てられているBOMのデータと整合しているかどうかを確認することができます。確認中に不整合が検出された場合、確認結果のログにエラーまたは警告メッセージが表示されます。また、確認結果は製造バージョンのチェックステータスとして更新されます。