【12日目】
トピック2:供給元(1/8)
≪問題12≫
購買発注を登録する必要があります。品目と仕入先の購買情報はあります。購買情報から価格を決定するためにシステムではどのようなロジックが使用されますか。
(2つ選択)
□利用可能な場合は、有効なプラント別価格が常に提案される。
□利用可能な場合は、前回の購買発注から価格が常に提案される。
□有効な条件がない場合、前回の購買発注(利用可能な場合)から価格を提案できる。
□利用可能な場合は、購買組織レベルで保存された価格が常に提案される。
≪解答≫
■利用可能な場合は、有効なプラント別価格が常に提案される。
□利用可能な場合は、前回の購買発注から価格が常に提案される。
■有効な条件がない場合、前回の購買発注(利用可能な場合)から価格を提案できる。
□利用可能な場合は、購買組織レベルで保存された価格が常に提案される。
≪解説≫
◆購買伝票を登録する際に、システムは調達対象品目の価格を検索いたします。検索は常に「具体的なもの」から「一般的なもの」へと行われます。手順は以下の通りです。
(1)購買発注の登録時に、購買組織レベルやプラントレベルで仕入先と品目の組合せの購買情報が検索されます。
(2)購買組織やプラントの組合せの具体的なデータがない場合、購買組織レベルで検索されます。
(3)このレベルでもデータがない場合、価格を手動で入力する必要があります。
◆購買情報がある場合、価格決定時に有効な条件が優先されます。購買情報に条件がない場合や無効な条件しかない場合は、購買情報の前回の購買伝票番号が読み込まれ、その伝票の価格が提示されます。この方法で設定された価格は初期値となりますが、必要に応じて変更することが可能です。