【9日目】
トピック1:企業構造とマスタデータ(9/11)
≪問題9≫
購買組織の定義にあたって考慮が必要なことは何ですか。
(2つ選択)
□購買組織ごとに独自の購買グループを持つこと。
□購買組織ごとに独自の品目マスタデータを持つこと。
□購買組織ごとに独自の仕入先マスタデータを持つこと。
□購買組織ごとに独自の購買情報を持つこと。
≪解答≫
□購買組織ごとに独自の購買グループを持つこと。
□購買組織ごとに独自の品目マスタデータを持つこと。
■購買組織ごとに独自の仕入先マスタデータを持つこと。
■購買組織ごとに独自の購買情報を持つこと。
≪解説≫
◆購買組織とは、企業の購買要件に応じて細分化されるロジスティクス内の組織単位でございます。購買組織は、品目やサービスの調達および仕入先との購買条件の交渉を担当し、これらの取引に関する責任を負います。
◆購買グループは、特定の購買活動に関する責任を持つ購買担当者または購買担当グループを表しますが、購買組織やプラントなどの組織単位に割り当てられることはございません。購買グループは、プラントレベルで個々の品目に割り当てられます。
◆仕入先マスタデータは、一般データ(クライアントレベル)、会計データ(会社コードレベル)、購買データ(購買組織レベル)で構成されます。
◆購買情報データは、クライアントレベルの一般データと購買組織固有のデータに分類されます。
◆品目マスタデータは、さまざまな組織レベルで管理されていますが、購買管理データはプラントレベルで管理されており、購買組織レベルでは管理されておりません。